南面
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│日本 │
│ 厄神明王道 │
│三體 是ヨリ五丁 │
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西面
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│武庫郡大社村森具 │
│ 施主 田中宇太吉 │
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北面
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│ 世話人 當村 │
│ 奥村上太郎 │
│ 大正十一年一月建之 │
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東面
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│ (なし) │
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【1.道標を北西に望む | 【2.道標を西に望む | 【3.道標を南に望む | 【4.西横説明板 |
左、厄神さんへ | 奥、厄神さんへ | 奥(南)門戸厄神駅へ | 元あぜ道とするが |
徒歩ならこの道か】 | 左(南)阪急の駅へ】 | 右(西)厄神さんへ】 | 旧西国街道の辻北東部】 |
【5.西宮南部の道標】 |
墓石型道標
この道標は、阪急門戸厄神駅から西へ約五十メートル、
西国街道ぞいの富倉川を渡った田圃の中のあぜ道に
建てられていたという。
昭和二十年(一九四五)頃まで、そこは一面の田畑であった
ので、信仰の厚い田中宇太吉が街道を通る人のために
道しるべとして寄進したものである。
その後、駅前の整備とこの参道が新しく整えられた
昭和三十四年(一九五九)頃、ここに献灯されている人たちの
篤志によりこの地に移され保存されている。
甲東文化財保存会