縦走登山報告 2006年山行記録   ホーム

石鎚山縦走

〜予想外の天候崩れに撤退〜

5月4日から7日の予定で、石鎚連山の伊予の三名山である、石鎚山、瓶が森、笹ヶ峰の縦を計画した。
当初は、6日7日は天候が悪くなるとの予報で有だったが、直前に6日は良くなるとの予報が変わった。
幸先良いなーと思っていたのだが…


山 域

四国・石鎚山

日 程

2006年5月4日(木)〜5月6日(土)

参加者

L朝元(記)、伊東、清水、大澤

日程詳細

4日(木)

22:40 発大阪南港フェリー

5日(金)

東予港 6:10着 連絡バス 6:20発=6:50 JR西条駅 伊予バス 7:43発 石鎚ロープウエイ 8:48=成就 9:03…9:44 八丁峠…10:45 夜明け峠…11:27 二の鎖元小屋 11:45…12:18 頂上小屋…12:40 二の鎖元小屋…14:00 土小屋…15:20 よさこい峠…15:51 伊吹山…14:15 シラサ峠避難小屋(泊)

6日(土)

シラサ峠避難小屋 5:00…5:50 子持ち権現…6:50 瓶が森ヒュッテ・・・9:10 東之川谷林道…10:00 石鎚ロープウエイ下


4日(土)
 夜行フェリーはのんびりし、ゆっくり寝れるので私は好きだ。

5日(日)
 予定通り東予港に到着、そこから無料連絡バス(以前はなかった) でJR西条駅に、此処から石鎚ロープウエイ下までバス、 ロープウエイに取り残されたが、今日は人が多いので、 すぐに臨時便が出た。頂上まで800m余りを8分で登る。

 右: フェリーからご来光
 石鎚神社で山行の安全を祈願し出発。天気は最高!登る人も多い。 初めて参加する清水、大澤のザックも15kg前後。 長野県から全盲の人を誘導してる人もいる。それにしても軽いザックの人が多い。



 左: 途中の曙つつじ
Click here  左: 石鎚山。石鎚山の谷筋にはまだ雪が残ってる
 二の鎖元小屋にザックをデポし、ここから鎖を登る。登りは全員問題なく登る。 山頂はこの前来た時より綺麗になっていた。天狗岳は今回時間がないので眺めるだけ、山頂での眺望もそこそこに先を急ぐ。 二の鎖元小屋から天狗岳の下をトラバース気味に進む。何回か現れた雪渓も皆慎重に通過、暑いので雪が出てくるとホッとする。 土小屋迄は綺麗な整備された道。 後ろを振り返ると綺麗な笹道の向こうに、でんと石鎚山がそびえている。 すれ違う人も多い。土小屋に車を置いて軽装でこちらから登ってくる。 土小屋には食堂もあり何か違和感がある。 此処からよさこい峠までは、あまり整備されてない荒れた道。 下のほうには自動車道が走ってる。まるで六甲のようだ。

 右: 二の鎖
 下: 後ろを振り返って二の森方面
Click here
Click here  シラサ峠避難小屋は、先客2人、丸亀労山の人達だ。 「この小屋はよく利用しているが、同席するのは初めて」 「自動車道が出来てピストンが多く、最近は縦走する人は余りいない」との事。 食事の時、担ぎ上げたビールで乾杯。
 しかし伊東さんも、清水さんも余り飲まない。 清水「気分が悪い」との事。どうやらよさこい峠付近かららしい。咽が渇いてた。 「水分が不足したのかなー」と言っていた。食事はちょっとは食べれたようだ。 「気分が悪くなったらすぐにメンバーに知らせるように」注意する。早め早めに対応が大事です。
 明日は、はや立ちなので今日は、此処を利用する。水場も近く、なかなか快適。

5日(日)
 4時起床、予定通り5時前には出発出来た。初めてにしては上出来だ。 今日は天気がいいはずだったが(昨日着くのが遅く天気予報が取れず)どうやら予報と違う雰囲気。 ガスは多く、今にも雨が降り出しそうな気配。風が強く稜線では身体が振られそう。 子持ち権現の近くでは少し雨も落ちてきた。
 瓶が森手前の駐車場に、姫路ナンバーの人がいた。 「今日の天気は3時頃から雨」との事、その人も登ろうかどうしようか迷ってるとの事。 瓶が森とヒュッテの分岐で、相変わらずガスっていて、昨日遠くから見た綺麗な山もさっぱりだ。 今日は長時間の行程なので、瓶が森でテントで停滞も考えたが、 明日も天候が思わしくなく下山を決定する。
 上: 天狗岳下のトラバース道。まだまだ残雪が・・・
 左: 土小屋まえから瓶が森方面を望む
 此処から東之川を通って下山に掛かる。気をつけねばならないところも何箇所かあった。 東之川新道は崩壊のため通行止めとなっていた。 ところどころあけぼのつつじが目を和ませてくれるが、1300m余りの下降の連続は相当足に応えた。


 右: 強風のためかそれとも?顔をそむける曙つつじ
 西之川からは3時間に1本しかないバス、時間があるのでロープウエイ下で温泉に入る、 300円でなかなか良いお湯だった。 おでんで乾杯しバスの時間までのんびり過す。 帰りの大阪までのバスをキャンセルし、フェリーで帰る事にする。
 西条までのバス運転手さんに聞いたら、オレンジフェリーには、今治行きバスに乗ればいいとの事だった…が、
 ここでハプニング発生する。長時間待って乗った今治行きのバスは、東予港には寄らないとの事、 出航時間も押し迫っており、あわててバスを降り、タクシーで東予港に急行してもらい、ぎりぎり乗船することが出来ました。

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