61.西宮市丸山稲荷神社丁石

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西宮市山口町金仙寺3丁目4の東 金仙寺湖の西にある金仙寺の北西30m、
稲荷神社への尾根筋にある南からの参道の入口、道の南東側に南西を正面に建つ
尖頭型角柱 36x南西面18.5x16.5p(頂高2p)
N34.824597 E135.253185


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南西面
┌─―――――――――――――――┐
│是より稲荷道          │
│六丁              │
│  庄治(泰蔵)        │
└――――――――――――――――┘

その他の面
┌─―――――――――――――――┐
│(なし)            │
└――――――――――――――――┘


(( )部は『山口町史』山口町徳風会、平成22年刊より、又、482頁に次のようにある。
 「丸山稲荷神社には南参道の入口から頂上までに六基の丁石がある。…最初の丁石で、施主の氏名が刻まれている。」

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【1.参道を北東に望む 【2.参道入口を西に望む 【3.丁石を北東に望む 【4.施主部拡大
 右に六丁石  左(南)に金仙寺  最初の丁石(六丁)  「泰蔵」と
 左側は福祉施設の私道】  右は私道の北にテニスコート】  奥、頂上に稲荷神社】  読めるか】

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【5.西宮北部の道標】

その他の丁石
 新旧合わせて9石があるようで、新旧共にあるものと、片方だけのものとがある。
  頂上の社殿直前の階段下に、再び「六丁」の丁石がある。
 六丁が二基あるのは、別の参道に建っていたもの、又は現在の様に複数建っていたものを、ここに移設し
 たものか、或いは下りの便を考え、元々ここに建てたものかは分からない。
 因みに、現在では北方向からの参道もあるようだが、明治の地図には記載されていない。
  新丁石は、大きさ、形式が全ておなじであり、旧より神社に近い位置にある。
 麓からの一覧を載せる。
丸山稲荷神社丁石一覧
新旧碑文形式大きさ備考
1.旧  是より稲荷神道/六丁/庄治… 尖頭型 36x18.5x16.5p(頂高2p) 上記の丁石
2.旧  五丁             尖頭型 45x15x15p(頂高3p) 
3.新  五丁             角柱  45x15x9p 
4.新  四丁             角柱  40x15x9p 
5.旧  三丁             尖頭型 26x15.5x12p(頂高3p) 
6.新  三丁             角柱  43x15x9p 
7.旧  二丁             尖頭型 45x15.5x14p(頂高3p) 
8.旧  一丁             尖頭型 46x15x12p(頂高3p) 基礎部10p露出
9.旧  六丁/付田銀之介       尖頭型 54x18x16.5p(頂高3p)元は麓にあったのか不明

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【6.旧五丁】 【7.新五丁】 【8.新四丁】 【9.旧三丁】

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【10.新三丁】 【11.旧二丁】 【12.旧一丁】 【13.旧六丁】

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【14.神社直下の旧六丁 【15.六丁の施主】 【16.丸山稲荷神社】 【17.神社の由緒】
 現在の案内板には
 金仙寺480m(4.4丁)】

(由緒書きに、天保十一(1804)年に奉祀したとあり、旧丁石はこの時のものか、大正九(1920)年に改築、阪神淡路大震災後の
 平成十(1998)年に修築とあるので、新丁石は、平成の折か。)

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【18.旧二丁から南を望む
 金仙寺湖の二橋は
 県道82号と阪神高速】
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