コンピュータの中に蓄えられた情報は、本来の目的を果たすため、追加、修正、削除が可能な、
RDB(リレーショナルデータベース)やスプレッドシート(表計算プログラムのシート)に
格納されることが多い。
これを少し加工する事で、他の目的に使用することは、多々あります。
身近な例として、住所録を作成し、葉書を印刷するシステムを考えましょう。
日々、住所録のメンテナンスをすることは、バッチ処理とは言いません。(リアル処理と言う。)
年末になり、年賀状を印刷する時、全員の分を、一度に印刷することになりました。
この処理を、バッチ処理と呼びます。
「いや、年賀状は、喪中の人には、印刷しないですよ」と仰る方の為に、
住所録の中に、印刷不要の項目が、設けられていないでしょうか。
(印刷しない為だけに、住所録からデータを削除することは無いと思います。)
バッチ(一括)処理をする時は
「確認のため、差出人が、私、妻、子供、の順で印刷する。」、
「印刷文面を、私用に2種類(仕事関係・友人用)、妻、子供用など、複数用意する。」等を、すると思います。
この様に、バッチ処理をする為には、約束事(機能)が、幾つか必用となります。
1、抽出(逆に読み飛ばし)条件
2、並べ替え
3、他の情報(データ)を参照する
4、私の分が終わったら、一度停止する
5、1回の処理では難しいので、複数手順で行なう。(途中、作業用に別に出力する。)
等が考えられる。