６４．西宮市段上町の尼崎藩領境界石

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尼崎市西川２－１３　西川八幡神社境内の北西に建つ
境界石（尖頭角柱）　172x南面21x19㎝（頂高3㎝）
N34.771203 E135.364152

南面 ┌─――――――――――――――――┐ │従是東北尼﨑領　　　　　　　　　　│ └―――――――――――――――――┘ 東面 ┌─――――――――――――――――┐ │従是東北尼﨑領　　　　　　　　　　│ └―――――――――――――――――┘ 西面 ┌─――――――――――――――――┐ │従是東北尼﨑領　　　　　　　　　　│ └―――――――――――――――――┘ 北面 ┌─――――――――――――――――┐ │（なし）　　　　　　　　　　　　　│ └―――――――――――――――――┘

（『西宮歴史散歩案内ﾏｯﾌﾟ』市教育委員会、平成20年刊では、尼崎藩領界碑）
（尼崎藩領については、「Web版図説尼崎の歴史」の
　近世編第２部、成長する摂津地域１、明和上知前後の摂津国内所領変遷
　に詳しい。）


【1.領界碑を北東に望む	【2.領界碑を北に望む	【3.東横案内板】
正面駐禁ﾏｰｸの左	後、水天宮
石柵上部少し見える】	右、旧西国街道へ】

【4.西宮南部の道標】

東隣の案内板

　段上領界碑　この領界碑は、昭和三十七年（１９６２）当西廣寺の庫裡新築基礎工事の際に発見された。段上村は元和元年（１６１７）以来尼崎藩領であったが、隣村の上大市村は尼崎藩領から寛文四年（１６６４）になって、旗本青山（幸正系）の知行所となっている。従って、この領界標示は百間樋川石橋の西、段上と上大市の境になるところに建立されていたものではなかろうか。同じ領界碑は鳴尾の岡太神社と津門の津門神社にも保存されている。　　甲東文化保存会

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