7.伊丹市北伊丹1辻の碑

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伊丹市北伊丹1丁目 東西の西国街道と南北の多田街道が交差する四辻の北東部、覆屋の中に、南を正面に建つ
(『日本与地通志畿内部第五十六摂津国之八、川辺郡』(享保十九年(1734)進献、著者:関祖衡)の『古跡』の部に
「辻石碑辻村高三尺横二尺五寸刻日距東寺十里距関戸七里距須磨七里距天王七里距大小路七里文字多磨滅」とあり、
当時既に磨滅していることが分る。)
石道標(自然石) 108x76x32p 上部86pで折損
N34.79268 E135.41716


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南面
┌─――――――――――――――┐
│               │
│従東寺拾里          │
│               │
└―――――――――――――――┘

自然石のため他の面なし

(南横にある案内板には、『摂津名所図会』1798年刊行に刻まれているとあるが、『五畿内志』の方が、60年程古い。)
 国会図書館デジタルライブラリ、『日本与地通志畿内部(五畿内志)』のコマ番号107参照。
 国会図書館デジタルライブラリ、『摂津名所図会』のコマ番号30に、辻の記述が、
 同じく辻の風景が、コマ27番にあり、現在の地形とよく似ている。
 「八まん宮」の前に四阿に覆われた当石碑らしきも描かれており二人の旅人が眺めている様に見える。
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【1.全景、四辻より北を望む】 【2.伊丹中央部道標地図(明治18(1886)年)】

(『伊丹古絵図集成(本編)』の中国行程記にも、この辻が描かれている。)
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【3.中国行程記】
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