第8回ミッドウィンターレガッタ

スタート:2月7日(日)午前10時45分
コース:上下ソーセージ(4マイル)×2レース
参加艇:25艇

 

 朝から青空が広がりいい天気。第三京浜から見える煙突の煙りはまだ北から南に流れているけれど、昼前には予報どおり南に変わるはず。マリーナに着くと案外まだいい北風が残っている。今日はちょっと少ない5人だけど、この風なら丁度良い重量かも。船に上がると、なんと風速計の風車がデッキにポトリと落ちている!先週せっかくマストに登ってメンテしたのに・・・。

 参加艇は25艇。冬なのにこの盛り上がりは何?でも葉山のレースはとても楽しい。他のマリーナからも参加して来るのも頷ける。初心者でもクルージングボートでもレーサーでもどっちつかずでも皆一緒に楽しめるんだけど、前の方を走るとなると伏兵も多くこれがまたなかなか難しい。

 そうこうしているうちに定刻どおりに予告信号が鳴る。バテンを長くし、トップもフルバテンにして生まれ変わったメインと、ヘッドセールはNo.1ミディアムをセット。ラインはイーブンだったが、P旗が揚がってからやや右に振れ本部艇有利となる。本部艇側からアプローチしライン手前を流したあとクリアウォーターに入り込みジャストスタート・・・。でも上に折り重なっている艇団がリコールらしくゼネリコとなる。(ザンネ〜ン)仕切り直しのスタートはライン中央付近からホープレスポジションでのスタートとなってしまう。もう少し強気に下から追い出すこともできたけれど後の祭り。徐々に風が落ち始める。
 
 上マーク回航後、スピンはジャイブセットの角度だが、後続のアプローチ艇を嫌ってか?先行艇はベアウェイセットで右に伸ばす様子。HOBBY HAWKもそのまま揚げ、艇団をかわして即ジャイブ。この時左海面に残っていた最後の北風を掴み、スタートでリードを許した右舷お子様の前へ出る。下マーク回航直前まで俄然スピードに乗っていたので、上降ろしで上手く回り込もうとしていたら、クードヴァンのブランケに捕まり失速。潰れたスピンの回収にやや手まどっているうちに行き足の付いた他艇に先に行かれ順位をおとす。

 2上ではとうとうパッタリと風が止み、ライトジェノアにチェンジ。赤いのがずうっと右海面へ寄せていく。なんたって赤いのはバクチ打ちだから。その後首筋にわずかな風を感じ、南がすこーし入ってきて上下逆転する。でもスピンがはらむような風ではなくジェノアでマークまでガマン大会となる。

 2上マーク付近でシーボニアのタバサとミートする。ニ枚目(^_^)なかみゅらさんに挨拶すると、体育会系かっ飛び娘サガワ格闘技セーラーすーさん迷カメラマン篠山うしんさん、など知った顏がゾロゾロ。すごい役者が揃ってるなぁ。そのまま世界一周お笑い行脚に出かけても良さそうだ。

 回航後流しこみのフィニッシュに向かう。さっきバクチを打った赤いのがぐーーんと伸ばしなんとトップフィニッシュ。バクチ打ちテラさん大成功の巻。4艇のレーサーを挟んで右舷お子様がフィニッシュ。HOBBY HAWKは右舷お子様に遅れること1分少々でフィニッシュ。着順7位、修正6位。

 冷たいおにぎりをほお張りながら最後の艇のフィニッシュを待つ。第2レースは14:00スタート。南がそよそよと吹き始める。へさき男1号の絶妙な誘導でライン中央付近からスピードに乗ってジャストスタート。本部艇寄りの何艇かがリコール。飛び出したのはADINIS。ヘッダーでタックを繰り返し、一時DONNAの前へ出る。南風はレース海域全体にむらなく広がっていたので、スタートの善し悪しが順位を大きく左右した。順当にレーサーが入り、その後HOBBY HAWKがフィニッシュし、続いて右舷お子様、赤いのとライバルだんご状態。着順6位、修正3位。

 総合成績は第4位!右舷お子様は最近練習レースでレーサーをぶっちぎったらしく、鼻息荒くってもー大変!(風上で鼻息のハイパーベンチレーションでもやって欲しかったなぁ)てことはぁ〜、レーサーをぶっちぎったフネをぶっちぎったってこと??スゴイじゃん。

というわけで99年、これまでの対戦成績
対右舷お子様 1勝1敗  対赤いの 2勝0敗


   HOBBY HAWK
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