12.伊丹市中野北2丁目常夜灯道標

↓末尾へ 文字ずれ時はブラウザの幅や「Ctrl」と「+」、「-」キーで倍率変更等して下さい。
伊丹市中野北2丁目、南から県道142号が素盞嗚神社に突き当たり西へ曲がる
南西部に東を正面に建つ
石常夜灯(道標兼) 193x61x60p、
(宝珠+請花高さ26p、笠石16x55x55p、
 火袋16x16x16p、火袋台石12x42x42p、竿石65x22.5x25p、
 台石上16x42x44p、台石下15x61x60p)
N34.794980 E135.383859


写真cimg0697  写真cimg4552

写真cimg4549   写真cimg4553

写真cimg0699

写真cimg0700

東面
『常夜灯竿部』          『中台部』
                 ┌─―┐
┌─――――――――――――――┐│左 │
│六甲山大權現         ││小 │
└―――――――――――――――┘│濱 │
                 └――┘

北面               『中台部』
『常夜灯竿部』          ┌─―┐
┌─――――――――――――――┐│右 │
│弘化三丙午年十二月吉日    ││大 │
└―――――――――――――――┘│坂 │
                 └――┘

西面               『中台部』
『常夜灯竿部』          ┌─―┐
┌─――――――――――――――┐│  │
│村中安全           ││なし│
└―――――――――――――――┘│  │
                 └――┘

南面               『中台部』
『常夜灯竿部』          ┌─―┐
┌─――――――――――――――┐│  │
│(なし)           ││なし│
└―――――――――――――――┘│  │
                 └――┘

(弘化三年十二月1日なら、1847年1月17日日曜日となる。)
(『伊丹の道標をたずねて古道を歩く』では、
 「六甲山大權現」とは六甲山の主神「白山妙理権現」のことで、
  山頂近くの「石宝殿白山之宮」(N34.780583 E135.271389)と思われる、とあり、
 又、平成10年に再建、元の位置不明ともある。
 六甲山頂へは、ここを左折し、姥ケ茶屋で有馬道と合流し小浜へ、小浜からは南西へ分かれ
 伊孑志の渡しで武庫川を越え、逆瀬川に沿って山頂へ、となるか。15q程もありそうだ。)
(この地点で、有馬道(間道)が折れ曲がっていたようで、この位置でも不自然ではない。)

写真cimg6800 写真cimg6803
【1.三叉路神社前から南を望む】 【2.西を望む、道奥から北(右)へ続く】

(昭和55年11月15日号より、毎月1回(広報は月2回発行)のペースで紹介記事が13件、
 掲載されれていた中で、同じ中野村の明治の道標(56年6月15日号)が書かれているが、
 こちらの常夜灯については言及されていない、此の頃には、気づかれていなかったのか。
 又、同上記事中、「地元の人は、この道を「三田道」と呼んでいる」ともある。)

写真cimg0718 写真dimg0766
【3.博物館の街道と道標地図】 【4.伊丹北西部の道標(明治44年地図)】
文字ずれ時はブラウザの幅や「Ctrl」と「+」、「-」キーで倍率変更等して下さい。 ↑先頭へ