５０．堺市宿院町東長谷寺の井戸枠（道標ではない）

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堺市堺区宿院町東３－２－５　東門を入り右側、北東部塀際に北西を正面に置かれる
井戸桝　46x98x?㎝（厚さ10㎝）
N34.574174 E135.474036

北西面南西面南東面、写真無北東面、写真無北西面 ┌─―――――――――┐ │施主　　　　　　　　│ │　　神南邊　　　　　│ └――――――――――┘ 南西面 ┌─―――――――――┐ │　石川屋弥兵衛　　　│ │執次　　　　　　　　│ │　大津屋彦兵衛　　　│ └――――――――――┘ 南東面（写真なし） ┌─―――――――――┐ │（不明）　　　　　　│ └――――――――――┘ 北東面（写真なし） ┌─―――――――――┐ │（不明）　　　　　　│ └――――――――――┘

（『隆光と関係石造物』月山渉、2012年では、№大阪18）
（井戸桝としたが、井戸の上部に置かれた四角形の石の枠です。ズレ防止の為か面白い接ぎ方になっていま
　す。現在では桝の中に土が入っていると思われ植物が生えていました。進入出来ず一部の写真しか撮って
　いません。大きさも一部概算値です。
　長谷寺は国立国会図書館の『和泉名所圖會』１巻コマ47に「ちやうこくじ」として載り、当所解説板と
　同じような説明があるが、井戸の話は見当たらない。尚、解説板は「長谷寺（はせてら）」としている。）
（北西面に「施主神南邊…」とあり本人が書いたと出来よう。他の項で問題にしている「邊」「邉」問題に
　関しては、写真では最下部が隠れ、判じにくいが「邊」と思われます。
　北東面は不明としましたが何か文字が有る様に見えました。又の機会にトライしてみたい。）


【1.長谷寺北門を南東に望む	【2.同、東門を北に望む	【3.北門から井戸を南東に望む
黒門扉の右に井戸の	電信柱の後ろに	黒門扉と赤箱の間に
一部が見える】	当井戸がある】	葉っぱに半分隠れる】


【4.井戸跡を北に望む	【5.北西面右側拡大	【6.北西面施主部拡大
左（北西）面に	「施主」	瓦の破片をのけて
施主があるが	「神南…」	さらに拡大してみた
下部は土に埋る】	「邊」としたが】	庭内と思われ掘らず】


【7.南東面左側陰中は	【8.南東面右部分	【9.東門北側の解説板
「大津屋彦兵衛」	「石川屋弥兵衛」	聖武天皇の詔勅の
とした】	「取次」と読める】	新長谷寺中の第一とある】

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