阿蘇の不思議な神宮
幣立神宮
幣立神宮(へいたてじんぐう)の祭神は、神漏峡命、神漏美命、大宇宙大和神、天之御中主大神および天照大神です。
  日の宮とも呼ばれます。

鎮座地は山深い熊本県阿蘇郡蘇陽町大野(南阿蘇)
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蘇陽町は九州の臍に位置するといわれ、218号線沿い蘇陽高校と大野小学校の中間に鎮座しています。
(松葉三叉路西側の1q 265号線と218号線に挟まれた蘇陽高校裏山付近に所在し、九州のへそ基石 西2q)
古史古伝      
                      
幣立神宮は、901〜923年(延喜年間)に、阿蘇の大宮司が天照大神を主祭神として祀りました。
  
元伊勢宮として、祖神を天之御中主とする日の神が祭られています。世界の全ての神は天之御中主から生まれたとしています。

一説には、神武天皇の孫である健磐龍命が、九州鎮護の使命を帯びて下向し、宮崎県の日向に上陸し神武天皇の霊を祀つた後、延岡から5ヶ瀬川を逆のぼつて幣立神宮に赴き、天神地祗を祀りながら住民を和らげて草部へ向かったとも伝えられています

幣立宮縁起書
  • 天神の大神が幣(ぬさ)を投げられた時に、その幣が原に立ったのでその地を幣立といいます。
  • イザナギ、イザナミの命は二峰山で結婚され三神をもうけられました。オオヒルメノミコトは高天原日の大宮にあづけられ、ツキヨミノミコトは竜宮に、スサノウノミコトは五ケ瀬川の川上に預けられました。両神は引退後、高天原日の小宮に鎮座されました。
  • 地神五代に天岩屋戸から御輿に乗って来られて天照大神が鎮座されました
 
神宝
   文字の刻まれた石版

   世界5種族の五色面


高天原縁起では、次の神々が祭神
  • 神代7世---大門能主大神〜
  • 天神7代---天之御中主大神〜
  • 地神5代---天照大神〜

ご神体の文字

  文字は日本の神代文字であり(1819平田篤胤)、大和の石上神社や出雲の出雲大社に伝わる神代文字の祝詞です。文字の大神は天之御中主(あめのみなかぬし)であり、阿蘇山近くの阿蘇日の宮・幣立宮であると伝承されています。

   6000年前からあった文字で刻まれているといいます

   表: “アソヒノオオカミ”−−−阿蘇日の大神(肥神の書(対馬の阿比留文字と同体で記載) 
  
   裏: “ヒフミヨイムナ”−−一 二 三 四 五 六 七 (薩人の書で記載)      
五色神祭(小祭)8月23日。(近所の人からの情報)
地球の安泰と人類の幸福・弥栄、世界の平和』を祈る儀式
出典「青年地球誕生いま蘇る幣立神宮」 青木秀映・伸哉著明窓出版 平成11年

幣立神宮由緒
大日本史に見える知保の高千穂峰の所在地。
神殿に落ちた雨の神水は東に流れれば日向高千穂の三田井の熊代川から太平洋に注ぎ、西に流れれば阿蘇火の国の白川から島原湾 日本海に注いで地球を包み世界を潤します
高天原日の宮の伝承を持つ国はじめの尊宮でr。建磐龍命は勅命により天神地祗を祭られました。
大野は阿蘇家の私領であったとも伝えられています 。 ちなみに、右の石灯籠に刻まれている紋は、阿蘇神社と同じ違鷹です。
平成15年8月23日 五色神祭 参拝記                              (作者:vivさん) 
 23日は幣立神宮の五色神祭でした。鳥居をあがって行くと正面にお堂があり、右手には天神木と高千穂と東の宮がありました。そして左手にも小さなお宮が2つと奉納所とお手洗い。奉納所では奉納演奏をしていましたが、私が到着したのは、それがもう終わる頃でした。(五色神祭は11時からなので、10時ごろから演奏していたのかもしれません。)ここへいく時は紫外線対策をきちんとして、帽子を準備されていくのが良いかと思います。神事そのものは大祭でなく小祭でしたが、1時間ほどかかりましたし、大祭の時なら更に時間がかかるかもしれませんので。(小祭でも参拝者はたくさんいましたが、大祭では本当に大勢になると思います。)ちなみに神事の後で、お堂に上がることができ、お持ち帰りにお茶をプレゼントしてくれます。
 神事のあとで奉納所の奥の道を降り、東御手洗へと向かいました。ここの聖水は左と右では味が異なり、左の方がおいしいとの評判でした。(たしかに軟水と硬水のような味の違いがありました。)お堂に手を合わせてから、お水をいただきました。それから周辺にある六角堂へと足を伸ばし、幣立の本殿へと戻りました。この時にはもう夕方(4時半頃)になっており、人気もようやくなくなっていたので、改めてお堂に上がり手をあわせてきました。(わたしは、気には他の人よりも敏感です。神事の巫女舞では温かく優しい母性的なエネルギーを感じましたが、この時にはパワフルなエネルギーを感じました。)
 
 次の朝は、そこで知り合った人に他の神社へと連れていってもらいました。この時に、辺り一体が良い場所なんだから、こうゆう土地へ来て部屋の中にこもりきりなのは、つくづくもったいないなと感じました。(私は免許を持っていないので今回諦めましたが)レンタカーを借りて、あちこち周って過ごすべきでしょう。外に出て過ごさないと、本当にもったいないです!(小さな神社が散在しています。車でなければ周って歩くのは、難しいかもしれません。)
   神社めぐりに興味がないという方にも、外で過ごすことをオススメします。 ここでは自然の音に耳を傾け、水に触れ、木に触れ、雄大な自然に触れることができます。霞に曇った山々は、他の土地ではそうは見られません。(vivさん記 2003.8.23)

不思議な力は、剣はもとより文字にも宿りますが、それらは言霊であり、祝詞であります。その文字は布留の言本という石上神社の祝詞で、阿蘇日の宮・幣立宮の石版に刻まれているそうです。また、草薙の剣も伝わっているともいわれます。


水の珠

    地球の気象を司る珠。


日の珠
    地球の気象を司る珠。


五色神面
    緑、黒、赤、黄、白------世界五民族の面
伝承/その他

千穂木と呼ばれる巨木
巻天神として祭られています。天之御中主命と天照大神が降臨するといいます。古事記や日本書紀にでてくる高千穂は、この高い千穂木のある日の宮幣立宮をさすとの伝承があります

の神を祭祀していました。

世界中から五色の民族が参拝したと伝えられています。モーゼ、キリスト、釈迦、孔子。富山の御皇城山と関係があるようです。

1万5千年前には世界共通の神、言葉そして文字があったのではないかといわれます。

宮下文献と関係があるかもしれません。

第2王朝第51代までの天皇は阿祖山太神宮で即位し、高千穂宮で神上がっているといいます。

幣の意味は宝であり御幣は神様を祀る具。一方、弊は悪いと言う意味で全然違います。ご注意!

神宮の裏には、山水がわき出ていて美味しい!この一帯には棚田もあります。

幣立宮の周辺には風の神、塩原の御神陵の森、天皇、山の神、高塚等があります。また、知保窯、馬見原橋、火伏地蔵堂や、やや離れたところに服掛松キャンプ場、蘇陽峡等もあります。



幣立神宮への交通ご案内


 交通の便は悪いので、時間の余裕があればバスでもよいでしょうが、時間がなければレンタカー等の車が良いと思います。また、宿はほとんどないので南郷谷や阿蘇谷に戻るか、高千穂方面に抜けると良いでしょう。とにかく山深いところですから交通機関には十分注意してください。

国道265線を高森から南に向かうと、二瀬本神社→蘇陽町役場を通り馬見原(まみはら)に出ます。馬見原から218号線で西の方に少し行くと大野の近くの山中にあります。付近にはコンビニとかありませんので高森や阿蘇で仕入れておく必要があります。 JR豊肥線 立野で下車し南阿蘇鉄道に乗り換え終点の高森で下車します。高森からバスが出ています。蘇陽高校入口下車。

阿蘇谷からですと、JR豊肥線の宮地で下車し、バスはないのでタクシー等の車で坂梨を経由して256号線で高森に出て、高森からバス利用ということになります。

空路 熊本空港からバスの便あります。

JR  熊本駅からバスの便あります。

宮崎県から鉄道 高千穂鉄道の終点 高千穂駅から車を利用します。 


 ■交通機関情報いろいろ。
   注@バス路線/バス時刻表/宿泊設備等A子さんからの情報を基にしています。
   注A但し、本ページの交通機関の情報は、参考情報としてください。実際にはそれぞれこ゜確認願います。
 <ホームページ>
   蘇陽町役場のホームページ
 <鉄 道>
   豊肥線(熊本駅→立野駅→阿蘇駅→宮地駅)
   南阿蘇鉄道(立野駅→高森駅終点)
 <路線バス>
   熊本バス馬見原営業所、宮崎交通馬見原営業所、
   九州産交阿蘇営業所/高森営業所
     高森中央〜馬見原行き (蘇陽高校入口〜高森中央間の運賃:920円)
       高森中央  蘇陽高校入口  馬見原
       7:00    7:49    7:53(日祝運休)
       10:30   11:24   11:28
       14:00   14:48   14:53
       15:40   16:34   16:38
       17:25   18:31   18:36
     馬見原〜高森中央行き
       馬見原  蘇陽高校入口  高森中央
        7:00   7:04    7:58(日祝運休)
        8:20   8:24    9:13
       12:30  12:34   13:23
       15:40  15:44   16:38
       17:20  17:24   18:13
   蘇陽高校前から高千穂行きの宮崎交通のバス最終便(18:37発)
   (例2)宮崎交通のサイトには路線バスの詳細な時刻表検索があります。
     高千穂バスセンターと蘇陽高校前で検索すればこの線のバスの時刻表
     が見られます。⇒ http://busnavi.miyakoh.co.jp/pc/
 <観光バス>
   産交観光バス阿蘇営業所、南阿蘇観光バス、南阿蘇運輸観光バス九州中央観光
   (例)九州横断バス
 <タクシー>
   :グループでワリカン可能な方にお勧めです。
   ASO観光高森タクシー、くさむら幸福タクシー、蘇陽観光タクシー、熊本バスタクシー、一の宮タクシー、
     大阿蘇タクシー
 <レンタカー>
  :時間とルートに縛られないのでクルマが運転できる方にお勧めです。
   トヨタレンタカー熊本阿蘇赤水営業所、駅レンタカー九州阿蘇営業所
 <徒   歩>
   :馬見原から幣立神宮までは2Km 約30分。
 <自転車>
   :山道なので坂が多く、体力のある男性の方は挑戦してみてください。

<宿泊ホテル/旅館等>
  < 蘇陽町役場近くのホテル>
     そよ風パーク(ホテルウィンディ) Tel.0967-83-0880 (シングル 約6,000円)、
  <馬見原近くの旅館>
     熊乃屋旅館 Tel.0967-83-0027
     丸萬旅館   Tel.0967-83-1151
     美鶴屋旅館 Tel.0967-83-1141
  <宮崎県の宿泊所>
     高千穂まで出る
     宮崎県 延岡まで出る


Areteさんの参拝行程


〔事例1〕初夏7月 熊本空港→阿蘇神社→阿蘇火口→幣立神宮ルート
一言アドバイス
  空港から阿蘇山頂まで行って、お昼を食べて火口県見物して また阿蘇駅まで下りてくるので、
  阿蘇初心者にはとても便利!
  昼食代込みで2840円でした。このまま別府方面へ行かれる方は なお便利です。

ルート
   熊本空港
     ↓(九州産交:九州横断バス・あそ1号)
    阿蘇山頂
     ↓(ロープウェイ)
    阿蘇山上の火口
     ↓(ロープウェイ)
    阿蘇山頂
     ↓(九州産交:九州横断バス・あそ1号)
    阿 蘇
     ↓(九州産交:路線バス)
    阿蘇神社
     ↓(徒歩)
    宮 地 駅
     ↓(JR特急あそ)
    立 野  駅
     ↓(延岡行き特急バス)
    蘇陽町役場前
     ↓(タクシー:1590円)
    幣立神宮
     ↓
    宿泊は延岡まで出ました。

注意事項
  バスは遅れる場合があり、鉄道の接続はうまくいかないことが多いので、余裕をもったスケジュールを立ててください。
  豊肥本線 立野駅でのバスへの乗り換えは注意が必要です。 立野駅からバス停のある国道沿いまでの道が案内版ひとつないので 非常にわかりづらい。徒歩で約10分ほど道路を渡った反対側のバス停が延岡方面行きなので間違えないようにしましょう。
  A子さんは時間的に特急バスの接続がよかったので立野で乗り換えたの ですが、もちろん高森で下りてそこからバスでもいいんです。その場合、馬見方面行きのバスで「蘇陽高校前」まで行けば タクシーは必要ありません。特急バスは残念ながらここには 止まらないので・・・。ただ、特急バスにせよ、高森からの路線バスにせよ1日数本しかないので、九州産交バスのサイトで
時刻表をよく見て計画を立てることをおすすめします。
  蘇陽町の町営バス(無料)もあるようです。 時刻表は蘇陽町役場に聞いてください。
   バス 蘇陽町役場発〜蘇陽高校入口の時刻
       ・平日 二瀬本馬見原線 PM12:05発   ・道の上馬見原線 PM16:30発 
       ・土曜 道の上馬見原線 PM12:30発 
   バス 蘇陽高校入口発〜蘇陽町役場の時刻
       ・平日 PM16:15発   
       ・土曜 PM12:15発

〔事例2〕高千穂側から阿蘇へ抜ける春3月の平日ルート

ルート
  高千穂バスセンター 10:35発・波帰行き路線バス
     ↓
  蘇陽高校前      11:15着
     ↓
  幣立宮         11:25頃着(大雨のため時間がかかりました)
     ↓          徒歩で移動・約30分。(バスの時刻まで1時間以上も あったのでバス停前のコンビニ兼スーパーのよ
  馬見原          うなお店で暖をとらせてもらう。)
 
  馬見原         15:40発・高森行き路線バス
     ↓
  高森中央       16:40

その他
 Areteさんの情報によると女性月刊雑誌『ダ・ヴィンチ』8月号に、「特集「謎の超古代文明がこの国にも実在したとご存じでしたか」に幣立神宮のことが“雲海の奥に秘められた阿蘇古代文明の祭場をめぐる”に掲載されているそうです。また、同記事には巨岩に刻まれた神代文字は何を語るのか?として、南小国の押戸石(おしどいし)の紹介もあります。
草部吉見神社
阿蘇の山深い高森町草部の草部中学校近くにあります。
草部吉見神社は、下り宮で階段をかなり下って降りた所にあります。

場所:熊本県阿蘇郡高森町草部(南阿蘇) 高森町から国道325線で東の高千穂方面に向かい、高森・奥阿蘇キャンプ場、高森奥阿蘇物産館の近くにあります。やや離れたところには奥阿蘇大橋があります。

神武天皇の三男 彦八井耳命(ヒコヤイミミノミコト)の子 国龍命(クニタツノミコト)を祭ります。国龍命は日向から河走り谷の岩屋に移り住み、やがて国龍命の従兄弟である健磐龍命が肥後国を治める勅令で下向途中に立ち寄り、国龍命の姫を妃として宮地へ移住しました。


右手側には国龍命が大蛇を切ったとき流れて出た血て゜出来たと伝えられる沼がありました。又、付近には大蛇の血が流れた血引原という地名があります。
草部吉見神社から200m程 離れたところに“日子八井命”の御陵があります。神武天皇の御子です。


・御陵は石柵で囲まれていますが、中は平坦で草が生えていました。
<社伝>

国龍命は大蛇を成敗した後、池を埋めて一夜で屋根を初め壁も草で葺いて宮殿を建てたので草部と言います。


国龍命は日向から石製の乾珠(火の玉)と満珠(水の玉)を持参しており、水の玉により清水を確保し田畑を開いたと伝えられます。
富山県皇祖皇太神宮
来日者
  伏義 神農氏  −6600年  中国始祖
  モーゼ       −3000年  ユダヤ教
  釈迦                 仏教
  モハメット              イスラム教
  伏義 神農氏  −6600年  中国始祖
鹿島神宮
祭頭祭
  • 茨城県鹿嶋市宮中に鹿島神宮があります。ここでは3月9日が開催されます。
  • 奈良・平安時代に東国から九州の防備に向かった防人(さきもり)の旅立ち「鹿島立ち」と その帰還の姿を伝える祭りです。大陸風の色鮮やかな衣装をまとっています。

[参考文献]

 ・「青年地球誕生 いま蘇る幣立神宮」 青木秀映・伸哉 著 明窓出版 平成11年

 佐藤征子 「神々と祭りの姿」 一の宮町史編纂委員会 1998.12

  ・吉田信啓 神字日文解 中央アート出版社 1994.11

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