33.神戸市灘区六甲山町みよし観音の道標

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神戸市灘区六甲山町北六甲4512-387 県道16号高山植物園前の三ツ辻から南東ケーブル山上駅方面へ分岐する
サンライズドライブウェーを道なりに330mの三ツ辻を北東に折れ60mの三ツ辻北側に南西を正面に建つ
(北東への山道は六甲縦走路となり40m進むと石切道と合流する)
自然石 41x28x19p
N34.761992 E135.245167


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南西面
┌─―――――――――――――――――┐
│右 ありま             │
└――――――――――――――――――┘

南東面
┌─―――――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――――――――――――――――――┘

北東面
┌─―――――――――――――――――┐
│大沢藤□              │
└――――――――――――――――――┘

北西面
┌─―――――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――――――――――――――――――┘


(『神戸の道標』山下道雄、神戸新聞、1985年刊には未記載)
(自然石としたが、北東面と上部を除く三面はほぼ平らに削られている。)
(上記の場所の補足にも書いたが、南西から北東への道は六甲縦走路となっている様で、明治の地図にも間路として
 載る道であり40m北東には南の五助谷方面から登って来た石切道と合流する三ツ辻がある。当道標の建つ辻も三ツ辻
 であるが、此処から北への道は同地図では道が途切れてしまっており、迷い込まない様に置かれたものであろうか。
 60m南西にも北へ分岐する三ツ辻が見え、そこに建てたなら現在なら「左、記念碑台2.5q」等と刻みたくなる辻で
 現県道16号明石に向かう地点となり、ここにも道標が欲しいが見当たらなかった。)
(行先は「右、有馬」で問題はないが、北東面の施主であろう「大沢藤」の下が読めない「九」「丸」等に見える。
  近世のものであれば、有馬方面からの摩耶山参詣の帰り道の用途が思われるが、姓と名が有る様なので、明治以降
 の建立となるとどうでしょう。)
(北東の「極楽茶屋跡の道標」へは1q程と思うが未踏査である。)

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【1.道標を北東に望む 【2.道標を北西に望む 【3.道標を南西に望む
 奥(北東)今の案内に  奥、ドライブウェー  奥、ドライブウェー
 六甲ガーデンテラスへ】  に出て高山植物園へ】  から六甲ケーブル駅へ】

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【4.道標を東に望む 【5.道標南西面拡大 【6.道標北東面拡大
 「右」が示す道は  「右 ありま」は  「大沢藤□」
 ここから山道風】  「右、有馬」】  と読んだが?】

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【7.道標上部を見下ろす 【8.道標北東40m 【9.道標北東面下部
 下辺が南西面  左、有馬(縦走路)  「沢藤」「九」か
 三面は割られる】  右、石切道へ分岐】  「丸」などか】

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【10.道標南の「みよし観音」
 から左端の道標を望む
 殉職を悼み建立された様】

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【11.神戸市東部山岳部含の道標】
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