からす主催合同練習会

2月28日(日)参加艇:12艇くらい

 

 今日は4人しかいないけど、ま、練習レースだし、右舷お子様の練習レースに毛が生えたようなもんでしょ?なんて軽い気持ちで長者沖に向かう。

 風待ちしている感じで何艇かが集まっている。近寄ってみると、からす、ゼネット、センチュリーファースト、サエラ、シャラクそして相模湾でチューニング中の1D35のソーラー、他にもアズサやトレーサー、リトルファンデーション、などなど。「うわあ、ちょっと場違いなんじゃない?オメーラ、なめてんのかーってどつかれるかなあ?」と急に気弱になる。しかも4人しかいない。待てよ4人ってことは、バウもメインもヘルムもできないアタシが一人で真ん中ってこと?ぐえー。うろたえながらヨタヨタ走っていると、サエラがやって来てごあいさつ。この前ピット女が代表してカチコミ入れといたから。(うそ。その節はごちそうさまでした)

 上手いレーサーの方々とスクラッチレースが出来るなんてすごい贅沢な練習。何とか付いていってぐぁんばろう!と開き直る。邪魔しないように・・・。

 知らない間にP旗が揚がっていたので急いでラインに戻る。時間が全く分からなかったので、ラインを行ったり来たりしてホーンが鳴ってからスタートを切る。南寄り5ノット程の風、ライトジェノアをいつもよりちょっと深くしてみる。微風だし、コースが短いのでバタバタと忙しいが、何とか着いて行った。

 左海面を選んだ艇が少し前へ出たが、後ろにも数艇いたみたいだ。

・・・短い。
「この風とこのコースなら結構有利かも」

ちょっとだけ自信をつける。次のレースを待っていると横山さんが乗り込むシャークJがやって来た。お、ライバル到来。俄然張り切りモード。ライン中央付近からまずまずのスタートを切る。スピードにも乗っている。すごいぞ前の方を走っているぞお。リフトが続くのでしばらくポートを伸ばす。

 シャークJがリフトの中タックし、明後日の方に落とされていった。サエラとミート。ピット女はこっ恥ずかしくて直視できない。意外とシャイなのだ。だって前を切るなんてー!きゃー!とつぶやきながら2挺身程前を切る。ウハハ、これ一生心の支えにしよっと。(笑)

 上マークを回り、スピンアップ。って書くのはホント簡単なんだけど、ジェノアを出しつつトッピングを決め、アフターガイをゴリゴリ持ってくる。でサイドデッキに駆け上がりスピントリム(ぜィぜィ)一人でやるなんて初めてで、もー心臓バクバク。でもこんな時じゃないとへっぽこのわたしにはあんまりやらせてもらえないから。今日はやっぱ来てよかった。へへへ。

 途中まではタイトリーチのスピンだったけど、一瞬前に回った次の瞬間、すぐに前よりもっと後ろに振れる。この振れに一早く気付いたビール先生にどやされ、トリムを合わせると、突然じゃばじゃば走り出す。これが結構痛快だった。でジャイブ。当然ピット女がガイとシートを両方持ち大きな凧を回さないといけない。古いシートを出し遅れて潰したりで後ろから追い立てられる。

 スピンタウンもダウンビローで引きずり降ろす人が居ないと慣れていなくてスムーズに行かない。ジェノアリーダーのカーに巻き込んでしまったり、海面に着いてしまったり、で、最後に破く・・・(-_-)基本的なミス、というかクルーワークに難アリ。うーーん、あの風だったら4人でハンドリングできなければいけないなぁ・・・

 と言う訳で、すごく勉強になった。レーサーたちは強引にインを取りに来るのでびびってしまうが、考えてみればそんなのは当たり前。でも何とか相手になったし、HOBBY HAWKの後ろにも何艇かのレーサーがいた。すごい善戦、すごいぞ。んな訳はないのですが、「アイツらに負けたらおしまいだぞ」と言われる立場で、これからもタイフ〜ンの目になって練習会をかき回す伏兵になりたいものです。

からすの皆様、ありがとうございました。



   HOBBY HAWK
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