4.猪名川町清水の道標

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猪名川町清水寺ノ前57 清水北谷41の天満神社から南240mの五つ辻北西石垣上に南を正面に建つ
(すぐ北西上部に小さな社がありこれが「大歳神社」かもしれない。北へは施設の取り付け道)
角柱の一部か 44x34x17p(北面は不整)
N34.965592 E135.31716


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(南面)
┌――――――――――――――――――┐
│右ハさゝ山み            │
│ さい志よみ(ち)         │
└――――――――――――――――――┘
(( )部は『猪名川町の道標』より)
(「さいしよみ」は「在所道」であろう)

東面
┌――――――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――――――――――――――――――┘

北面
┌――――――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――――――――――――――――――┘

西面
┌――――――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――――――――――――――――――┘


(『猪名川町の道標』教育委員会1979年刊では3)
(同書では石垣に組み込まれているとあるが、現在2019年では石垣の上部土手に単独で建てられている。
 石垣に組み込まれていて同書が自然石としたのも無理はないが、多分元は角柱等であったと思われ、石
 垣に積みやすくする為に菱形に削られたように思われる。但し、背面(北面)は荒削りのままである。
  読みについては「右ハさゝ山み」は「右は篠山道」、「さい志よみち」は「(左は)在所道」で問題
 はないであろう。
 尚、現在は五つ辻であるが北への道は施設への取り付け道で、「右」は北東の清水広瀬8の成仏寺方面
 への道を示し、左は動物霊園やサーキット方面を指しているのであろう。)
(元の位置について、前書では不明としておりこの書き方は移設があった事を示唆する様である。現在地
 でこの案内に不都合はないが、明治の地図で見ると篠山街道からは外れている為通行量は多くなかった
 とも思われ移設を考えるならば、篠山街道筋なら近辺には一ヶ所しかなく
N34.964923 E135.319853
 兵庫県川辺郡猪名川町清水中久保、現県道12の三ツ辻北西部で南東面していたかもしれない。
 そこは、明治の地図では四辻であり、猪名川を東に越えて清水東に続く道が見える。
  只、経験的に主要道から「在所道」を案内する必要性と移設の距離(300m)と石垣への転用と更に
 は今の辻が明治の地図では三ツ辻である事等から、移設されていない可能性が高いのではないか。)

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【1.道標を北に望む 【2.道標を北東に望む 【3.道標を西に望む
 掲示板の左下に  奥(北東)成仏寺へ  奥(西)動物霊園へ
 当道標がある】  右、県道12中久保へ】  電柱後に祠への階段】

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【4.道標を北に望む 【5.道標南面左側拡大 【6.道標南面右側拡大
 石垣から抜き出し  「さい志よみ」と  「右ハさゝ山み」
 上部に置かれたか】  「ち」の上部か】  「ハ」は小さく刻む】

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【7.猪名川町北部の道標】
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【8.猪名川町南部の道標】
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