34.伊丹市鴻池宮ノ前道標

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伊丹市立博物館蔵。
実物未確認、『伊丹の道標をたずねて古道を歩く』より。
(元所在地 伊丹市鴻池宮ノ前。平成18年博物館収蔵)
(花崗岩 角柱型(平坦) 高127p,幅23p,奥23p)
元位置、伊丹市鴻池3丁目11−14と想定。
N34.79716 E135.384097


写真dimg0427

右面
┌─――――――――――――――┐
│(右 行  基)       │
│       (道)     │
│(左 伊丹大坂)       │
└―――――――――――――――┘

正面
┌─――――――――――――――┐
│((弁財天像)摂州平井千)  │
└―――――――――――――――┘

左面
┌─――――――――――――――┐
│(すぐ 中山小濱 道)    │
└―――――――――――――――┘


(( )部は『伊丹の道標をたずねて古道を歩く』より)
(元の位置について、『宝塚小浜から有馬道を南下して宝塚安倉南で別れて伊丹市に入る道と、
 武庫川新橋から東へ伸びる道が交差した辺りにあり』とある。
 記載の写真と説明から、同所と思われる地点の2016年9月の写真。
写真cimg6807

 東西(写真奥から手前)は有馬道、南北(左から右)は、南の新田中野村の東端(明治21年
 中野東3丁目の道標と常夜灯がある)から、北の鴻池村へ続く道の四辻とした。)
(同書所載の写真から見ると、祠(道標)は四辻北東角(写真、中央のカーブミラー左)で
 北西を正面としているようだが、元の道標は、右面の『右行基』が南を、『左伊丹大坂』が東を
 指すべきで、四辻の南東角(写真、右端のカーブミラー奥)に位置し、右面が、西、又は南西面
 を向いているのがふさわしい。
 そうすると、左面『すぐ中山小濱道』が東側(写真、直線道の奥)の面となり、有馬道を宝塚
 小浜方面へ進む案内と一致する。
 よって、正面は北、或るいは、北西を向いていたであろうと想像する。)

写真cimg0718 写真dimg0766
【1.博物館の街道と道標】 【2.伊丹北西部の道標(明治44年地図)】
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