前期修了山行報告

                                    記:大杖 哲司

 

日 時:200683()夜〜6日(日)        

目 的:岩稜を含むテント泊縦走(前期修了山行)

山 域:北アルプス 白馬岳

参加者:

(スタッフ)CL:大杖哲司 SL:有元眞理子 渉外:井上智雪玉井進吾郎朝元茂夫伊東一江

(受講者)清水玲子山對 肇大澤律子

パーティー編成:

班@:L朝元、伊東、井上、清水

班A:L有元、大杖、玉井、山對、大澤

パーティー毎の任務分担

装備:伊東、大杖  食糧:朝元、大澤  気象:清水、山對

会計:朝元、玉井  医療:井上、有元  記録:清水、山對、井上

行 動:

8/3 JR京都駅22:30集合。23:00さわやか信州号乗車

8/4 猿倉6:55〜白馬尻7:50〜村営頂上小屋13:35〜白馬岳15:20 (テント泊) 

8/5 頂上小屋4:25〜天狗山荘7:45〜不帰の嶮11:55〜唐松岳14:35〜八方ケルン付近(不時露営)17:50 

8/6 八方ケルン付近4:30〜八方池5:40〜グラート乗り場7:45〜八方8:30…>大阪17:35

 

経 過:

登山教室も前期の修了山行を迎えた。受講者4名だが伊部は体調不良で不参加となった。他の3人は元気に山行を終えることができた。やむをえない事情で予定した遠見尾根を下ることはできず八方尾根を下った。しかし大雪渓と不帰を通過できたことで所期の目的はほぼ達成できたと言えるだろう。

 

 4日朝、猿倉手前でタクシーを降り歩き始めた。山對はタクシートランクに積んだザックにはさんでいたヘルメットを紛失した。カラビナでかけるなど固定していなかったようだ。大杖のヘルメットを貸すことにした。白馬尻上部で受講者は軽アイゼンを装着した。当初は登りに使用する予定にしていなかったが念のために使用した。そこの小屋では貸し出しはなく1,000円で購入しなければならなかったのは想定外であった。雪渓は他の登山者が一列になって歩いている。と言っても切れ目はあり最盛時に比べて少ないようだ。雪は硬すぎずやわらかすぎず歩きやすい。雪渓での休憩は右岸の草つき斜面で短時間とった。大澤は登りに弱いようで時間がかかっている。上部に行くにつれ右岸上部からの小規模岩雪崩の音が聞こえるようになった。雪渓には至るところに石がある。雪渓上部からの落石に注意しながら歩いた。大雪渓を抜けてから伊東の足が攣って歩けなくなった。しばらく様子をみたが回復に時間がかかるようなので玉井が付き添って留まり、あとの7人は先行しテント場についてから井上が迎えに戻ることにした。伊東の荷物を軽減した。小雪渓は慎重に横断した。雪を削って歩きやすくしてあった。その後の無線交信で歩き始めたことがわかった。頂上宿舎のテント場に着いてしばらくすると二人が到着した。テント設営してから白馬岳(いつからシロウマをハクバと呼ぶようになったのか、村や駅の名をハクバとしたので山の名前までそのように呼ぶ人が増えたのだろう。)の頂上を往復した。頂上は大勢の中高年登山者でにぎわっていた。若い人もいる。30年前は中高年もいたが圧倒的に青年が多かった。視界はよく主稜が下まで見えた。白馬山荘は巨大な施設になっていた。生ビールまであると言う。清水は元気で写真をたくさん撮っている。夕食後に反省会とスタッフのミーティングをおこなった。

 

 

 5日朝も天気がよい。早朝のやわらかい日ざしのなか剣岳を見ながら歩いていく。井上が鼻出血になり小休止した。天狗山荘の上部では雪田があり受講者に歩き方を注意する。天狗の大下り手前でハーネスを装着して受講者のセルフビレーの取り方を点検した。大下りは不帰よりもいやらしい。山對は降りのバランスがうまくとれないようで他の受講者よりも時間がかかっている。二峰の鎖場では唐松方面からのパーティーの通過を待つ。青年から中年手前のパーティーで今朝八方尾根を登ってきて白馬まで行くとのこと。軽装でウォーキングシューズをはいてはしゃいでいる。鎖場はそれほどでもなく難なく通過した。二峰の南峰でハーネスをはずした。唐松の頂上も人が多かった。ここから小屋のテント場を見ると張る場所がほとんどないように見えた。井上と二人で先発して幕営手続きにいく。料金を払って下のテント場に行くが適当な場所がない。23人用ならなんとか張れるところがあるが45人用は無理だ。小屋にもどって交渉する。

 

小屋「あの青のテントの手前があいています」

大杖「あそこは45人用は無理でしょう?」

小屋「それはなんともいえませんね」

大杖「こちらは9人です。張れますか?」

小屋「無理かもしれません」

大杖「小屋の周りかどこかで張れるところはありますか?」

小屋「ありません。指定地外に張って通報されると面倒なことになります。小屋に泊まってもらうか下山するかどちらかです」

大杖「9人で申し込んだのに張れるところが明らかにないのに受け付けるのですか? 小屋の人が見て確認すればわかるのに無責任でしょう」

小屋「そういうことはしていません」

 

おかげで時間がずいぶん無駄になった。小屋に泊まっても教室の訓練にはなりにくいので明日の遠見尾根を事実上放棄して八方尾根を下ることにした。その前に水をテント場まで汲みにいくがかなり下なのでけっこう時間がかかった。小屋前にあふれる登山者を尻目に八方尾根を降った。途中で山岳警備員に行き会い呼び止められる。名前や所属をきかれ、「時間が遅いので下山は困難、ホテルに泊まってください」と念をおして登っていった。朝出発してから13時間が経過している。受講者の下り方が少し雑になっている。疲れているようだ。時間があったとしても下までいくのは避けたほうがよさそうだ。丸山ケルン付近の広い登山路をビバーク地と決めた。班ごとに夕食をすませて寝た。玉井はツェルトなしで寝た。幸い天気はよい。こんな寝方もできるという経験にはなっただろう。

 

 夜明け前に唐松岳付近に灯りが見える。頂上に向かう登山者だろう。出発して八方池で朝食をつくって食べた。白馬方面の眺めがよい。その後リフトやゴンドラを乗り継いで下山した。みみずくの湯で汗を流して日本海経由で帰った。

 

 

車中で反省会

大杖:計画通りのコースを最後まで行けなかったが全員歩きとおせて良かった。皆の感想を聞きたい

山對:好天に恵まれて、縦走中すばらしい景色を楽しんだ。一番気を使ったのは天狗の下りだった。日ごろ下りに慣れるようにしているがなかなか上達しない。不帰の嶮は足の置き場を教えてもらったのでそれほど難しいとは思わなかった。

大澤:しんどかったけれど、絵のような景色を見て歩くのは楽しかった。歩きながらいろいろ教えてもらったので長くあるけるようになった。ツェルトで寝たのは新しい経験だった。

清水:天気が最高だった。カメラのメモリがなくなるほど写真を撮った。天狗の大下りでは滑った。唐松山荘からは心理的にくたびれて足が付いていかなかった。大自然の中で寝られてよかった。

井上:昨日は迷惑をかけた。1日目は暑かったので高山らしくなかった。2日目は鼻血のためしんどくなったけれど、キレットは思ったほどではなかった。

朝元:全体にしんどかった。天気が良いため暑かった。山行は一般ルートなのでキレットもそれほど難しくはない。メガネを失くす習慣は反省している。

伊東:1日目に足がつってしまった。前回以来トレーニングをしてきたのに、と反省している。荷の重さは感じなかった。暑さで足にきたと思うけれど、すぐに対処すれば良かった。結果的に皆に迷惑をかけた。2日目は荷も軽くなって大丈夫だった。リーダーになれるようにならなければ、と思う。

有元:天気が良くてなによりだった。伊東さん井上さんにアクシデントがあったけれど。自分も日焼けに無防備で短時間に影響を受けて驚いた。ビバークの場所はあれで良かった。

玉井:唐松から五竜には行けなかったけれど目的はほぼ達成できた。天狗の大下りが大変だったようだが、緊張感をもって歩けたので、今後の勉強になる。これからも安全第一に備えを十分にするように。個人的には膝への負担が大きかった。後期もがんばってほしい。

大杖:今回は何事もなく終わったけれど、大雪渓は落石・滑落が多いので、安全を確認して歩くのが大切だ。不帰の嶮は天気が良かったからたまたま行けたので、天気によっては難しくなる。今回はトレーニングの成果もある。後期はこの実績の上に成長して欲しい。

 

(前期のトレーニングの効果について)

清水:月2回の実技で登りが楽になった。氷ノ山などの経験が役に立った。

山對:雪彦山でのフォローで慣れていたのが良かった。

大澤:雪彦山のほうが怖くて緊張した。これまで山行の経験はあったけれど、ちゃんと登る方法を学んだのは良かった。

 

まとめ

4月の開講以来実技と座学とミーティングを重ねて前期の修了山行を行なった。前期は無雪期の岩稜縦走を目的とした。これまでのトレーニングの効果もあり目的はおおむね達成できたと判断するが成果と課題を記しておきたい。

 

成果@参加した受講者3人が歩きとおしたことでテントを担いで岩稜を縦走する最低限の技術と体力が備わていることが確認できた。

  A互いに協力して山行を成功させるパーティーシップがあった。

  B自立した登山者に一歩近づいた。

  C商業的な「連れて行く募集山行」でない山岳会のとりくみとなった。

 

課題@岩稜では万全を期して受講者の荷物を軽減した。後期は荷物がより重くなるので対策が必要。

  A天狗の大下りで落石をおこし、あたる可能性があった。あたっていれば負傷した。下に登山者がいる場合、いる可能性がある場合は細心の注意が必要。

  B受講者が大雪渓の登りでアイゼンを使用することになったのは想定外であった。撤退の場合に下りでの使用することを想定していた。使用する可能性があるなら事前にアイゼンの点検と装着の確認をしておく必要があった。

  C食糧・装備などの任務分担は「経験した」程度なので後期でさらに経験を積むことが求められる。

 

 

 

♪大澤 律子

 JR京都駅八条口よりバスさわやか信州号で白馬駅へ6:30着。猿倉まではタクシーに乗るが、バスが事故で道路が不通になり、タクシーを途中下車して猿倉まで歩く。林道を1時間歩き、白馬尻小屋に着き小休止し、私はストックを1本買って、いざ大雪渓へ。好天に恵まれすぎて空が真っ青。私達受講生はアイゼンを着けたが、スタッフの方は着けないで登られている。葱平の上部の雪渓をトラバースする時にパトロールの方に、ここで毎年滑落する人がいるので、私達のパーティーのようにアイゼンやヘルメットを着けているのは正解です、と言われた。村営頂上宿舎に着き、裏側のキャンプ指定地に行き、場所を決めテントを出す時、私のザックの底にテントを入れていたので有元さんに注意される。私はパッキングがまだまだ出来ていない。次に必要になる物が上に来るように何時も考えてパッキングする事です。白馬岳の頂上をピストンして、天気図を書くのでテントに入った。まだ日差しがあり暑かった。私達のテントは大杖、玉井、有元、山對、大澤の5名でした。一夜明けて今日は、頂上小屋から杓子岳、鑓ヶ岳、天狗山荘、天狗の頭を通り、ポスターにもなっているあの天狗の大下りでは私も一度スッテンとしりもちをつきました。不帰キレットを越え、一峰、不帰ノ嶮、二峰、三峰、このあたりで私の足もきつくなってきて、有元さんに遅くなっても止まらないで歩くようにと教えられました。唐松岳には、やっと着いた!って感じでした。

 頂上からまた天気図の時間に間に合うようにと頂上小屋のキャンプ地を目指して歩きましたが、キャンプサイトが空いて無くて、八方の方に下りてキャンプ場所を決める事になり、先に水場が無いので、井上、清水、大杖の3人が水場に行ってくれた。丸山ケルンが見えるあたりになり、そのあたりかなと思っていると、パトロールの人に出会い、大杖さんが少し話されて、又少し下って平地があったので夕食を済ませて、テントではなくツェルトを張ることになる。私はツェルト泊初体験なのでニンマリです。有元さんがツェルトに通した太いロープの一方を持ち、ハイマツの斜面を上がって枝にくくり、ストックをポールにしてスリングで止めていたが、細い張り綱を持っていても良かったかなと思った。床が石ころだらけで斜面になっていて、ブツブツと言っている私でしたが、有元さんは私のエアーマットを引き寄せて、背中の石も指圧になると言われ笑ってしまった。

翌朝は八方池に下り、食事をしてリフトとゴンドラに乗り、タクシーで白馬駅へ行き、入浴も済ませて日本海方面からJRで帰り、夕方には帰宅できました。今回の山行で、パッキングの事、ゆっくりでも良いが止まらないで歩く、くさり場の歩き方(肘を伸ばす)、後ろに蹴らないで歩く等、課題がたくさんですが、楽しく山行を続けたいと思っています。スタッフの皆様、受講生の皆様に感謝です。

 

♪山對 肇

83日(木)〜6日(日)の修了山行は好天に恵まれた。このコースは、去年行けなかった所だけに楽しみにしていたし、予想以上に眺望の良い縦走であった。



1 準備とパッキング
 装備は,これまでの実技でそろっているけれど、忘れているものがないか、二度チェックした。25,000分の1の地図はコースに沿ってカラーコピーをして磁北線を引いたものを持っていった。 パッキングは、共同装備・雨具・防寒具・着替え・登攀具・食器類に分けて入れたけれど、ヘルメットをカラビナで止めるということをしなかったので、タクシーで搬送中に落としてしまったようだ。このため有元さんが猿倉で借りられるものがないか探してくださったり大杖さんが自分のを貸してくださった。有元さんには、白馬に帰ってきてからもタクシー3社に問い合わせるなど迷惑をかけた。   それと、大き目のスタッフバッグを持っていかなかったので、ビバークのとき、ツェルトの周りにいくつもの袋を並べることになった。 

 
2 大雪渓
 大雪渓は崩落・落石が続いて危険な状態だ、ということであちこちに警備員を見かけた。受講生はアイゼンを付けて歩いたけれど、少し急な所ではうまく止まらなかったのは、簡易アイゼンのため爪が短かったのではないか、という指摘があった。自分としてはトラバース気味の所で丁寧に歩くように気をつけた。全体に一日目は歩くリズムができずくたびれた。


3 縦走
 好天に恵まれて、剣岳はじめ多くの山を眺めながら後立山の縦走の醍醐味を味わった。コースの中では、天狗の大下りが長くて気が抜けなかった。不帰の嶮は、想像していたほどではなかったが、これは、足元を見てもらっている、という安心感と、反省会で大杖リーダーから指摘があったように、 雨風などのときには難しさが違ったであろう。鎖やロープがないところでも道の片側が切れ落ちている所があって、油断をしないように歩いた。特に下りでは下ろした足にスムーズに重心が移せなくて、遅くなりがちだった。これは、今後の課題です。


4 テント生活
 これは、経験の差がでた。設営から食事の準備まで、手際よく進むのは、生活力の違いを見た思いがした。メニューも工夫されていて普段よりたくさん食べてしまった。唐松岳のテント場が満員のため、八方尾根を少し下ったところで夕食をし、ツェルトを被って寝たのは得がたい経験だった。ただ、自立山行を目指す受講生としては、ただ付いていくだけではなく、自分ならばどうするか、ということを考えて歩いていなければならないことだと思った。


5 任務分担
 私の任務分担は、気象と記録であった。ところが、白馬岳から下りてきて気象通報を聞いたときは、睡魔に襲われて、ときどき意識がなくなっていた。無意識のうちに気の緩みがあったのかもしれない。翌日の天気が気になるときならば、ラジオの天気予報を聞くとともに、次の気象情報も聞いて天気図を作っておかなければならないものだったと、思う。記録は、行程の勉強が足りなかったため、休憩したときに現在地が良く分からない所があった。山行中に天候が急変したときなどには、記録を確かめて、次の行動を決めなければならないようなときもあるか、と思う。


6 前期講習を終えて
 修了山行を終えて、前期の講習がそのために必要な力をつけるためのものだった、と理解できた。欠席はしない方針であったけれど、所用のため休んだ分はフォローして下さったのは、今後のためにも必要な事柄であることが理解できた。また、最高齢のため、他の人に迷惑をかけてはいけない、と思っていたけれど、いろいろな面で配慮して下さっていた。山行を楽しむためには、基礎体力をつける努力を怠ってはならない、と思っています。今回も安全に楽しい経験ができるように努力してくださった皆様に心からお礼申し上げます。

 

 

 ♪井上智雪

 夜行バスであんまり寝られず、あくびをしながら出発する。その前にヘルメットを忘れたことの注意を受ける。計画書をちゃんと見なければならない。雪渓はアイゼンなしで歩けるが、途中ウトウトしてスリップしたので、アイゼンを付ける。12本は大袈裟だが頼りになる。山對さんがスリップを何度もするが、原因が分からない。見た感じ問題は無いと思うが・・・。それにしても、とにかく暑い。ザイルを持っているからと、伊東さんの心遣いで共同装備を少なめにしてもらったので、途中で荷物が増えてもそんなに大変ではなかったがペースが一定でないのでよけいにしんどい。テン場に着いてからそのまま寝たかったがせっかくなので白馬の頂上まで行く。大杖さんから主稜のことを聞く。なかなか新鮮で、ぜひ行ってみたいと思った。食事と天気図を分担したおかげで早くに寝る準備が整いシュラフに入る。しかし、スタッフのミーティングをするというので仕方なく隣のテントに行く。とにかくだるい。

 

 夜中風が出てきてテントのフライがうるさくて何度も目が覚める。2時くらいに雨音が聞こえて目を覚ます。しかもかなり大きい。フライも流されている。やばいと思い服を着込んで外に出ると満点の星空でフライの固定が甘かったみたいで外れているだけだった。

 

 朝から寝不足は解消されないままの出発になったが快調に歩き出す。しかし、途中で鼻血を出してから鼻がつまり呼吸が苦しくて、しんどい。キレットは気合を入れていったが整備が行き届いており何ていうことは無かった。唐松岳は人が多い。山荘も人が多くいた。テントを張る場所が上からは見当たらないので手続きの時に張れると言われたのでホッとして下るが、疲れた顔をした大杖さんと下で出会う。どこにもテントを張れる場所は無い。小屋まで登り返すのがかなりこたえる。結局ビバークとなったが、ツェルトは静かでテントよりよく寝れた。朝はさすがに寒かったが温かいお茶を飲んですっきり目覚めて、遠見尾根ではなく八方尾根を下るだけなので快調に下って景色のいい八方池で朝食をとる。ここから固められた遊歩道になり歩きにくい。観光地は何所も同じだ。そのうち、山頂までリフトで行けて、遊歩道ができたりして・・・。

 今回の山行はアクシデントがかなりあったが、久しぶりの夏山で楽しかった。また。初めての渉外でバスの手配とテン場の手配は出来たが、情けない話、下山してからは全部清水さんにやってもらい、ただ手際のよさに感心するだけだった。