■ 11月の戯言 ■

11月4日

トップをクリスマス風味に変えてみたり…。

BJが着ているのは誰が何といおーと、頭に一本糞乗せた猿とかではなく、トナカイの着ぐるみですけん、そこんとこよろしく。角の中にゴミをギュウギュウと詰めたら、重さで立ちゃしませんがな。

この冴えないツーショット写真をアップするのに、半日以上かかりました。

あーあ、やめときゃよかった。

いよいよPCが火葬場行きになるのか、はたまたホトショップが糞なのか。

もぅね、1分おきにフリーズしてくれるんです。お陰で、更新する気力も萎えちゃいますよ(もとから)。

漫画とか、3連休中のヘボ画像とか、手元にはいろいろあるとゆーのに。

Aさんから「今まで毎週末コミックをアップしていたのに、ここのところ更新が滞りgqちでxq、sqもnykじsgは」というメールを頂きましたが、誤変換している部分は「アップしなきゃ殺す!」とかゆー脅しだったんでしょうか。それとも「PCの調子が悪いのなら、私が新しいPCをお贈り致します」という内容だったんでしょうか…。真相求む。

11月5日

「今日さぁ、久しぶりに息子と外でランチしたのよ。あぁ、中3になったよ。受験よ受験。いやぁ、あのトシの男子ってのは1人前の料理ぢゃ足りないんだねぇ。パスタをね、ホラ、3,4人用の大皿に盛られてるやつ、あれを食べるって言い出してね。

愛する男だから同じテーブルに並んで、とまではいかなくても向かい合って座ろうと思ったんだけどさ。

恥ずかしいんだって。アタシと同じテーブルに座るのが。アンタが汚いとか醜いとか言ってる、この腹から生まれてきたのは、他でもないアンタだ!っちゅーのにねぇ。

まぁ、無理に一緒に座らせるのもナンだから、2人がけの小さなテーブルの向こうとこっち、隣同士で腰掛けてさ。

アイツが頼んだのはカルボナーラ。もぅね、見ただけで吐きそうになるくらいの量だったよ。

あ、アタシが頼んだのはボンゴレだったんだけどね。

モソモソ食べてたら、隣で何か言ってんのよ、アイツ。

『食いにくい、食いにくい』って。

見れば取り分けようのトング、あれで食ってんだよ」

そりゃ間違いなく食いにくいわな。

「食いにくいとか言いながらも、大口あけてトングを口の中にねじ込んでたからね。既に半分以上食べてたし。いやぁ、こんな男が息子だなんて…同席しなくて正解だったね」

そういう友人は、シャツにボンゴレの汁をタップリつけていた。

11月6日

動物病院から貰った犬写真が載っているカレンダーを見て、さっき気づきました。

11月1日って、犬の日だったんですね。だからどうしたと聞かれても困りますが。

猫の日はあるのかと捲ってみると、ありましたありました、2月22日。

犬の日も猫の日も、それぞれの泣き声から決めたんだそーです。

ニャンニャンニャン。

ワンワンワン。

なんで、ワンワンワンワン、で11月11日が犬の日ぢゃないのか、それがとっても気になるところ。

ついでにいえば、いつもブーブー鼻を鳴らしているブルドッグのような短吻犬の飼い主からすれば、2月22日の方が犬の日であってもいいようなそんな気もしたりしなかったり。

11月7日

「えーっ、わたくしはぁー、幼児からお年よりまでぇー、全ての人たちがぁー満足できる住みよい街を作っていきたいとぉー、えーっ、考えているわけでありまぁーす!」

全ての人が満足する街って…アホか、そんな大雑把なコトを言っておるお前になんか絶対投票なんかせんっ。

ええと、日曜日は選挙ですね。

各党のマニフェスト、ネットではチラチラ見てはいたのですが、現物がどうしても欲しくなり、本日行ってまいりました。立候補者の演説に出向くか選挙事務所に行けば頂けるらしいんですが、ドライブ中に目に付いても、いざ行こうとするとどこにあるのかわからない、それが選挙事務所。

結局、ネットで調べた各党の宮城県支部を訪ねることにしたわけです。

マニフェストに書かれた内容は兎も角として、各支部の様子でなんだかそれぞれの党の特徴が若干掴めたような、そんな気に…。

といっても、辿り着けたのは自民、民主、公明の3党のみ。共産、社民両党は支部の場所がいまいちわからず途中で断念してしまいマニフェスト自体入手してないんですけど。あ、それと保守新党も。これって、あんのか?宮城に。

9時丁度に入り口の扉を開けて中に入ったのが自由民主党宮城県支部連合会。受付もなく、衝立が立ちふさがり中の様子を一切遮断。ううむ、奴らの牙城にどうしたら食い込めるのか…。

「す、す、すみましぇーん」

「あ、はいはい、どうもー、何でしょうかぁー」

一声かけるだけでした(簡単)。

「えっとー、マニフェスト、欲しいんすけどー」

「はいはい。わかりました、さぁどうぞ」

よくよく考えたら、自民党ではマニフェストとは呼ばないんですよね。幹部が「横文字は年寄り有権者にわかりづらいんぢゃー!」とか言って。その割には、帰り道に見つけた某自民党立候補者の選挙事務所の入り口にはデカデカと「マニフェスト あります!」とか張り紙がしてあったけど。

そんなことはさておき、この宮城県支部で頂いた自民党が言い張る「政権公約」。次党本部へ向かう途中、車の中でペラペラ捲ってみたら、すんげー薄い。確か、全46頁だか48頁だかあるハズなのに…。表紙を見ると、下の方に「要約版」と記載されてました。全10頁。要約、しまくってます。

ちくしょー!小汚い格好をしたおばちゃんだし、頭悪そうだから要約版で事足りると思ったのか?それとも、本部が「宮城の田舎モンには要約版で充分」とかいって、それしかよこしてもらえなかったのか、宮城県!?どっちにしろ、ナメやがってぇー!

いや、本当は1部欲しいといったのに、要約版を2部手渡されましてね。厚みがそこそこあったんで、気づかなかっただけの話なんですが…。つか、要約版っつーのが存在することすら、今日まで知りませんでしたよハァハァ。

取り合えず、まぁまぁ活気のあった民主党でも、おっさんためのビヂュアル総合誌のようなマニフェストをゲット。

で、今回なかなか面白かったのが公明党宮城県本部。本部ですよ、本部。本部なのに、ビル自体が薄暗く、ホラー映画に使えそうな感じ。「本部は3階です」という張り紙を見つけ、矢印の通り進む。入り口からエレベーターに続く廊下にはチラシや小冊子が山積みです。なんかね、その風景は党本部とゆーより運送屋の倉庫ですよ、本部なのに。

で、エレベーターに入ってびっくら。

小さなエレベーターなのに、特大サイズの芳香剤(トイレ用か?)が2つも置いてありました。

公明党内にはエレベーターで小便する癖のある人でもいるのか、はたまた腋臭、水虫持ちが多いのか。

3階につくと、部屋の扉は開いたままでした。

中を覗くと、20畳ほどのその部屋で、ヨレたスーツを着たおっちゃんが一人、窓に面して設置してある折り畳み長テーブルに腰掛け、ボ〜っと外を眺めております。

「あのーぅ」

声をかけたら、椅子を後ろに蹴飛ばし跳ね上がりましたよ。トシの割には、かなりの条件反射です。おっちゃんは「やぁ、よくいらっしゃいました」を連発してしつこく座るように勧めます。

「あぁ、マニフェストね、はいはい。えーっと、どこだったっけかな、これかな、違うか。えーっと、あ、こっちだべな…バサバサバラバラ〜(テーブルの上の書類が雪崩れとなって床へ落ちる)。あー、いやいや、まぁ、座ってゆっくりしてください。お茶っこでも…。あ、お菓子もたくさんあるし…」

「いや、いいです。車、路駐しちゃってるから、すぐ行かないとだし」

そこへ、党員と思われる地味な若いおねいさんが入ってきたので、その人に来た目的を告げる。

「あぁ、マニフェストですね、えーとえーと、これかな? いや、こっちかな。あぁ、そちらにお掛けになってお待ちください。今、お茶でも入れますからー」

「だから、お茶はいいって」

「ぢゃ、お菓子は」

60代以上しか絶対立ち止まらない菓子売り場のコーナーに置いてあるふ菓子とか飴玉とか、そんなんばっか。

「それより、マニフェスト」

「あぁ、そうでした。お待ちくださいよー、えっとえっとワサワサワサ」

あの薄っちぃ町内旅行のパンフのようなやつを探し出すのに、随分と待たされましたよ。もしかして、選挙日目前なのに、こちらの党でマニフェストを要求した人…わたくしが第一号だったんでしょうか。

いや、いろんな意味で楽しかったからいいんですけどね。

因みに、自民党の完全版も、無事入手はいたしました。

明日は、共産、社民にもう一度トライしてみっかなー。

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