2006 謹賀新年 元旦! 里山ハイクで爽快・・・の巻き

2006年 元旦!
ご覧頂いた皆さん。 明けましておめでとうございます。 元旦は、珍しく快晴の新潟です。
午前中は、お寺へ挨拶に行き、帰宅後、あまりの天気の良さにジットしていられずに、地元新津の秋葉山を
中心とした、里山へ歩きに行って来ました。
最近の里山ハイキングブームで、中高年に人気のコースでもあり、「新潟県森林浴百選」の里山でもあります。
昨日の大晦日は,自宅から徒歩で神社周辺まで歩き1時間弱のコースを歩きました。
さて、本日は・・・・・
秋葉山噴水から、石油の里までの8.6kmのうちの2km弱の「パノラマ展望台」までを歩くことにします。
午後1:35分スタート。 最初に登りそして下り秋葉湖まで行き、さてここからまた登りです。
春を待つ、水芭蕉が寒そうに雪をまとっています。
青空に飛行機雲
20分ほど登ると「熊沢公園」という東屋が現れて分岐点にさしかかります。
迷わず、石油の里方面へ、、チェックポイントは2/11でした。 少しずつ杉林から雑木林に姿を変えていき、
コナラや山桜、ヒノキ ウワミズサクラなどが増えて着ました。
耳から聞こえるのは、自分の歩く雪を踏みしめる「キュッキュッ!」という音と、鼻から吐き出す息の音だけ・・・・
進むルートは幅30cm程の踏み後です。寒い季節に物好きが居る者です(笑)
時折、立ち止まり回りを見渡すと、里山に生きる動物達の痕跡が沢山あり、楽しいですね。
春には美しい花を沢山つける上溝桜
野ウサギの痕跡、君は何処へ?
新津地区の里山は昔は石油の産地として栄えた場所。金津地区には「石油の里」や中野邸などの観覧施設
が充実している。
子供の頃はカブトムシやクワガタを取りに自転車で山の中へと良く出かけたりしましたが、親に注意もされま
した。
と言うのも、この里山のアチコチに石油採掘の井戸が、そこかしこにあり落ちる危険があるので、やたら立ち
入るなということ。
地名や校歌に名残を見つけられます。「草水」「高坪」「煮坪」など・・・油田を表現しているといわれています。
子供の頃に聞いた話を思い出しつつ進むと・・・ありました。モト採掘井戸が・・・・
やぐらが朽ちて崩れかけていますが、水車のような大きな滑車が見えます。
こんな採掘後がいくつもあります。昔ほどではありませんが、子供の頃は近くに行くと、「きぃーーートン」
という不気味な音が聞こえて、とても怖いものでした。
さて、ポイント3/11を過ぎるといよいよ登りの連続です。
新津カントリークラブ(ゴルフ場)を横目に過ぎて登ります。コナラやブナの木々も段々と立派な姿に変
わってきます。 風を感じ始めると間もなく「パノラマ展望台」です。
後ろに向かって左が「菅名岳」・・同名の銘酒もあります,右が「大蔵山」です。
パノラマでピースのオイラです。(^。^) いー汗かきました。(^^)・・・
向かって右から「菅名岳」、「宝珠山」、「菱ケ山」、「五頭山」と続き
「ニ王寺岳」、後ろに「飯出連峰」です。
残念ながらここのパノラマ展望台は、北西方向は樹木に覆われていて見晴らしが悪く、新潟市街や
日本海、弥彦山などの展望が望めません。(-_-;)
この天候ですから、日本海側が見えれば、佐渡ケ島も見えたかも?しれませんね。
さて、今日はこのパノラマ地点、写真の山々からの風が強く、じっとしていると汗が冷えてきて、かな
いません。
10分ほど観覧した後、ここを後に来たルートを戻り始めました。
「ブロッケン現象」ではありません (笑) ただのオイラの間延びした影です。
やがて「熊沢公園」の東屋に到着し、着替えて,湯を沸かしコーヒータイム&オニギリをいただきます。
この後、ご一組の夫婦と一人の女性とカメラを持った男性に会いました。
なんだかんだと車へ戻ると、直線で約4km弱ほどの行程を歩いた計算になりました。
2006元旦,晴天のこの日、良い汗をかき気持ち良く過ごせました。
冬のシーズンは渓流でのフライも出来ずせいぜいたまに行くスキー位しか楽しみはありませんでしたが
、身近な場所に良い場所があることに気づき、川歩きのトレーニングにも丁度良い、里山ウオーキング。
これからも休日には「歩こう!」と思い帰宅したのでした。
健康にも良いですし、皆さんも是非「歩いて」身近な自然を楽しんでみてはいかがでしょうか?
