13.池田市木部町3三基の内東側の道標

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池田市木部町3、道の南は新町6、能勢街道に阪神高速池田線の高架が掛る少し南側、
現能勢街道から、旧余野道と思われる細道が東に分岐する北側地蔵堂前に、南を正面に三基建つ
3.東側
尖頭形角柱 114x21x21p(頂高5p)
N34.8315611 E135.4245247


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南面
┌────――――――――――――――┐
│      久安寺宝積院      │
│右大聖天道             │
│      是ヨリ二十五丁     │
└――─―――――――――――――――┘

西面
┌────――――――――――――――┐
│久安寺より妙見道池の 池      │
│            永代浴油講中│
│せつたい所まで十三丁 田      │
└――─―――――――――――――――┘

東面
┌────――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――─―――――――――――――――┘

北面
┌────――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――─―――――――――――――――┘


(『池田を歩く』市教育委員会平成16年では17)
(同書に「この場所から久安寺までは3.7qあり、道標の表記とは900mほどの違いがある。…900m北に置か
 れていた。」とある様に移設されている。
 では元の位置を、距離の差で北に採るのではなく、本堂より2720m(25丁)南とすると、中川原町429
 の民家北西側の旧道が水路を跨ぐ地点
N34.843217 E135.428493
 辺りとなる
 同所を明治の地図で見ると南西への小径の分岐が描かれているが、道標とするより丁石と考えれば、辻の
 有無は問題にしなくてもよいが、「右大聖天道」にこだわるなら、古江橋南詰から来る人を北に向かわせ
 るため、南面又は東面して設置してあれば辻褄は合う。)
(北面には、丸い穴が二ヶ所開いており、此処に移設される前に、橋の欄干や、柵の支柱等に使われていた
 形跡が有り、移設も複数回あった事が考えられる。)
(「浴油講とは、聖天様(大聖歓喜天)の煩悩の垢を油で洗い清めるに由来する、油の功徳を称えるおまつ
 り。」(台東区、浅草寺、待乳山聖天HPより)とあるが、この仏が、久安寺にあるかは不明。)

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【1.国道173号より 【2.道標を北に望む 【3.道標を西に望む
 道標を北東に望む  右(東)端が当道標  後、R173と阪神高速
 青い看板の左祠の前】  右分岐の道が旧余野道】  左池田へ、前が当道標】

写真cimg7305
【4.池田北部の道標】
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