73.神戸市北区有野町唐櫃2436の道標

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神戸市北区有野町唐櫃2436 神鉄六甲駅北側から六甲登山口線を道なりに910mの三ツ辻南部に北を正面に建つ
船底風角柱 97x28x23p(頂高14p)
N34.778298 E135.205479

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北面
┌─―――――――――――――――――――┐
│□ 左 まや みち           │
└――――――――――――――――――――┘

西面
┌─―――――――――――――――――――┐
│(なし)                │
└――――――――――――――――――――┘

南面
┌─―――――――――――――――――――┐
│(なし)                │
└――――――――――――――――――――┘

東面
┌─―――――――――――――――――――┐
│(なし)                │
└――――――――――――――――――――┘


(『北区の道しるべ』荒木勉、私家本、神戸図書館、2001年作では、有野町10
 『神戸の道標』山下道雄、神戸新聞、1985年刊には、未記載。)
(船底風角柱としたのは、上部が丸く徐々に角度をなし削られているが、背面にかけては少ししか削り落とされておら
 ず背面のやや丸味を帯びた面にスムーズに繋がっている為です。背面(南面)の左右の角はほぼ直角である為、角柱
 としました。)
(近所の方の話によると、元は辻の東側に大きな石灯籠と共に建っていたとのこと、石灯籠は山王神社に移し、道標は
 道路拡幅の邪魔にならないよう現在位置に動かしたとの事です。現在の東寄りの細い道が「まやみち」の指示する道
 であるようです。明治の地図ではシュラインロードを通り前辻に出る道が見えます。摩耶山へはそこから西に向かう
 と思われます。)
(北面の文字は非常に読みにくく、「左」の文字の上に一字あるように見えるが読めない。「まやさん」が摩耶山天上
 寺などとすれば、本尊が十一面観音菩薩とあるようで、その種子などではないか。)

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【1.道標を北東に望む 【2.道標を南東に望む 【3.道標を北西に望む
 奥、神鉄六甲駅へ  右道標の北面  右、神鉄六甲駅約1q
 右、摩耶山へ】  奥の道が摩耶道】  左、六甲山上方面】

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【4.道標北面上部 【5.道標北面中部 【6.道標北面下部
 「…左」の「エ」部は  「…まや」の  「みち」の「み」は
 「ヒ」と彫られている】  「や」の途中まで】  上部少し切れている】

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【7.上部を南に見下ろす 【8.山王神社を西に望む
 左右は長く丸味を持ち  右端の大きな灯籠が
 後へは少し下がる】  道標横に有ったものか】

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【9.北区南部の道標】
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