31.能勢町大里上殿の巻石道標

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能勢町大里73 府道54号大里大池北東部道路北側民家の西畑中に北西を正面に建つ
石灯籠 巻石15x163x163p(四石を桝組)
(竿部60x45x45p、竿台10x58x58p、台石上32x69x69p、台石中32x100x102p、台石下32x122x126p、石垣三段高さ85p)
(火袋台より上は未計測)
N34.973766 E135.409657


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南西面
竿部         台石3段 巻石
                ┌―┐
           ┌―――┐│右│
           │   ││妙│
           │   ││見│
┌―――――――――┐│   ││山│
│明治十七申九月建之││   ││ │
└―――――――――┘│   ││左│
           │   ││京│
           │   ││亀│
           └―――┘│岡│
                └―┘

南東面
┌―――――――――┐
│(なし)     │
└―――――――――┘

北東面
┌―――――――――┐
│往来安全     │
└―――――――――┘

北西面
           ┌―――┐
┌―――――――――┐│大  │
│妙見山      ││里  │
└―――――――――┘│村  │
           └―――┘


(『能勢の道しるべ』森本弌著1991発行では31)
(同書に「現在地から50m余東の三差路横に立てられた。」とあり、明治の地図で見ると東100m辺りに
 三ツ辻があり、東はほぼ現在の府道54、南へ分岐した道は山裾に当たり、裾を巻くように進み浄瑠璃シア
 ターの南で現府道104に合流している。又、「ここは南東の名月峠鞍部に妙見山頂を正面に望める場所で
 妙見山献灯には最適地となっている。」とするように南東7.2qの妙見山の先端だけが見える。
  今の向きのまま三ツ辻の南東部に建っていたものと思われ、「右妙見山」は前述の通り府道104に出た
 後、円通寺の東で東折れし、府道4号で名月峠を目指す最短の道である。)
(同書では案内の書かれている基礎部分を「かづら石」としているが、ここでは「巻石」とした。)
 
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【1.燈籠を東に望む 【2.燈籠を北に望む 【3.燈籠を北西に望む
 奥(東)宿野へ  左、山辺口交差点へ  左、山辺口交差点へ
 元は100m先右側か】  右(東)宿野へ】  左背後は剣尾山】

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【4.燈籠北西面上部 【5.燈籠南西面竿部 【6.燈籠南西面下部
 竿部に「妙見山」  「明治十七申九月建之」  台石部「周旋連名」
 台石三段「大里村」】  (1884年9月)と読める】  村名と多数の人名】

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【7.能勢町西部の道標】 【8.能勢町東部の道標】
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