５７．西宮市山口町上船坂の道標

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西宮市山口町上船坂　蓬莱峡から有馬への道（県道51号）から清水谷道方面（南東）へ分岐する三叉路の東南部に、西を正面に建つ
自然石　159ｘ60ｘ37㎝、台石28ｘ112ｘ59㎝
N34.80461 E135.280255

西面 ┌─―――――――――――――――┐ │右　西宮　　　　　　　　　　　　│ │　　　　　　　道　　　　　　　　│ │左　大阪宝塚　　　　　　　　　　│ └――――――――――――――――┘ 東面 ┌─―――――――――――――――┐ │大正四年五月建之　　　　　　　　│ └――――――――――――――――┘ 北面、南面 ┌─―――――――――――――――┐ │（なし）　　　　　　　　　　　　│ └――――――――――――――――┘

（移設されている、元位置は南東180ｍの三叉路、西宮市山口町船坂７３３の南
N34.803721 E135.281896
　辺りに西面して建っていたか。）
（『西宮歴史散歩案内ﾏｯﾌﾟ』市教育委員会、平成20年刊では、№39）
（『山口町史』山口町徳風会、平成22年刊479頁に次のようにある。
　「元は現在の場所から南東へ約180ｍ離れた、〕旧道の三叉路付近に建っていたが、昭和35年県道の
　拡幅工事が完了したのを機会に、現在地に移された」とあり、移設は間違いない。
　　又同書に、「左面　大正四年二月建之」としているが、現物を見る限りは「五月」であろう。）
（近くに建つ旧道の案内板には、湯山古道（旧有馬海道）として、この辻より東３００ｍで県道51号を
　南から北に横切り旧船坂小学校を通過し、舟坂山王神社の北から井戸跡までを赤線で示している。
　この道標の元位置は、明治の地図に載る当時の新道の三叉路に建てられたものでしょうが、今では
　1991年（平成3年）に開通した西宮北有料道路が更に西にできており、現在地ですら通行量は少ない。）


【1.道標を東に望む	【2.道標を北西に望む	【3.道標を北東に望む
左奥（東）生瀬へ	左奥（西）は有馬へ	右に清水谷道とあり
右奥、県道82号へ】	電柱右に道標】	県道82号から更に分岐】


【4.西面を望む	【5.東面を望む	【6.東面拡大
台石を含め、大きくて	ｶﾞｰﾄﾞﾚｰﾙの東は崖	大正四年五月と読める】
優美な形である。】	南面はほぼ無し】


【7.道標の東400ｍ辺り	【8.湯山古道案内板を	【9.案内板地図部
旧有馬道を西に望む	西に望む	赤線は古道、大正時代
右、湯山古道案内板】	船坂自治会作成】	には川の南側が主要道】

【10.西宮北部の道標】

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