オビドス。城壁のある風景
-by tomoko-
世界遺産のオビドスは、城壁に囲まれた不思議な街
屋根の連なりは高い塔に登って見たのではない
街をぐるっと取り囲む細い城壁の上を歩いて
そこから見た風景
オビドスの街のむこうに街を囲む城壁の一部が見える
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| 高さ3メート
ルほどの城壁は、ぐるっとつながってはいないが、その上を歩ける |
城壁の上から
賑わう小径を見る |
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朝は曇っていて、少し霞んだ霧の先に
バスの窓から素敵な街並が見えてきた
城壁に囲まれたオビドスはもうすぐ
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カルダス・ダ・ライーニャに向かう朝の出来事。
地下鉄を降りてカンポ・グランデのバスステーションを探し
3番目に訊いた街行く人にやっと場所を教えてもらい
その時にはすでに、予定のバスの出発まで時間の余裕はあまりなかったのだけど
切符を買うのに長い列に並んで
やっと順番が来て
切符売りの窓口のおじさんにちゃんと人数言ったのに
渡されたのが一人分の切符なことがバスに乗り込もうとした時にわかって
車掌さんに、このバスに乗るからぜったい待ってて！ってお願いして
もう一度列に並んで
列の前方のおじさんがなんだか窓口でもめてて
列ががちっとも進まなくて
そのせいで出発時刻になっちゃって
乗るバスの車掌さんもやきもきして列のとこまで見にきてくれて
順番が来て、あとふたり分ってお願いしたのに
切符売りのおじさんがもう時間になっちゃったから乗れないって
切符を売ってくれなくて
バスは待っててくれてるって何度も説明して
それでもおじさんは首を降るばかりで
列の後ろの人たちも売ってやれよって応援してくれて
車掌さんも、待ってるんだから早く売れよって言ってくれて
ようやく渋々切符を売ってくれて
だから、すっかり出発時間を過ぎちゃって
慌ててバスに乗り込んだのでした
そんなこんなで始まった
オビドスへのショートトリップ
はらはら、いろいろあって。旅って、楽しい！
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