17.猪名川町紫合の道標

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猪名川町紫合鳥兎谷186 府道603から北東に消防署方面へ分岐する三差路西に東を正面に建つ
(東に細道があり四辻、青面金剛碑等と共にあり枯木に持たせて立つ)
角柱 82x19x14p(上から41pで折損)
N34.908125 E135.377409


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東面
┌――――――――――――――――――┐
│右 山下  妙見          │
│左 阿古谷 能勢          │
└――――――――――――――――――┘

北面
┌――――――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――――――――――――――――――┘

西面(背後の木に寄り掛かり写真無)
┌――――――――――――――――――┐
│(功臣場 施主 桝川健治)     │
└――――――――――――――――――┘
(( )部は『猪名川町の道標』より)
(「功臣場」は「庚申場」と同じとある)

南面
┌――――――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――――――――――――――――――┘


(『猪名川町の道標』教育委員会1979年刊では11)
(同書には、「昔木の道標がたてられていた…昭和33年xx家により立てられる。10年ほど前(1969か)の
 県道改修時…二つにわれる」とあり、元は85pとある。
  現在(2019年4月)ではこの地より南に府道68(川西−三田線)が東西に走り東方面への通行量は少な
 いが、当時、一庫へ出るにはこの道しかなく幹線道路であったと思われる。
  尚、元位置は案内の理解し易さを考えると、この辻の北東部に南面或いは南西面していたと思われる。)
(住所の「紫合鳥兎谷」は「ゆうだうとだに」と読むらしい。)
(この道標にある「妙見」は近年のこともあり、電車、ケーブルを使うルートを示すと思われるが、古くか
 らの道標を倣ったものなら、新滝道への案内となり「妙見道」を示したものかもしれない。)

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【1.道標を南西に望む 【2.道標を東に望む 【3.道標を北に望む
 奥(南西)紫合へ  奥(東)消防署へ  奥(北)阿古谷へ
 右、枯木に当道標】  左、府道603阿古谷へ】  右、一庫、山下へ】

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【4.道標を西に望む 【5.道標東面上部拡大 【6.道標東面下部拡大
 左端、枯木に沿い  右側から「右山下」  風化は少なく綺麗に
 二分された当道標】  「左阿古谷」と読める】  「妙見、能勢」と見える】

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【7.猪名川町北部の道標】
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【8.猪名川町南部の道標】
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