ざくろ

ざくろ【石榴・柘榴・若榴】                            

ザクロ科の落葉高木。ペルシア・インド原産で、栽培の歴史はきわめて古い。高さ五〜 一○メートル。幹には瘤(コブ)が多く枝に棘(トゲ)がある。葉は細い長円形で対生、つやがあ  る。六月ごろ鮮紅色五弁の筒状花を開き、果実は秋に熟し、大きな球形。果皮は黄紅色 で黒斑があり、熟すると裂けて中にある多数の種子を一部露出する。種皮は生食し、ま た果実酒を作る。樹皮は煎じて駆虫剤、材は硬く装飾用の柱などに使う。また、通常は 結実しない観賞用のハナザクロがある。色玉。じゃくろ。 季・秋 。「石榴の花」は 季・夏 。本草和名「安石榴…和名佐久呂」 
窓枠いっぱいに枝が広がり、西日を遮る
緑の天然のカーテンとなる。

このざくろは、石垣の隙間に根を張ってこんなに大きく成長しました。
この生命力。力強さ。
大切にしたい我が家の木である。

ざくろの花 
5月中旬から下旬にかけて花が咲く
6月梅雨時期になると、小さな実が出来てくる 8月初旬。φ50mm
9月初旬  φ80mm
 沢山ざくろの実が生る。
10月初旬 φ100mm
色が赤みを帯びて来た。外皮が裂け内部の赤い種子が見え始めた実もある。
 
赤い種を何粒か口に入れる。
果汁は甘さと酸っぱさが混在」、食後には口中に渋さが残る。石榴を触った手指には黒い灰汁が着く。

収穫(10月末)一番大きいものは300gあった
11月も終わりに近づくと、緑の葉も黄色く変色し、風に吹かれ散り行く。石榴の存在が薄れる。来年の為の休息。

 

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