25.池田市神田3の道標

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池田市神田3−8 北からの尼崎伊丹道が東西の道に突き当たる逆T字路の北東部に、民家の塀を背にして、側溝中に南向きに建つ。
ここより北100m程にある「尼崎・伊丹道」の案内図によると、道標のある辻で西に折れている方が幹線になっている。
蒲鉾型角柱 91x18(南面)x15p(頂高5p)(基部27p含む)
N34.806490 E135.42437


写真cimg2250

写真cimg2252

写真cimg2251

南面
┌────――――――――――――――┐
│(梵字 カ?) 左 いけだ     │
│        是より十五丁    │
└――─―――――――――――――――┘

西面
┌────――――――――――――――┐
│右 いたみ             │
│   是より二十丁         │
└――─―――――――――――――――┘

東面
┌────――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――─―――――――――――――――┘

北面
┌────――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――─―――――――――――――――┘


(梵字 カなら地蔵菩薩を示すと思われる。)
(『池田を歩く』市教育委員会平成16年では38)
(同書では、「指示する方向が現在の道程と異なっており、別の場所から移設の可能性もある。」
 となっている。
  池田十五丁(1.64q)と伊丹二十丁(2.18q)を加算すると合計3.82qとなる。
 一方、現地より、栄本町交差点まで、直線で2.08q、伊丹郵便局前交差点まで3.01q。両交差点
 間の直線距離は、5.07qとなり、道標はほぼ直線上にある。即ち、池田中心地、伊丹中心地までの
 距離を表しているわけではないことを理解して、距離を考慮する必要がある。
  では、現在地に元々あったとして、それぞれの距離を進むと、池田側は、満寿美町2−2−28
 辺り、伊丹側は北河原3丁目1−49辺りを示し、各町の境界辺りと言えそうです。道標が両町域
 までの距離を表しているとすれば、距離の矛盾は無くなる。
  但し、この地点を明治の地図で見ると、北池田方面から来た道が、西に90度折れ、50mで猪名
 川東岸の堤に当たり、堤防上を南へ進む形となっている。よって、指示方向を合わせる為には、現
 西面を北面させ、「右伊丹」が西を指し、南面「左池田」が西面し北を指している、必要がある。
 今の道標を、時計方向に90度回すと、伊丹から池田に向かう人は、堤防から降りて東進し、西面
 する「左池田」を見て北に向かうことが出来、誤って直進し、東の村中へ入り込むことを防げる。
  依って、大きく移動はしていないが、回転させられたものとする。)

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【1.道標を西に望む 【2.道標を北に望む 【3.道標の北の案内板
 右白壁角の下に道標  奥(北)池田へ、左伊丹へ  北が左になっている
 右(北)池田、奥50m左伊丹へ】  西白壁を背に建っていたか】  現在地は案内板の位置】

写真dimg2709
【4.池田南部の道標】
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