3.川西市栄根1の道標

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川西市栄根1丁目1−1 川西小学校の東側フェンス沿いに南を正面に堂の中に建つ
如来像?下部角柱 上部如来欠損蓮台のみ残る 94x27x21p(下部角柱部高76p含む)角柱部に地蔵像あり。
N34.82292 E135.41531


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南面
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│(地蔵像)すぐ のせ       │
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東面
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│(なし)             │
└―――――――――――――――――┘

西面
┌─――――――――――――――――┐
│(なし)             │
└―――――――――――――――――┘

北面
┌─――――――――――――――――┐
│右 小濱西宮           │
│左ハ伊丹尼ア           │
└―――――――――――――――――┘






(『川西の歴史散歩』昭和60年刊では4)
(同書には、北面を「左ハ伊丹道」としているが道では無く地名の「尼ア」である。
 こちらの方が、左右共に地名が二つ並び、見た目にも美しい。「道」があるなら真ん中ではないか。)

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【1.北面下部拡大
 明度等加工済み】

(明治33年の地図には当地に辻は無く、明治44年地図には三叉路があるが、右(西)は突当りとなり、
 道標を置くに相応しくない。今の南100m(川西小学校南東角)に三叉路があり、ここが相応しい。
 依って移設されたとし(『川西の歴史散歩』では土中から掘り出した」とある)、元位置は
N34.821957 E135.415042
 としたい。)
(南面に「すぐ能勢」とあるので、北進し、猪名川を渡って池田から能勢道を行く案内かと思われる。)
(『川西の歴史散歩』では、上部に蓮座、下部に地蔵像となっており、蓮座の上には何が彫られていたの
 であろうか、Weblioに「蓮座=蓮華座(れんげざ):蓮華花様。如来や菩薩に多く用いる。その他、愛
 染明王等一部が乗り、他が蓮華座に乗る例は少ない。」とあり、欠損部がお釈迦さまであれば、仏の下
 に地蔵像が彫られるなどとは珍しい様式ではないのか。)

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【2.川西小東より北を望む 【3.道標のある祠を西に望む
 中央電柱の左黒い建物の手前  中央やや左茶色い屋根が祠
 白波板塀との間に祠がある】  左(南)は】

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【4.川西南部の道標】
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