40.宝塚市安倉中2の道標

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宝塚市安倉中2丁目2 住吉神社の北を北西に進む道の北部に南を正面に建つ
(20m南に南から北道が北東と北西に分かれるY字路があるそこに建っていたものか)
蒲鉾形角柱 65x南面21.5x15.5p(頂高3.5p)(像彫りこみ2p)
N34.800198 E135.371988


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写真cimg1538

写真cimg1539

南面
┌─――――――――――――――┐
│   右 中山十八丁     │
│(像)            │
│   左 小濱有馬三田    │
└―――――――――――――――┘

東面
┌─――――――――――――――┐
│(なし)           │
└―――――――――――――――┘

西面
┌─――――――――――――――┐
│(なし)           │
└―――――――――――――――┘

北面
┌─――――――――――――――┐
│(未確認)          │
└―――――――――――――――┘


(『たからづかの道標』(昭和61年刊)4では、
 「もとは少し南の三叉路に南面していたものと考えられる。」ともあるように、
 この地点では道の分岐が無い為移設されたものと思われるが、
 上に言う、もと位置も、建立時の位置ではないと思う。
 何故なら、十八丁(1.96q)では、中山寺に届かない(門前迄直線2.3q)ので
 距離記述が矛盾する。
 距離が合っていれば、中山寺への道をどれにするかの問題は残るが、少なくとも
 現在位置より、南ではなく北(安倉の北端から松林寺迄)にあったであろう。
 例えば、下に挙げた有馬道との合流点までは380mあり、
N34.803412 E135.372479
 ここからなら、水上ゴルフの池の間を抜け、天王寺川沿いに進めば、2.20q程度
 になると思われ、距離240m(2丁)の不足であるが、「左小濱…」は有馬道を
 指すことになり、設置するに相応しい。
  尚、『たからづかの道標』が示すであろう、三叉路に置くなら、左は安倉村の
 西を進み、小浜の南口へ進む道を指し、右は、安倉村中で合流する有馬道を目指す
 案内と見なせる。これも一理あり、その道を18丁進むなら、JR宝塚線と天王寺
 川との交点より南100mの辺り(星の荘31−1光円寺の北)に達する。)

写真dimg2130 写真dimg2148 写真dimg2146
【1.道標を北西に望む 【2.道標を北西に望む 【3.『たからづかの道標』で
 奥(北西)は、すぐ小浜へ  右、店の庭先をよぎり北へ  元あったとする三叉路を
 右(北)は、380m先安倉村中で  行けるが道と思えない】  北に望む。正面、
 有馬道に合流】  
 白い家の前辺りか】

写真dimg2171
【4.有馬道との合流地点を
 南東に望む、電信柱から
 右(南)への道が道標に続く。】

写真dimg0759
【5.宝塚東部の道標(明治44年)】

写真dimg0762 写真dimg2112
【6.宝塚南部の道標(明治44年)】 【7.宝塚南部の街道】
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