34.池田市古江町551の道標

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池田市古江町551 南から北に向かう旧妙見道から、やや西よりに分岐する三叉路(Y字)の北部に南を正面に建つ。
(市営住宅の南側石垣の上にある。)
尖頭型角柱 上部:151x南面31x30.5p(頂高6.5p)、台石部:32x南面52x48p、巻石部:10x南面76x74p
N34.850053 E135.425676


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【北側道標】
南面                 (台石部)
                    ┌――――┐
                    │右ハ  │
┌―――――――――――――――――┐ │妙見山 │
│北辰妙見大菩薩          │ │    │
│    是ヨリ妙見山迄百三拾丁  │ │左ハ  │
└―――――――――――――――――┘ │多田道 │
                    │    │
                    └――――┘

東面
                    ┌――――┐
                    │世話人 │
┌―――――――――――――――――┐ │大   │
│南妙法蓮華経(花文字)法界    │ │南朋友講│
└―――――――――――――――――┘ │坂   │
                    │    │
                    └――――┘

北面
┌―――――――――――――――――┐
│安政三年丙辰七月 阿州      │
│          片山忠兵衛建之│
└―――――――――――――――――┘

西面
┌―――――――――――――――――┐
│(なし)             │
└―――――――――――――――――┘


(安政三年七月1日なら、1856年8月1日金曜日となる。)
(『池田を歩く』市教育委員会平成16年では29)
(同書に、「左ハ多田道」は北西の道を進み、鼓が滝一丁目に出て、古江から北に延びて
 いる能勢街道に合流…」とあるが、左の道をとり鼓が滝1丁目に出るには、横山峠で一度
 西に折れ尾根上を進む小径を進まなければならない、行先をただ「多田」としているので
 東多田を目指し、峠で西折れせず、広い道を北に辿れば、鼓が滝2丁目に出て、東多田へ
 最短で行くことが出来る為、「能勢街道に合流」にはこだわらなくて良いとと思う。
  古江からの旧能勢道も、この道もかなりの難路であったらしく、同書の中にも、「嘉永
 年間(1948〜1954)には、猪名川沿いの新道が設置された。」とあり、道標が建った時に
 は、既に左の道は、あまり使われる事は無かったのかも知れない。)
(道標より能勢妙見真如寺までを、旧妙見道を想定し、Googleマップを使いトレースすると、
 12q強となり、高低差があるとしても、130丁(14q)には少し足りない。(東ときわ台
 からは、一度吉川に下り、ケーブルの脇からは新滝の谷筋を登るとした。))
(巻石部と台石部が平行になっておらず、反時計回りに5度程度ズレている。)

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【1.道標を北西に望む 【2.道標を南に望む 【3.古江保育所入口北の
 左奥(北西)が多田へ  奥は旧片岡の集落から  妙見道の案内板】
 右(北)旧妙見道】  古江橋への道】

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【4.古江保育所より南を望む 【5.池田北部の道標】
 勾配は10%程度か
 道標は手前北90m】
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