18.川西市多田桜木2の道標

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川西市多田桜木2丁目11−36 南北の道から西に分れる辻の北東部に南東を正面に建つ。
(能勢電多田駅、西側すぐ)
ドーム型角柱 161x29.5x29.5p(頂高10p)(東面凹部内法41x19p)
(上部台石28x東面61x59p)(下部台石11x東面95x87p)
N34.860863 E135.416376


写真cimg4801

写真cimg4802

写真cimg4803

写真cimg4804

南東面
┌――――――――――――――――――――┐
│多田御社道               │
└――――――――――――――――――――┘

南西面
┌――――――――――――――――――――┐
│明和七年庚寅五月            │
│ 多田院三拾五世高隨再建        │
└――――――――――――――――――――┘

その他の面
(なし)


(明和七年五月1日なら、1770年5月25日金曜日となる。)
(『川西の歴史散歩』昭和60年刊では17)
(同書では、南面「高隨」のシンニュウ部分の点が一つの「高随」としている。上部の掘りこみは、不明と
 している。私見ですが、「堀込部分には、元仏像等が彫られており、廃仏毀釈の折に削り取られた」はど
 うか。)
(現在は駅前で多田神社までの参詣道としてここに有っても不思議ではないが、明治の地図を見る限り、こ
 の地点で分岐する道は無く、南北の道は能勢街道で、神社へは行かない。よって移設であろうと思う。
 候補としては、三点ほど考えられ、西から、
 1.矢問から猪名川を北に越え、西への参詣道に合流する三叉路、
N34.86103 E135.41232
 2.その東100m現在の参詣道と、猪名川左岸(東堤防)沿いの道が交差する地点、
N34.8609 E135.41381
 3.その南、能勢街道から猪名川沿いに北西に分岐する地点、
N34.85791 E135.41767
 などが挙げられるであろう。)
(東面凹部は、仏像もしくはそれに類する像が彫り込まれていたものと想像する。縦横比から見て立像か。)

写真cimg4805 写真dimg2831 写真dimg2832 写真dimg2833
【1.道標を北に望む 【2.道標を西に望む 【3.東面堀込部】 【4.南面「隨」部】
 右側南北の道が  奥(西)多田神社参道
 能勢街道  左右が旧街道】
 ポストの右に当道標】

写真cimg7283
【5.川西北部の道標】
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