第9回ミッドウィンターレガッタ

スタート:2月6日(日)#1 午前10時40分 #2 午後12時05分
コース:上下ソーセージ(#1=4マイル #2=5マイル)
参加艇:24艇

 

 健康なカラダだけが唯一の取柄のこのアタシとしたことが、土曜から風邪っぴき。ちょっとくらいの熱なら家で休んでうだうだしているより海でリフレッシュしたほうがいいかも(そんなわけない〜〜〜!-_-)・・・と歳も考えずに風邪薬と一番安いリポDとビタミン剤を乱用し、ぽわ〜んとナチュラルハイ状態で海へ到着!夕方から雨・・・との予報だけど今の所お日様が顏を出している。

 12月からおよそ1月半ぶりのクルーザーレース。体が鈍っていそうでちと心配だけど、う〜ん楽しみ。本日の参加は24艇。北寄りの風7〜9ノット程と気持ち良く走れそうなコンディション。

 レース海面に到着すると、ん!? な・なんと「あ〜〜〜〜♪水色のフネぇ〜〜〜♪」byジュンコヤガミ%古いよバカ(-_-)そう、サエラ様がいらっしゃった。先週のSTCが中止になって、くすぶっていたのかな?葉山のレースには初登場である。オーノさんのアドニスにはオークランド帰りのニッチャレ・脇永選手が乗っていて、何だか知らないけど今日はスゴイ亊になりそうだ。岸の近くは吹き下ろしで安定しないからか?随分離れた場所にマークが打たれた。うっかりアウターかと思っていたら、上マークだったらしく気付くとみんな遥かシモへ移動している。慌ててジェノアを降ろし、スロットル全開で本部艇へ。デプスメーターを見ると70m!ひえぇ!アンカー上げ下し係の方に思いっきり同情してしまう。サエラ様はいーのだろーか。スタートラインから遥か遠くを大崎の方へぐんぐん上っていく。きっとデータ集めとかそういうムツカシイお仕事をしているに違いない。

 ヘッドセールはNo.1ライトをセット。ラインは長め、わずかに下有利。スタート直前でラインから出そうなフネがラフに応じてくれなくてじらされたけど、その後うまく流して、トップスピードでラインを切る。会心のスタートで頭を並べ快走するけれど、振り向くと忌々しい紺と黄色の三角の旗。チッ。こんなスタートそう何度もできないよーぅ!

 仕切り直しはラウンジエンドの1分間ルール。中央辺りからまずまずのスタートとなる。小さなヘッダが続くのでしばらくガマンのあと、水ができてからポートに返す。あー、なんか久々のレースで動きが鈍い。サエラ様が後ろにいるけどものすごい勢いでグングンやって来る。ミート艇の処理でしばらくしたらまた返す。何となく左右に分かれるが、一時左に振れ、右のフネに大きくゲインされる。サエラ様もうんと前に行ってしまった。HOBBY HAWKはコース左からポートロングのアプローチ。それでもスタートが良かったのでまだまだ前の方。レイラインに乗ったスターボード艇が連隊をなしてやって来る。さーて、どこ通ろうか。ジャストミートのアミスタッドをディップしてよけて、その上でタックしよう、ということになるが、風が振れていて手前で返しても入れそうな感じもあって、結局慌てて返してしまう。返してみたらやっぱり全然足りない。おまけにシットエアのど真ん中でツボってしまい、信じられないけれど、ここで10艇くらいにやられてしまう。スゴイよみんな、そつなくて。レロレロの風の中で失速していると、とうとう先行していた右舷お子様や26フィートの紺色の!にまで先に行かれてしまう。あ〜ぁ、大失敗。トホホ。

 ベアウェイセットで先行艇を追う。しばらくしてからジャイブして下寄りを行くフネもいるが、風は少ーし前にまわってギリギリだけどこのまま行けばマークは正面だ。最短距離を走って随分挽回する。このまま行けばさっきのはチャラだ〜!ってくらいいいコースに乗ってるんだけど、そう都合のいいようにばかりは行かず、風がだんだん落ちてくる。結局真ん中あたりでワンジャイブ入れる。アドニス、サエラ様などの先頭集団はとっとと行ってしまった。

 2上レグ、2下レグ、シフトを見ながら走るけど特に挽回はならず。結局1上アプローチのミスを最後まで引きずってしまい14位でフィニッシュ。修正16位(^_^;;)

 トップ艇フィニッシュ後30分がタイムリミット。すぐに第2レースの予告信号が揚がり、全然休む暇がな〜い!風は少し振れて北東くらいになる。スタートは本部艇有利。風が一段と弱くなってきてスピードに乗らないままラインを切る。うぁ最悪〜。と冷や汗もんだけど、周りを見渡すとみんな同じようなもん。大型艇は飛び出していってしまったけれど、まだ後ろの本部艇付近で団子になったまま漂ってる艇団もある。スピードモードでフネを滑らせることを心掛けて、なんとか艇速を回復させる。

 暫くスターボを伸ばして行くと、ずんずんリフト。よっしゃ!と思ってそのまま伸ばすけれど、どこまでもどこまでも続くリフト。HOBBY HAWKは艇団の左端にいるのだ。このまま振れ切ったら、もーサイアクである。やばいなぁと思っていると少し戻す。長続きしないとしても、行ける時に少しでもコース中央に寄せておこうと思いタック。しばらくイーブンだったけれど、ラッキーにも少し戻す。その後も風は振れたり戻したりしながら徐々に東に回って行った。

 そんなこんなで1上のコースは上手く振れに合わせることができて大成功。スタートの遅れを挽回する。片上りに近い角度まで振れていたため、上回航後は当然ジャイブセット。ベアウェイで行ったフネの内側に入りロスなく回る。

 このレグの途中で風がへなちょこになる。スピンがだらーーーーーんとなり、ライトシートに変えてみる。騙し騙しなんとか飛ばしながら下マークを目指すが、時折艇速が風を上回ってしまいラフからバシャっと潰れるようになってくる。回航してきたアドニスはなんとまたスピン!えっ?えっ?どうやったの?一度下ろしてからまた揚げたの?それともスピンでタックして回航したのぉーーー?????教えてぇええぇえぇえー爆笑問題〜!

 回航後はアビーム近い角度。外取りをしようかとも思ったけど、前の方はまた少し違う風のようなので、とりあえずリーチが開き過ぎないようにリーダーをうんと前にして凌ぐ。風はまた少しまともに吹きはじめて来る。途中、スピンが揚がる角度になるけれど、マークも近いのでそのまま行く。

 風は上下逆転し、次の下りレグはもうスピンは揚がらない。前の艇団は落として直接マークに向けて行った艇もあったけれど、結局上り一杯に近くなり大きなロスとなる。HOBBY HAWKも、だいぶ高さの余裕を見て安全めに行ったつもりだけど、最後にさらに前に振れ、クローズ一杯でワンタック入れる羽目になる。

 最後の上り(でも下り)はスピン。ジャイブ無しの一本のコース。前のフネを抜きたくてラフィングをしかけてみるけれど、プロパーを外れることはロスだと判断し、VMG重視で行く。後半はそれほど順位の入れ代わりは無かったけれど、まぁまぁ無難に走り、着順9位、修正4位とまずまず。

 優勝は、流石の走りで格の違いを見せつけてくれたサエラ様。2位は1,2レースとも良いところを走ってまとめたサクラ。HOBBY HAWKは1レース目の大たたきが響いて第9位。シングルだからまーいーや!(よくないっ!)赤いのには勝ったしー。

 やっぱ、れんしうしないとダメですねぇ、ワッハッハ。

本日のメンバー
ヘルム:森(途中一時らんらん)
メイン:ビールせんせい
ピット:おぎゃわ
バウ:あーのすけ
ヘッドセール:らんらん、アタシ 

というわけで2000年、これまでの対戦成績
対右舷お子様 0勝2敗  対赤いの 1勝1敗


   HOBBY HAWK
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