祝! 「解禁」 当り年? ・・・の巻き


2006シーズンも新潟県下早い河川では3/1解禁を迎え、当日の夜のニュースでも「渓流解禁」を報道していた。
その週末の予報は「晴れ」、師匠、ヒデ坊、と合わせて日曜に出撃とあいなった。
前日は朝真っ白の景色で、冬に逆戻りの感じだったものの、日曜の予報は「晴れ」で気温も10℃を超える予報。
「まあ、最初だし、のんびり行こう!」と現地着am8:30過ぎで、太陽が薄雲から見え隠れしていた。
支度を済ませて、早速川を目指して歩き、堰堤上でロッドの身支度だ。

半年ぶりのタックルセットで高鳴る気分を押えつつセットを済ませる。まだ太陽は見え隠れし、吐く息は白く漂っていく。
水温は5℃を少し下がったところで、昨晩の星空の放射冷却効果で、冷たく冷め切っている。

ハッチ無し、流れの緩い場所を求めて、足で稼ぐ・・・・登る・・・・
やがて、開けたブッツケの丁度良い深さのプールが出てきた。  近寄るヒデ坊,キャスト!
小高い上の木陰から見ていた僕は、フライに向かって底から迫り上がってくる魚体に声を出した「来た!」
フライはギリギリ、ドラグがかかり、流れに引かれた。そいつは元居た場所にゆっくり戻っていく。
ハヤル気持ちを押えつつヒデ坊再びキャスト! 「来た来た来た」・・・があわせに合わずフライはバックの枝に
掛かってしまった。

フライを替え、師匠がキャスト。

  この後「ヒット!」 切れた!!残念。

師匠の7xを切って姿を消してしまった。  この川にしては、良いサイズだったように見えたのだが、残念。
川を上がる木陰、あるいは、両岸の雪はまだまだ、タップリと残っているが、10:30を過ぎ、太陽が力強く
成り始めたら、吹き付ける風も心なし暖かくなってきた。
水温は、入渓時から上がり6℃。少し上がった。日当たりの良い場所では、ハッチが見える・・・が正体は不明。
浅い淵では、魚の姿を確認しつつ,サイトフィッシィングだ。流れの巻き部分でライズも始まる。

 シーズン初 ヤマメ!!に頬も緩む。

この場所には溜まっているようで、ゲットしてもしてもライズあり、魚影見え・・・3人とも「おもっしぇい!!」(^。^)V
淵の対岸の張り出した枝の後ろに魚影発見し、狙いの上部にフライをプレゼン・・・・そいつはじっくり観察しながらフライに
付いて来て食った!
この川にしては,良いさいずのヤマメだ。尾びれの真っ赤な元気な奴だ。

 今年の初ヒット! 

「さて、行きますかー」と解禁日の3人は満足顔で上流へと歩き出した。
時折、ヤマメと出会いながら進む・・・・前日では無いが足跡もあるが、3/1以降、寒暖の差があったが
今日は日並に助けられたようだ。
                            

          今日は出るねー          まだまだ残雪

今日のヒデ坊は、冬の新作ニューロッドだ。
7ft#3 に魂も入魂されご満悦。もう一本は7ft3inc #4スウェルバットがパワフルなキャストフィールだ。
本当に手先の器用な人が羨ましい限りである。なんと新作木製フライBOXまで作っていた (@_@)

川もやがて小滝の登場で、取り合えずここまで・・・根性と気合のある人は上に行くのに崖に登りつくようだが・・・・

時計はお昼を回って、さらに風が暖かくなっていた。楽しかった3人の解禁日は大満足で終わった。

この川も残雪が消えて無くなると、水量は激減し魚達の生活にも支障を来たすほどになる。
今日出会ったヤマメ達は、これからどうなるのだろうか? 
元気で居残っていて欲しいと思うし、こんな小さな規模の川だからこそC&Rで、楽しみたいものだ。