原産地
シクラメンの原産地は地中海沿岸で、その名前はギリシャ語のKyklos(Circle)に由来し花が着果した後花梗がらせん状に巻くことからつけられたと言われる。
日本には明治中期に輸入され、その花型から「かがり火花」とか球根の形から「ぶたまんじゅう」などと呼ばれていたが、現在はシクラメン(Cyclamen)と言うのが一般的。 花言葉
「恋心」
シクラメン
シクラメンの管理方法 ★ 温度 シクラメンは寒さには比較的強い花ですが、急激な温度変化は株を疲れさせるのであまり暖かい場所には置かない方がよい。目安として、5℃〜18℃位の範囲で管理するとよい。(ファンヒーターなどの暖房器具からは遠ざける) ★ 光 シクラメンを良く咲かせるには、暖かい日などは直接陽に当てて日光浴をさせる。但し、木枯らしのような北風に当たらないように気をつけること。 ★ 水 当園のシクラメンはすべて「底部吸水システム」で生産されておりますのでお買い上げになった後でも温室内と同じ条件での水管理が可能です。鉢横の吸水窓から底の水が少なくなったら補水する。 ★ 肥料 シクラメンは冬の間の生育は温かいときに比べ緩やかになりますのでそれだけ肥料の消費も少なくなりますが、体力を維持するために少しの肥料分が必要です。窒素分が急激に溶け出すものは避け、少しづつ長く効く肥料が理想的です。固形肥料の場合は窒素分が10%以下のもので1ヶ月ほど効くものを1c程度3週間に1回ぐらいの間隔で与えるのがよい。液体肥料の場合も薄めのものを(例えばハイポネックスの1000倍液を牛乳パックなどに作っておくと良い)与える。 以上のことに気をつけて長くお楽しみください。 |
シクラメンのを翌年咲かせるには、球根を上げておく方法と、そのまま栽培管理していく力法がありますが後者を説明します。
@ うまく管理ができると春まで咲いていますが、翌年までそのままの鉢で管理するのは根詰まりなどを起こして難しいので、暖かくなるのを待って(5〜6月)新しいツチに植え変える。その際なるべく根を切らないように注意する。
A 土はなるべく排水性の良いもの(混ぜたあと握って開いても固まらないもの)
例 赤土30% 腐葉土10% 堆肥等30% ピートモス20% パーライト10% を混ぜたもの
園芸店にある配合済みの培養土が便利。根の活着に1ケ月ほどかかるのであつくなる前に根付かせる。
B 植え替え後は強い日差しや乾燥をさけ、2〜3週間めから薄い液肥か緩効性の固形肥料を与える。(月に1〜2回くらい)