ヤマメ発眼卵の埋設

今年も再び発眼卵の放流に挑戦。
ここ数年、入手タイミングを逃していてチャレンジ出来ず、ストレスもたまっていたのだが、
急遽、師匠から「卵が12月初めに2万粒弱来ますよー」と連絡を頂いたのが10月に
入ってから・・・・
で、先週,師匠宅で作戦会議をしていて、なんと木曜に師匠宅に宅配便で届いてしまった
のである。
当初の12月初旬を大幅に早まってしまい臨時召集である。
水槽もバタバタで何とかセットして里親準備完了。

怪しい天候ではあったが師匠宅へ集合、イザ出撃。

1本目の埋設地点でまずは昼飯しながら段取り中。
写真では,大分砂が入っているが、ここで砂利を採取
するのに丁度良い。

消毒済みのバイバードボックスを組立てて・・・・

バイバードボックスに発眼卵をセット始めて
ボックス3個入る籠に集めた小石を敷き、
中にボックスをセットして石を入れて川に
埋設、ロックレイド方式でチャレンジ。

いよいよ、準備完了し、籠を川にセットという具合になる。
個の頃から雨が時折激しく降り出して水面が激しく波打ったように見える。
水温は11℃。卵到着時に積算水温で約370度。この状態で行けばあと10日のうちに誕生となるであろ
う。
埋設場所の選択って奴が一番難しく、シルトや堆積物が溜まらない場所であったり、水量が減水したら
干乾びるなんてことがないような水通しの良い場所となるとなかなか判断が難しい。
雨はいっこうに止む気配が無く降り続く中、1本目の沢で籠4個(バイバードボックス12個)を埋設、
1箇所に自然埋設した。

さて、2本目の沢へ移動。川をそっと覗くと、小ヤマメが上流へ走った!
ここで籠3個(バイバードボックス9個)を埋設。ここは堰堤上はイワナの領域なので、上には行かず下で
埋設。午後3:00終了。師匠宅へ向かった。

雨の中、バシャバシャになって頑張った皆さん。
お疲れ様でした。

師匠宅と鎌田氏、そして僕の3人が水槽飼育で
里親に・・・・
上手くいけば、来春には稚魚放流も!!