26.西宮市甲山町43の道標

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西宮市甲山町43 神呪寺からの旧大師道が北西から南の西宮へと下る道から、東、仁川へ分岐する
Y字状の三叉路の南部に、北西角を正面に建つ
(甲山森林公園、大師道東側駐車場から北に30m入る)
角柱 87×西面15.5×16p
N34.772181 E135.33411


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北面
┌─―――――――――――――――┐
│左 仁川            │
└――――――――――――――――┘

西面
┌─―――――――――――――――┐
│右 西宮            │
└――――――――――――――――┘

南面
┌─―――――――――――――――┐
│(なし)            │
└――――――――――――――――┘

東面
┌─―――――――――――――――┐
│(なし)            │
└――――――――――――――――┘


(『西宮歴史散歩案内マップ』市教育委員会、平成20年刊では、8)
(『西宮の道標』宮崎延光、昭和44年刊では、26。
 同書に、「見た通りそう古いものではない」とだけあり、根拠等は書かれていない。
 現在(2017年)の舗装された大師道は、昭和42年改測の地図に載り、22年三修地図には載っていない。
 依って、昭和42年以前の建立とだけは言えるでしょう。)
(東横案内板は、「愛嬌のある道標」、上記書より引用しているらしいが、彫り方や、上辺が平らであるなど、
 余り費用をかけてなさそうなのも良い点か。)

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【1.道標を南東に望む 【2.道標を東に望む 【3.道標を南に望む
 左(東)仁川へ  奥、みくるま池を  奥左、30mで駐車場へ
 右、西宮へ】  南に回って仁川へ】  その後現大師道へ】

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【4.道標を南東に望む 【5.道標東横案内板】
 左右に別れる道に
 合わせて角が正面か】

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【6.西宮南部の道標】


愛嬌のある道標案内板
道標の東側に建つ


 愛嬌のある道標

愛嬌のある道標とは、宮崎延光氏が「西宮の
道標」に「碑文字そのものも丸みをおびて、
一見愛嬌に富んだものである…」
と書かれているように、この道標の愛称である。
である。西宮からや仁川からの参詣道がここで
一本になってお大師様に続く。そして、
参詣をすました人々が、それぞれ西宮に、
宝塚にと帰っていく時、此処でまた逢う日
まで袂を分かち合ったのであろう。信心深い
人々の行き交う道に建てられた心の通う
道標である。
          甲東文化財保存会



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