6月9日 晴れ 曇り
いよいよ梅雨いり前の水位の落ちる季節になった。 お気に入りの川の工事上に佐藤氏と向かった。
やはり水量はやや少なめながら、工事上すぐにイワナ達は反応してくれた!
いかにも! という落ち込みの反転流から飛出してくる!
しかし、いよいよここから! と期待高まる付近は、足跡多数で、反応はパッタリと無くなってしまった。
川の様子も、2年ぶりに入る僕は、変貌ぶりに驚いた!!
以前の流れは、干乾びて草が生え、新しく、木々の森が削られて新たな流れとなっている。
思えば、昨年の夏前の豪雨で上部の林道は崩壊していた。相当の出水があった証拠だ。
まったくといって反応が無くなり、二人とも諦めていたが。。。。
丁寧に釣るものですね!さすが!佐藤氏です。
この後がまったく続かずに川を変えることにして遡行した川を下り始めると、一人ルアーのオジさんが釣り上がってきた。
こちらの様子に気付かずに小さな流れにルアーを丹念に操っている。声を掛けると一瞬驚いた様子をしたが、
「結構でたよ!」と機嫌は上々、首からタオルを下げたオジさんの腰には、中で暴れるイワナの「ガサゴソ!」と魚篭が
暴れていた。強要は出来ないが、なんとか少ない魚を残してほしいものであるが・・・・・・
林道へ出ると、以前も見たことのある他県ナンバーの車。あのオジさんのものらしい。。。
峠を超えて、下りヤマメ発眼卵を入れた川の本流上の集落内を釣り上がる。時折雨が当るが・・・
これがなかなか、川に入りヤマメが直ぐに反応! その後もヤマメは連続して二人を迎えてくれて!!
皆、体高もあり、ヒレピンで元気そのもの! 流心からバシバシ出てくるから尚うれしい!
昨年、一昨年と続けて入れたヤマメ発眼卵の効果であると信じたい!!
6月16日 晴れ
この日も朝から佐藤氏と!!
昨年は他県ナンバーに先行され、しかも足に怪我を負っていた僕には辛かった渓である。
時間に着いた!すでにロッドを振り川に立つ佐藤氏の姿! そして、・・・・・またしてもやられた。昨年と同じ他県ナンバー。
上に入ったか?下か?思案しながら進み、上へと続く林道への新しい踏み後。。。。上は諦めて下を仕方なく進むが
まったくと反応なし。水量もあり、底石もしっかりしていて、沈めても何しても駄目。
佐藤氏いわく「ここGWまでだからなぁー」ということで、川をかえましょ!!
走ること数十分。先週やったヤマメの川の下の区間とその先の先週の続き・・・・ということで川に入るが、天候は良いのだが、風が強い!!
ヤマメ発眼卵放流支流との合流点からスタート!
小さな小さな反応があるものの、小さ過ぎて僕のフックは食べ切れない!ヤマメの反応がある。
少し上がり左岸からのの流れ込み、底には護岸が入っていてイワナのいそうなポイントだ。
ワンキャスト目に水面を大きく割って飛出したのはイワナ!
その少し上の流真の際に、少し小ぶりのイワナが居ました。
その後集落内をかっ飛ばして続きをやるが、風強くキャストもままならず、反応も無く、佐藤氏もタイムオーバーで川から上がりました。
昼食後、僕は一人粘りましたが、風・・・さらに強くなり、敢え無く終了です。
6月30日 曇り晴れ
前日は大雨、大増水! NPOトラウトフォーラムの木住野さんが来県しました。
今年は全国の会員と対面しお話をして歩きたい!とのことで、まずはこちらに!
大石川C&Rエリアの様子を見に出掛け、佐藤氏と嶋ちゃん、木住野さんと僕の4人です。
一昨日の雨の前、嶋ちゃんがこちらに視察に来た時は、エリア内、ヤマメの反応がドライ、ニンフ、ウエットどれも良く
良型も居たとのことでしたが、なんせ前日の大雨、水位は前日より1m30cm低下しているとは言え、平水位り30cm増。
可動提も解放され、ダムも放水中!これではとても川に入れません。
佐藤氏と嶋ちゃんと合流の際事前に視察してくれていた小さな川は「水量多めながら、水はクリアで釣りになる!」とのことで移動します。
前日の大水の痕跡が痛々しい景観ではありましたが、緩い流れから、次世代を担うイワナ、ヤマメが出てきます。
小さいながら、レインボーも出て、木住野さん曰く「再生産しているんだよ!」と魚体を見て言われた一言に嬉しくなりました。
滝下の反転流からイワナを出しました!
聞けば雪代の時期はこの位の水量とか・・・・
堰堤が近づくにつれて底石の状態は良くなり、イワナの反応が良くなりました。
嶋ちゃん!ナイスなイワナです。下流へ走られた奴を佐藤氏がランディング!
二日間、木住野さんのお話を色々と聞いて、皆やる気満々!! 今年も発眼卵は継続すること。また、産卵場造成なども新たに挑戦しようかということ。
また、秋には産卵ウオッチングもやってみたいこと。。。。などなど
流域の人達とも交流が出来て、快くフライマン&ウーマンを受け入れてくれるようになってほしい! そんな願いとささやかな要望を
一つでも実現出切るように皆やろぜぇ!