まだまだ広がるFSSワールド 前号の扉で「まだまだ登場していない組織や人物がそろそろ顔を出しはじめるであろう」との作者の予言がいきなり実現化!な4月号のFSSです。 まずは前号のサリオンとタイトネイブの話の続きから…。なんだかんだで、お似会いな二人になるんでしょうかね? 「お主は陛下に甘えとるだけじゃ!!」とサリオンの言動を分析しているあたり、意外とタイトネイブも賢いですね。 そしてもう一つ前号の続きとなる、陛下の方はというと…。「ゴリゴリゴリ」となにか変な擬音があった原因が、まさかラキシスが柱をかじっていた音とは…そんなの絶対分かりませんって…(汗)。ラキシス…あんたはリスですかいっ! 予想外の展開に陛下もかなり大あわてに…(笑)。しかし、ラキシスへのお言葉に、「命拾いしましたな、ボスヤスフォートも」とか冷静に言っている二人(ミラージュ隠居の方々?)もスゴイなぁ…と。実際、陛下が本気出せば一瞬なんでしょうね。 そして、話は今号の佳境へ! 怪しげな衣裳同士の対談から、出てきたのはMHカンのホログラム!! とうとう出てきました、コーネラ帝国。設定集とかでカンのイラストとスケーヤ騎士団の制服くらいしか情報がなかったのですが、やっと登場です。事前の情報を整理するとこのようになります…って殆どクロニクルだけど…(汗)。 ◆コーネラ帝国:[Coornerra Empire] 星団歴3000年、ボォスのコーネラ公国はルーパート2世を立て、コーネラ帝国として生まれ変わった。 ほぼ同時に、スケーヤ騎士団の誕生、たちまち国家、騎士団、ともにその名を全星にとどろかせることになる。 ◆スケーヤ騎士団:[Scaja Knights] ボォスのコーネラ帝国に属する騎士団。 本来、小国の一騎士団に過ぎない彼らが注目を集めたのは2つの理由がある。すなわち、その優秀な団員(騎士)と、高性能MHの存在である。黒白のモノトーンからなるハイテックなコスチュームを身にまとった男性20名、女性6名(3149年当時)の騎士達は、エープ騎士団を上まわる徹底した人体改造を施されている。超ヘッドライナーとして生まれ変わった彼らは、冷徹なロボット騎士団とも言えよう。そして彼らが使用するMHは名機カン。彼らはカンを脳波コントロールで外部から遠隔操作し、またカンと彼らの取り次ぎ役としてのエトラムル・ファティマに指示を与えるなど、かなり優秀な戦士だったのである。 星団歴3199年に始まるAKDボォス侵攻戦において、ミラージュにより騎士団は全滅、国家自体もAKDに吸収され、騎士団使用のMHカンは没収されてしまう。以後、カンはゴーズのMHとなり3960年のジュノー戦、4100年の最終決戦にも参加している。 ◆カン:[KAN] 3000年以降台頭したコーネラ帝国の騎士団である、スケーヤ騎士団の使用したMH。このMHはミラージュのデザインの流れをくみ、とてもスマート。製造されたカン全てに、エトラムルタイプのファティマが積んである。そのスリムなシルエットは高い駆動性を産み出した反面、装甲の貧弱さは、いなめない。 3960年、AKDのユーパンドラは、残ったカンをゴーズ用に改造し、カンセカンドとして対コーラス戦に投入した。 …っとまぁ、確か3050年あたりの現在のFSSに丁度、頭出ししそうなタイミングですね。もっとも、クロニクル出版当時は魔道大戦なんてち〜〜〜っとも書かれていなかったので、その頃にこんな話は想像もつかなかったですし…今調べましたけど、クロニクルにはボスやん書かれてないですね(笑)。 そして、再登場のワカメヘアーが特徴だった(笑)、マヨール。レーベンハイト。笠型のヘッドギアを付けているので、前のような怪しげな髪型には見られませんが、前髪の危うさは健在…おでこ伸びすぎ。ルーパート2世もDr.ヒュードラーも側近の騎士2人もかなり出で立ちが妖しい…特にDr.ヒュードラーあたりは幻魔大戦のベガを思い出したり…(笑)。交渉に来ていた2人組も「シオの門番」とかレーベンハイトに言われていましたが、こっちは完全に情報がないですね? いわゆる、死の商人っぽい方々なんですが、これこそ前号の扉に書かれていた話になってくるんでしょうか? 最後2ページは、またまた舞台が変わって…とんでもない方々の登場…ですね。画面には出ていませんが、話の素性からしてワスチャ&ヒュートランである事は間違い無いでしょう。しかし、ワスチャが「まんま」だったのに対して、設定の絵では一見可憐に見えたヒュートランが、実はタカビー女だったとは…次号も見逃せません(汗)。 |