１１．宝塚市小浜５丁目８交番東の道標

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宝塚市小浜５丁目８－３　交番の東、南北の道から西に折れる（有馬街道）Ｔ字路の東部に西を正面に建つ
山形角柱　61×18×14㎝（頂高5㎝）（上から27㎝折損）
N34.80765 E135.36500

西面 ┌─――――――――――――――┐ │　　中山　　　　　　　　　　　│ │右　　　　道　　　　　　　　　│ │　　大坂　　　　　　　　　　　│ └―――――――――――――――┘ 南面 ┌─――――――――――――――┐ │左　三田有馬　　　　　　　　　│ └―――――――――――――――┘ 北面 ┌─――――――――――――――┐ │　嘉永五正月之建　　　　　　　│ │　施主□□屋仁兵ヱ　　　　　　│ └―――――――――――――――┘ 東面 ┌─――――――――――――――┐ │（未確認）　　　　　　　　　　│ └―――――――――――――――┘

（嘉永五年正月一日とすると、グレゴリオ暦1852年1月21日水曜日）
（『たからづかの道標』では№6、それによると、「もとは…、現在○○邸内に保存…」とあるが
　２０１６年現在、元の位置、或いはその近辺に戻されているようだ。）
（『たからづかの道標』及び『南隣説明板』には、北面「嘉永五年正月建／施主玉屋仁兵衛」とあるが
　「年」は無く、「建」を「是建」、「玉」部を二文字読めないとし、「衛」は「ヱ」とした。）


【1.有馬道から北を望む	【2.有馬道から東を望む	【3.南隣説明板】
右端に道標、左枠外に交番、	正面に道標
カーブミラー地点を左折が	右端が小浜交番
有馬道とされる】	道が拡幅されている】

【4.宝塚東部の道標(明治44年)】

　【2022/2月　訂正】
　北面の読み下しに誤りがありました、訂正します。
　　「施主」の下部の折損部を考慮せずそこを一文字とした為「玉」としてしまったが、多分二文字
　が有ったとしなければならず、二文字目は「玉」だけでなく、「田、宝、生、出」等も考えなけれ
　ばならない。
　そうすると、上部の文字を「一」単独とするか、カンムリが「一」又はナベブタ、クサ、マダレ等
　に続く文字があったとせねばならない。結果的に二文字読めないとなりました。
　スペース的に画数が少ないとみて「三田」など如何でしょう。
　念のため、旧内容を下記に残しておきます。
　誤：嘉永五正月是建
　　　　施主玉屋仁兵ヱ
　正：嘉永五正月之建
　　　施主□□屋仁兵ヱ


【5.北面下部拡大	【6.施主部分拡大に
ｺﾝﾄﾗｽﾄ等修正を加えた	読み下しを加えた
折損部分にｾﾒﾝﾄが充填され	一文字目は「主」
施主下「三田屋」はどうか】	二文字空けて「屋仁」】

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