6月 | ![]() |
なんてん【南天】 南天竺(ナンテンジク)の略。 |
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あじさい【紫陽花】 ユキノシタ科の落葉低木。ガクアジサイの改良種とされる。幹は根から叢生。高さ約一 ・五メートル。葉は広卵形で対生。六〜七月頃、球状の集散花序に四枚の萼片だけが発達し た不実の花(装飾花)を多数つける。色は青から赤紫で、変化するところから「七変化」 の名もある。観賞用。花は解熱薬、葉は瘧(オコリ)の治療薬用。また、広くはサワアジサイ・ガクアジサイなどの総称で、ヨーロッパでの改良品種をセイヨウアジサイ・ハイド ランジアなどと呼ぶ。あずさい。四片(ヨヒラ)。季・夏。万二○「―の八重咲く如く | |
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みそ‐はぎ【溝萩】 (禊萩ミソギハギの意か。ミゾハギとも) ミソハギ科の多年草。日本全土、朝鮮に分布。高さ 八○センチメートル。夏、淡紅紫色の六弁小花を長い花穂に密生。盂蘭盆会(ウラボンエ)に仏前に供 える。春、若葉を食用。精霊花。ミズカケグサ。漢名、千屈菜。 季・秋 |
7月 | パンパス‐グラス【pampas grass】 イネ科の大形多年草。アルゼンチンの原産。ススキに似た長い線形葉を叢生し、大株を作る。秋の初め、株の中央から高さ二〜三メートルの花茎を直立し、上部に巨大なススキ状 の円錐花序をつける。庭園に観賞用に栽培。シロガネヨシ。 | ![]() |
ミント【mint】薄荷(ハツカ) | ![]() |
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ひ‐まわり【日回り・向日葵】‥マハリ キク科の一年草。北アメリカ原産。茎は長大で剛毛を生じ、高さ一〜二メートルに達す る。夏、直径二○センチメートルに達する大形の黄色い頭花を開く。観賞用とし、また油料作物とし種子から油を採る。太陽を追って花がまわるという俗説があるが、実際にはほと んど動かない。園芸品種がある。日輪草。ひぐるま。季・夏 | ![]() |
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むくげ【木槿・槿】 アオイ科の落葉大低木。インド・中国の原産で、わが国で庭木・生垣として広く栽培。 高さ約三メートル。枝は繊維が多く折れにくい。夏から秋にかけ一重または八重の淡紫色・ 淡紅色・白色などの花をつけ、朝開き夜しぼむ。白花の乾燥したものを胃腸カタル・腸 出血などに煎じて用いる。古くは「あさがお」といった。はちす。きはちす。ゆうかげ ぐさ。もくげ。季・秋。〈色葉字類抄〉 | ![]() |
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きょうちく‐とう【夾竹桃】ケフ‥タウ キョウチクトウ科の常緑大低木。インド原産の観賞用植物。高さ約三メートル。葉は細く革 質、三葉ずつ輪生。乳液を含み有毒。夏、紅色花を開く。白花・八重咲などの園芸品種 が多い。庭木とし、葉は強心・利尿に有効という。・夏 | ![]() |
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〔植〕センリョウ科の常緑小低木。関東以南の暖地の林下に生ずる。高さ約五○センチメ ートル。茎にふくれた節がある。葉は対生し卵状楕円形。夏、短い花茎を出し、黄緑色の 細かい花を穂状につける。果実は核果で、球形、冬に赤く熟す。実の黄色い品種もあ る。鉢植や切花とし、多く正月用。クササンゴ。仙蓼。季・冬 | ![]() |
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むらさき‐しきぶ【紫式部】 クマツヅラ科の落葉低木。高さ約三メートル。夏、葉のつけ根に淡紫色・小漏斗状の花を開 き、秋に球形・紫色の美しい液果をつける。山地に自生するが観賞用にも栽培。近縁種 に毛の多いヤブムラサキがある。実紫ミムラサキ。漢名、紫珠。季・秋 | ![]() |
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ばら【薔薇】 「いばら(茨)」に同じ。 バラ属の観賞用植物の総称。いくつかの原種が東西で古くから観賞されてきたが、一 九世紀以後に莫大な数の品種が作られ、世界中で栽培される。つるばらと木ばらに分け られ、花の形は大輪・小輪、一重咲・八重咲、剣咲き・平咲きなど、花色は深紅・黄・ 白、また四季咲、小形のミニチュア‐ローズなど極めて多彩。花の王と言われる。香料 用にも栽培。また、バラ科バラ属の落葉低木の総称。高さ一〜二メートル。葉は有柄、托葉 があり、羽状複葉。花は高い香りをもち、基本型では萼片・花弁は各五。北半球の温帯 を中心に約二百種が分布。しょうび。そうび。ローズ。季・夏 | ![]() |
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