1.能勢町天王の題目塔道標

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能勢町天王241 国道173号の東側旧道の民家南側に西を正面に建つ
(民家南部に駐車場の様に崖下に地蔵堂があり、その手前右側)
自然石 84x69x23p(南面55x16p)
N35.039542 E135.357242


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西面(やや南西を向く)
┌――――――――――――――――┐
│  右 いけた         │
│南無観世音菩薩 道       │
│  左 さい所         │
└――――――――――――――――┘

南面
┌――――――――――――――――┐
│のせめうけん山ミち       │
└――――――――――――――――┘

東面
┌――――――――――――――――┐
│(なし)            │
└――――――――――――――――┘

北面
┌――――――――――――――――┐
│(なし)            │
└――――――――――――――――┘


(『能勢の道しるべ』森本弌著1991発行では1)
(同書に「本来ここにあったものとすれば…、他から移したとすれば…」とあり移設元については不明のよ
 うであるが、現位置で無い事は明確であろう。明治の地図でこの辺りを見るとやや複雑な形で現在の国道
 173号に当たる道を能勢街道と表現すると、能勢街道は北から南に来て、旧小学校西辻(三叉路)に突き
 当り、西に折れ20mの天王川の東を南に折れ、南20m地点で西の後川方面から来る道(府道601相当)が
 合流する三ツ辻を形成している。依って案内が欲しいのはこの二地点であろう。
  道標右側が追刻であるとするなら、左側の案内を活かし、上記説明の最初の地点、旧小学校西三ツ辻
N35.038852 E135.358256
 の南部(突当り)に北面して建っていたとすれば、「右池田」は西に折れ川への能勢街道を、「左在所」
 は東折れし高皇産霊(たかみむすび)神社南の集落への道を示し、相応しいと思う。尚、この地点は現在
 筋違いの四辻となっている。
 
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【1.道標を北に望む 【2.旧国道を東に望む 【3.道標を北西に望む
 正面祠内にに地蔵  奥、旧小学校西辻へ  左奥、天王峠へ
 右横に当道標】  左、画面外に当道標】  右端に当道標】

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【4.道標西面左下部 【5.道標西面右部 【6.道標南面上部拡大
 「…世音…」  「右 いけた」は  「のせめうけん」
 「左 さい所」か】  触っても読難い】  と読める】

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【7.能勢町西部の道標】 【8.能勢町東部の道標】
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