私が空手の道に入ってから早いもので、かれこれ50年になろうとしている、
中学時代(14歳法政の頃)から始めて、高校1年で東急道場に入門し、江上先生にお会いした頃が昨日のように思い出される。
其れは現在60歳過ぎた今でも毎日の様に道場に出て、幼稚園児から大人まで相手にして自分も稽古が出来るからだと思う。
江上先生のお言葉に「稽古は何歳でも、幾歳になっても出来る稽古がある」と言われていた事が自分の実感として解る年になってしまった。
そこで今一度自分の稽古を振り返って見ると、少年、青年時代そして壮年、老年に至った現在自分の稽古の変化が見えて来る。
此からの道場の稽古指針では、技術的には初級、中級、上級と大別出来るが、上に昇る程、技術より心の面が重要になって来る事が自分自身で体得出来るようになる。
初級、中級の人は基礎と確実な技術を身に付け、その後更に高度な技を体得して行く事が必要であり、空手道の技と棒、薙刀、剣との共通点、理合探求の稽古に進んで欲しい、空手道と古武道の研究が此からの稽古の大きな目標となってくる事と思う。
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