MSBlast駆除手順 (2003.09.21解説用)
手順1.コンピュータをネットワークから切断
ネットワークケーブルをはずす (ネットワークから物理的に切断)
(今回はすでにインターネット接続が出来ない状態であるので作業省略)
手順2.ネットワークからのワームの侵入を防止
[スタート]→[コントロールパネル]→[ネットワーク接続] をダブルクリック
→有効なネットワーク接続を右クリック→[プロパティ]→[詳細設定] タブ
→[インターネットからのこのコンピュータへのアクセスを制限したり防いだりして、コンピュータとネットワークを保護する] にチェック→[OK]
(手順1.と同様に今回は作業省略)
手順3.感染済みのワームの活動を停止
1.タスクマネージャを起動 ([Ctrl]+[Shift]+[Esc])
2.[プロセス] タブをクリック
3.msblast.exe があれば、ファイル名をクリックし、[プロセスの終了] をクリック
4.警告画面で [はい] をクリック
※Welchiaにも感染しているときは、msblast.exeは表示されない。
手順4.セキュリティ修正プログラムを適用
ネットワークケーブルを接続し、Windows Updateで修正プログラムを適用
(今回は別途ダウンロードして用意していたファイルを用いて、修正プログラムを適用)
手順5.駆除ツールをダウンロード
(手順7で使用する駆除ツールは、別途ダウンロード済みのため、この手順は省略)
手順6.システムの復元機能を無効に
[スタート]→[マイ コンピュータ] を右クリック→[プロパティ] →[システムの復元]
→[システムの復元を無効にする]または [すべてのドライブでシステムの復元を無効にする] にチェック→[適用]→[OK]
手順7.駆除ツールを実行
1.W32.Blaster.Worm 駆除ツール (シマンテック) (亜種を含め6種をチェック)
2.W32.Welchia.Worm 駆除ツール ( 〃 )
3.トレンドマイクロ システム クリーナver. 3.0 (Blasterだけでなく522種をチェック)
4.Stinger v1.8.5(ネットワークアソシエイツ)(29種をチェック)
手順8.手順6で無効にしたシステムの復元機能を有効に
手順6.と同様の手順にて「・・の復元を有効にする」
手順9.手順 2 で変更した設定した保護機能を元に
手順2.と同様の方法で「・・保護する」のチェックをはずす。
(手順2.を省略しているので、同様に省略)
手順10.ウイルスチェック
駆除が終了したら、確認のためウイルスチェックを行う。
ウイルス対策ソフトがインストールされている時は、定義ファイル(パターンファイル)を最新にしてから、チェックを実行
インストールされていない時は、以下のインターネットサイトを利用してチェックを実行
・トレンドマイクロ
http://www.trendmicro.co.jp/hcall/index.asp
・シマンテック
http://security.symantec.com/ssc/vc_scan.asp?langid=jp&venid=sym&plfid=20&pkj=DDBCOOTGUSDJNRNJWDJ