2003年 6月7〜8日 CAMP in 加護坊山
たい家が帰ってからも、呑んだくれキャンパーの宴会は続く。確かこの時熱く語り合ったのは、手の爪の垢はそうでもないのに、どうして足の爪の垢、特に親指の肉にめり込みそうな両端の爪に張り付いた垢は、悶える程に臭く、臭い臭いというわりには癒し効果があるのか(ない?)・・・とゆーことでした。わたくしの足の爪の垢だけが特殊なのかと思ったら、皆さん同じ意見だったので、あぁ人間としてこの垢臭は間違ってないのだなと安心してみたり。
程よく酔っ払ったおばちゃんは、真っ先に撃沈。早々にテントに引き上げ、2匹の汚れ豚に重石攻撃されながら、外から聞こえる楽しそうな会話に耳を傾ける。
「大曲の花火大会んときも、河原にテント張って泊まろー」
「木曜日に行って、土曜日の花火見て、日曜日に帰ってくるのダ」
なぬーっ!? いきなり今度は3泊4日のハードスケヅールキャンプですか?
「河原だけどね、トイレは花火用に簡易トイレが設置されるだよー。あ、でも水場はないけど」
益々、なぬーっ!? 真夏に風呂に入れないおばちゃんからは、どれだけの死臭が漂うのか・・・想像しただけでも悪寒が走りますよ。つか、それより、暑さに弱い豚対策をもちっと考えなきゃだぁね。
山の朝は、とっても涼しい。
グッドモーヌングかっちゃん。確かキミは着火消火担当だよね、コーシープリーズ飲みたいのみたいバシバシ!(叩)。おばちゃんは人の都合など考えない自己チューな生き物です。
お湯が沸く頃、EBI家も起床。さぁさぁ、朝飯タイムまで思い切り遊べ〜。
他にもスペアリブ焼くから、炭おこしてけろ〜。肉食動物は、朝から肉。 ボブのガムを盗んだBJ。歯髄出まくりなので、噛み過ぎると流血です。 今朝も見事な汚れっぷりで・・・。自慢のロンゲは1日経っても湿ったまま。寒かったべ、ボブ。 「兄貴、何齧ってるだ?」「ボブからの上納品ぢゃ」丘を走り回ったあとは、まったり過ごす。 朝食は昨晩の残りの野菜をぶち込んでコトコトと煮た具沢山スープ、昨晩食べるのを忘れた味付けスペアリブ、おフランスのパンに大蒜擦り込んでバターで焼いたガーリックトースト。外で頂く食べ物は、腕はどうであれ兎に角うまー。
「ボール追いかけて走り回ったし、糞もしたし、飯も食ったし・・・することねーな。もう一回、糞でもすっか?」 「あぁ、もぅみんな小汚くって臭くって、近寄りたくないわ。あら、あっちに落ちてるのは豚の死体?」 いえ、ちゃんと呼吸してます。疲れて倒れたウータンです。彼は突然こうやって倒れ・・・ 配線の接触異常か、電池の種類を飼い主が間違ったか・・・。あ、動き始めました。 朝食のBGMは、昨晩の3分トイレでのハプニンヌ暴露です。
夜中にうんこしにいったEBI家大黒柱@たっつぁん、脱糞途中に消灯し、暗闇の中で肛門も縮む思いをしたとかしないとか。明け方にトイレへ駆け込んだかっちゃん@旦那も、時間切れにより消灯。どこかにセンサーがあるはずだと、パンツ下ろしたまま中腰で手を振り回したとかしないとか。放尿を済ませ、パンツを引き上げようとした瞬間、黄色く染まった液体の上にライターを落としたわたくしは、動じることなく小便まみれのライターを取り返してきたとかこないとか。あぁ、楽しい3分ショー。
で、この2匹も負けぢとトンでもないショーをおっぱぢめてくれました。
「でへ、でへ、兄貴ぃ〜。好きっすよ」「うわっつ、ちんこ触るなっ。タマ押すなって、潰れる〜っ」 「どひゃひゃひゃ〜」「うりゃうりゃ」ええと、吹き出しつけたいんですが、終始無言でしたこいつら。 お昼近くまで加護坊山でダラダラ過ごし、サクっと後片付けを済ませキャンプ場に別れを告げる。あぁ、さらばぢゃ。だか、きっとまた遊びに来るよ。いや、家が地震で潰れたときは、遊びぢゃなくて永住しにくるかもだよ。