第1回 京急湘南ウィーク第1日

スタート:5月2日(日)午前10時40分
コース:小網代浮標回航
参加艇:14艇

 5月らしい陽射しでいよいよTシャツの季節。下架して艤装をしていると逗子マリーナからG'TWOが入港してきた。今日は「うに」と初めておんなじレースに出るのだ。バラスト隊長ブッチーと久々の彩子嬢、ゲストのつーさんを迎えていつもより賑やかな8名でレース海面へ。

 予想に反して参加艇が14艇といつもの半分程。定刻どおりに予告信号が鳴る。ラインは本部艇有利、まずまずのスピードでジャストスタートを切るがゼネリコとなり仕切り直し。2回目のスタートは1分間&ラウンドジエンドルール。本部艇側から出ようとするが、下からシンデレラに突き上げられる。1分前に入っていたため、仕方なく本部艇の外側で一回転しドンケツで出ていく。インカレ艇団とコースがクロスしているようなので、上マークをかわして通る。2艇のPLATUと付かず離れず沖よりを進み、右舷お子様を押さえて小網代ブイを回航。リーチングのスピンで快調に飛ばすが、Melges24のアーリーバードがものすごい勢いでジェネカーを引きずりながら走る走る。Melgesには持って来いの角度とあって、見る見るうちにトップ艇のシンデレラと並んだ。
 その後長者の沖で、後ろからヒタヒタやってきた右舷お子様と激しくラフィングマッチ。上を通させまいと、ラフしたらすぐに目で合図をしてポールフォア、シートクランク、カマの掛け合いで何度となくラフし続け、2艇だけフリートを忘れあさっての方を向いて、もーどこまでも意地の張り合い(笑)。一瞬のスキをつかれ、ついに上から抜かれてしまった。キ〜〜ッ!ぐやじ〜。

 2艇のPLATUにも差を詰められ右舷お子様に続いてフィニッシュ。(でも修正ではいただき〜)。しかし、なななーんと、うしろのアミスタッドに10秒差で食われてしまった。
あ〜、あんなラフィングマッチの誘いになんて乗るんじゃなかったぁあぁぁああぁああ〜(大後悔)
教訓:右舷お子様がラフして仕掛けてきたら即ジャイブ!

 HOBBY HAWKは修正で第8位、平凡というか芳しくない成績・・・。

というわけで99年、これまでの対戦成績
対右舷お子様 3勝2敗  対赤いの 3勝1敗


第1回 京急湘南ウィーク第2日

スタート:5月3日(日)
Race#=1午前10時30分 Race#2=午後1時00分
コース:上下ソーセージ×2レース
参加艇:17艇

 今日も良い天気で南の風10ノット程のさわやかコンディション。スタートラインはイーブンで中央付近からややアンダー気味のスタート。風は安定してレースエリア全体に吹いていたが、細かいリフトを掴んでショートタックを繰り返す。

 1上真ん中あたりからスターボを伸ばしビックゲイン。先ほどまで先行されていたキムタロ息子さんの新しいPLATUとスターボでミート。権利を主張するがおとす気配もなく、タックの準備も出来ていない様子だったので慌ててよける。一応抗議の意思表示をすると、手を上げて素早くケースの解消を行ってくれた。これで前へ出る(^o^)。

 赤いの右舷お子様を押さえて1上マーク回航。その後ライトジェノアのトリムもツボに入り、上りでは角度、スピード共に負けることなく、(スピンで毎回ちょっと詰められるのはわたしのトリムのせい?)ダンゴながらも2艇を押さえてフィニッシュ。修正第3位!

 第1レースをフィニッシュしておにぎりをほおばっていると、なんと本部艇に予告信号が揚がっている。先ほどから徐々に吹き上がってきたので慌ててミディアムをアップ。ちょっと吹いてくると途端に船の上がドタバタしだす。吹いてるって言ってもせいぜいガストで16,7ノット程度。

 右舷お子さまに前を切られ、押さえのタックを打たれてホープレスポジションに追い込まれる。失速する一方だがタックすればオーバーセールなので、スピードモードで行こうと落として離れる。が、艇速はナ〜シ。落としているにもかかわらず離される。ミディアムのトリムのツボを本当に押さえていない!ヘルムとの相性も悪く、このくらいの風になると途端に順位を落としてしまう。大反省・ミディアムでのテストセーリングが早急にひつよ〜だー。

 続いて1上のスピンアップに失敗。原因は、
< 回航時ジェノアを出し過ぎ→スピンと干渉しアップが遅れる→揚がりきっていないのにスピンシートを引いてしまった→スピンがはらんでしまいクランクしないとハリヤードが揚がらない。> という悪循環。あー反省。

 下側デッキを波が洗うコンディションになり、Melges24がジェネカーを飛ばしながらブローチング、というよりあれは沈?

結局スタートから飛び出していた赤いのがファーストホーム。HOBBYHAWKは数々の課題を残しフィニッシュ。修正第5位。あれれ、でも本日の総合成績は第3位!赤いのにはやられたけど右舷お子様にはそつなく勝利〜!

 というわけで99年、これまでの対戦成績
対右舷お子様 4勝2敗  対赤いの 3勝2敗


第1回 京急湘南ウィーク第4日

スタート:5月5日(日)午前10時30分
コース:小網代浮標回航
参加艇:10艇

 昨日の天気とは打って変わって朝から五月晴れ〜!実は昨日は実に4年ぶりに熱を出して寝込んでしまった。悪天候の為HOBBY HAWKは昨日のレースは不参加を決めていたため20時間ひたすら眠り続け、もーこうなったら気合で治す。目が覚めると気分も良く、カーテンから青空がのぞいていたので、ガバッと起きてドリンク剤を一気飲みしていそいそとマリーナに出かけた。(仕事にもこの熱意があればねえ・・・)

 海上は軽い南の風8〜10ノット。昨晩の強風の名残で波長の長いうねりが残っているが、それ以外はこの上ないさわやかコンディション。

 10:20定刻どおり予告信号が鳴る。ラインはほぼイーブンだったがスタート直前でやや東に振れ本部艇有利となる。参加艇は10艇といつもの半分以下ということもあり、中央付近から余裕のスタート。

 スタート直後からあまりスピードに乗れず少し置いて行かれた感があったので、同じコースを引くことを避けて何本かのショートタックで沖出し。インカレの艇団をかわした頃には何艇かにゲイン。亀城をかわすまでは上り一杯だが、沖出ししたHOBBY HAWKはちょっとオーバーセール?と思ったけど、結果的には岸寄りの各艇はうねりや潮に翻弄されていたため、スピードモードで一気に差を詰めて大成功。それにしても今日の赤いの目を見張る早さ!岸ベタを行ったが亀城も一本で上り切ってしまった。あっぱれ寺さん。(沖から見てると今にも亀城の白波のチューブに巻かれるかと思ったんだけど)

 さきがけがトップで小網代ブイを回航。続いてクードヴァン。HOBBY HAWKは3番手で回る。高さの余裕は有ったはずなのに、予想どおり吸い寄せられるように潮がきつく結局上り一杯でセーフ。スピンアップして先行艇を追う。タイトなスピンで豆を潰しながら頑張るぅ。この時点で昨日熱出してたことなんてもー遥か彼方へとすっ飛ぶ。右舷お子様が後方からじわりじわりと迫る。1日目のレースのこともあり、早くからケアしていたつもりでも、あっという間に追い付かれる。どうしてスピンでは右舷お子さまに詰められるんだ?やっぱアタシのスピントリムのせい〜?(泣)でもラフィングマッチにはもう付き合わないもんねーだ。

 上突破をしかけてくるのでちょっとラフしてみるけど、ボートスピードが違い、すぐにブランケに入ってしまう。スピンが潰れたので落とし、お尻に付いていくことにする。この距離を保てばレーティングで勝利なのだ。長者ケ崎を越えるとやや風が落ち、前に回る。すかさずジェノアアップ。ポールはそのままで風の振れを見ていたがしばらくするとまた戻ったのですぐにスピンアップ。ここで右舷お子様を上から抜き返す。(ひゃっほ〜)ジェノア、スピンと上げ下げを繰り返し、ついに風がパッタリとなくなる。ライトシートに交換し、びろろーんと手でスピンを広げながら超低速で我慢しながら進み、フィニッシュライン3挺身前で2分ほど漂ったあと、14:09フィニッシュ。着順3位、修正3位!

 京急湘南ウィーク4日間の総合成績は、優勝クードヴァン、2位右舷お子様、3位G'TWO、HOBBY HAWKは不参加もあり第6位。
関係者の皆様、楽しい連休をありがとうございました。

というわけで99年、これまでの対戦成績
対右舷お子様 5勝2敗  対赤いの 3勝3敗


   HOBBY HAWK
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