■ 7月の戯言 ■
7月1日
昨日は腹とか鼻とか歯茎とか禿とかはみ毛とか、ハのつくトコロがアイタタ状態だったので更新さぼりました。
今朝は午前3時ごろ、寝室を飛び交う1匹の蚊と格闘。両者フラフラになるまで戦いました。赤コーナーのモハメド・蚊選手は腹一杯でフラフラ。こっちはもとから睡魔により意識朦朧。両目も開けられず、力なく両手を振り回すだけ。結果は、妻自らがリングにタオルを投げ(とゆーかタオルケットを頭まで被って)、途中で試合放棄。
試合終了後も敵は倒れた妻にパンチを繰り出したらしく、朝起きたら、両腕、頬、臀部、耳たぶ、脳天、それに眉毛のど真ん中までもがプックリと腫れておりました。キィ〜ッ!
小さいくせしてアンタ、一体どんだけ吸えば気がすむのよ。アンタも犬と同じように満腹中枢が壊れてる生き物なんすか?
最近どこに出かけるのもサンダル履きの妻は、元々足の甲や踝に幾つも虫刺されの痕があったんですが、また新たに増産しちゃったわけです。
痒いと「薬を塗れ!」という夫のアドバイスを無視して、煩悩の赴くまま爪を立てて掻き毟る妻。
血が出るまで掻き毟る。
膿が出てくる。
膿が出てくると、今度はその周りを掻き毟る。
引掻き傷で周りの薄皮が捲れ、そこから血が出てくる。
数日は我慢して放置。その間、違う箇所で同じ行為を繰り返す。
放置してた数日間で、瘡蓋ができてくる。
生乾きの瘡蓋を剥ぎ取る。
膿が出てくる。
そしてその周りをまた掻き毟る。
掻き毟るエリアがどんどんと広がっていき、ばーちゃんが足の甲に作る座りダコみたいに皮膚が黒ずんで角質化してきました。引掻いたときにボロボロと落ちるフケみたいな粉を見ると、もはや足の先全体が踵になっているような気も…。尻の下がすぐ踵、なんてよく言われてましたが、まさかそれが現実化するなんてっ!
うわーうわー。
手の指は短くて太いから手タレなんか一生無理だと思っていたけど、足タレになる夢も砕け散ったってことかしら?(もともとない)
つーか、今回新たに作った虫刺され痕を同じようにボリボリ掻き毟り続けたら、近いうちに妻は全身踵女ってことぢゃん!
なんてちょっとだけ焦ったフリしながら、今もモニタの前で胡坐をかいてボリボリと掻いとります。
屁タレの素質は充分。
7月4日
台所に立って洗い物。
料理ってのはね、後片付けまでが含まれておるのだよ。だからね、料理が得意ってゆー人は、勿論皿洗いだって得意なわけ。
フフフ〜ン♪
鼻歌交じりで汚れた食器類を洗剤つけたスポンヂでゴシゴシ。
おーし、後は流すだけ。
蛇口を捻って水を出す。
まずはこの大皿から。
表についた泡をキュッキュッ、ジャバー。
おし、次は裏側。
本の頁を捲るよう、横にひっくり返せばよかったのに…、妻、大皿を手前に裏返す。
ドッバーッ。
大皿の表面に溜まってた水、ぜーんぶ我がの腹にぶっかけてしまいましたがな。つか、乳バンドまで濡れとるしーっ!
料理ってのはね、後片付けまでをさして好きか嫌いかとか言うのよね。
だいっ嫌いっ!
(皿洗い後の我が家の台所は、大抵床まで水浸し)
7月5日
『東部、西部、ともに朝のうちまで雨が降りますが昼前から曇りとなり、午後は日がさすところもあるでしょう。尚、西部は雨量が多いため、崖崩れなどに注意してください…』
出社前に、TVで天気予報をチェックしている夫。
「ふーん、西部の方が雨が多いんだってー。でさぁでさぁ…うちらが住んでるココってさー、ナンブ?」
「はぁ?」
「だから、ナンブ?」
「アホか。宮城だと東部と西部の二つにしか分けないっつの」
「いやだから、ナンブ?」
「南部なんつー分け方はしないんだって言ってんだろバーカバーカ」
「なんだとーっ!?」
「バーカバーカ」
「ドッチ部か、って聞いてんぢゃんよーっ! 東と西のドッチ部かって!」
爽やかな会話で、今朝も夫を会社に送り出すことができました(違。
7月6日
「働けど働けど」
働いてないけど。
「わが暮らし楽にならざり」
いやほんと。
「じっと手を見る」
うーむ。
よし、昼飯はラ王にすっか(mouse over)…。
つか、妻の運命線はどこだ? どこにあんだよー!
左手も調べてみる。
ないぞ。
お前は既に死んでいる!ってやつか?
不安になったので、左手を翳してココで調べてみる。
妻の手相は特1級で、適職はインテリアプランナーやフラワーデザイナーなんですと。
友人に頂いた赤い薔薇の花は、TVの上ですでにどす黒く変色し、萎れて下を向いてるし、部屋はぶっちらかってどこからともなく小便臭が漂ってるとゆーのに…。
もぅこの際、既に死んでいるっつーことにしてください。
7月7日
竹野内も好きだけど(しつこい)、デニーロはもっと好き。
特に刺青入れすぎで、すげー怖かった「ケープ・フィアー」のときのあの体。
涎がでる。
たまらん。
年重ねてシャープさがなくなりつつある今の顔だって、好き。
でも、同じくらいのトシのおっさんで、子宮に疼きを覚えそうなくらいグっとくるのは井川比佐志。
ソコ! 今、誰やソレ、とか言っただろーっ。 この人や、この人。 この人のお凸にできる皺が、年輪を重ねた頼れる男っぽくてなんともいえんのだよ。くぅ〜っ、 渋い。
「おとーちゃーん!」
思わず叫びたくなる親近感。
おいしいトコ取りした理想の男に遭えますように…。 と、七夕なのでお空にお願いしてみる(雨降ってるけど)。
「え? ナニ? いいトコ取りした男が想像もつかない? そうですかそうですか。んぢゃ、ちょっと待ってくださいヨ」
ええと…
こんな感じ。
やっぱ、いいです。さっきのお願い事、取消!
それより、もっと上手にホトショップ使いこなせる腕をください。
7月11日
アンジェリカとゆーオペラとロックを合体したようなヘンテコなバンドのCDがありまして。そいつを昨日、大音量でかけておったのです。
収録されてる曲はバッハの「主よ、人の望みの喜びよ」とか、グノーの「おお救い主よ」とか、「曲と題名は一致せんけど、あぁなるへそ聴いたことあるわコレ」と誰もが思うようなやつばかり。ロックンロールをオペラ調にしたとかゆーんではなくて、モロオペラを単にエリック・ジョンソンやネイザン・イーストといったロック界では有名なギタリストが演奏しとるとゆーもの。
妻はいつこれを購入したのか、いやそれ以前に果たして自分の金でちゃんと買ったのか、それとも誰かのCDをパチってきたのか…とまぁ、入手経路もはっきりせんのですが、あったのでかけてみたわけです。
で、モーツァルトの歌劇〜魔笛「復習の心は地獄のように胸に燃え」が流れたとき。
あぁ、知ってる知ってるよこれ、とオペラ歌手に合わせて真似をしてみるわけです、サビの部分とゆーのかなんとゆーのか。ええと、どんな曲かっつーとこんなメロディー(←midiが開きますよ)で、後半ソプラノの女が口からぢゃなくて脳天から出すヒッヒッヒだかホッホッホだかのフレーズがあるけっこう有名なそこの部分を。
耳鳴りしそうになりながらヒッヒッヒッヒ〜!
美しいソプラノ音とゆーより、妻の場合は奇声だけどねヒッヒッヒッヒ〜!
合唱の練習のときに先生がやってたように、己の頭の天辺を摘み上げるような仕草をしながらヒッヒッヒッヒ〜!
おっ、妻、結構イケるぢゃんヒッヒッヒッヒ〜!
カストラート(去勢された男性歌手ね)としてデビューすっか?ヒッヒッヒッヒ〜!
つか、もともと妻にはちんこなんかついてねっつのヒッヒッヒッヒ〜!
カストラートっつーより、カス取らんと?みたいなぁ〜ヒッヒッヒッヒ〜!
気分よく歌ってたら、うちのバカ犬(ちんこ汁出す方)が口開けて突然妻の顔面に激突してきました。
復習の心は地獄のように胸に燃えた飼い犬に顔を噛まれる(噛んだわけぢゃないけど)。
おぉ、救い主よ、この題名、よくなさすぎーっ!
7月12日
雨の中買い物に出かけると、スゥパの出入り口から小走りに出てきたおばさま。傘もささず、両手に買い物袋をぶら下げ濡れながら車のほうへ。
妻の目の前を通り過ぎようとしたとき…。
駐車場の車止めに足を引っ掛けてしまいました。
足元のサンダルだけが地面に張り付き、おばさまは遥か遠くへ(若干1メートル先)ドリャーッ。そして大の字に突っ伏してしまいました。握ったままの買い物袋の中身が宙を舞い、濡れた地面に散乱。
うわっ!うわっ!
妻、空のマイバスケットを振り回しながら、条件反射で走り寄ってしまったのですが(既に遅し)…。
おばさまが足を引っ掛けたのと同じ車止めの同じ場所に、妻まで足を引っ掛けてしまいズデーン。
もぅ漫画。
あり得ない。
バカかお前わっ!
「ガハハハ。40年以上も自分の体と付き合ってるくせに、まーだ自分の体の大きさとか、動き具合とか把握できてねーでやんの、ねぇ〜」
地べたに座りバカ笑いをするおばちゃん2人。
妙な連帯感が生まれました。ドン臭いモノ同士。
7月14日
運動神経のよさとか、負けん気とか、そーゆーのはね、DNAの中に組み込まれていたのだよ。親から受け継いだ血の中にね、元々沸々と煮えたぎる何かが流れてたっつーかなんつーか。だからさ、両親がスポーツマンだと子供も何かしらの競技に秀でた選手になったりしてね。種目は違ったとしても、家族皆がスポーツに万能なスポーツ一家なわけ。いや、実際のところ両親はどうか知らんけど。
左:プロレスラー@高山善廣1966年9月19日生
右:バレーボール全日本代表@板橋恵1973年6月7日生
兄弟でしょ? この二人。
うそーん、違うの?
7月19日
「ババンババンバンバ〜ム♪」
VAAMを飲むと、ウヂャウヂャと体内に住み着いた赤いレオタード姿のミニ高木ブーが一匹、また一匹と(豚呼ばわり?)消えていくあのCM。
「VAAMを飲まないから、きっと妻のこの体の中にはすっげー沢山の高木ブーがいるんだ…」
「ふーん」
「だからね…だから無性に眠いんだ。高木ブーがいっぱいいるから」
「デブっつーんぢゃなくて、そっちなのかよ!」
7月20日
3連休中、力いっぱいパドルを握り締め振り回したため、また指に豆を作ってしまった妻。水脹れになってしまって、これがたいそう痛いのですよ。
現在、一番大きく膨れてプニュプニュしてるのが左手中指の第二関節のところ。
針をブスリと突き刺して、中の豆汁を出したい衝動に駆られはするのだけれど、もしかしたらもっと大きく成長するのかもしれないしネ。てことで、しばらくは観察してやろうかと。
ええとええと…。
お隣の人差し指で、その場所を指してみまひょうか。
コショコショコショ。
アフン、届いたわ。届いちゃった。
ついでに右隣の薬指でも、中指のお豆サンを指してみますよ。
あら、届いちゃった。ツンツン。
痛いけど、なんだかカイカーン。
うふふ、妻の指ったら…短くて太いくせに、けっこう器用に動くぢゃな〜い。
なんてことを買い物途中、歩きながらやっちゃいましたけど、そこのアナタに向けてやったわけぢゃないですってば…。 7月25日
「ふーん、シンクロのあの鼻栓って、ノーズクリップっつーんだ。
フランスのデデューは、鼻栓せずにやってるから水の妖精だとか言われるんだよね。鼻栓してる妖精の顔なんて、怖くて見られやしないもん。
ほら、見てみ。あれ嵌めると、周りの肉が引き攣っちゃって、目なんか吊り目になるのね。うわっ、鼻栓つけたまま笑ってるあの顔、こわーっ。皆すげーブス。可愛そう〜。せっかくの可愛い顔が台無し。
プールから上がった選手たちが並び始めたね。
流石に、つけたまま採点待ちなんてことはしないんだね。
:
うわっ…。
アンタは鼻栓取らん方がマシだってば…(誰とは言わんけど)」
7月26日
鋼鉄製橋梁工事をめぐる談合事件で…。
「うわー、今まで全然しらなかったよー。国土交通省って東西南北に分かれてたんだ。ふーん。」
北側国土交通大臣が幹部12人による『入札談合再発防止対策検討委員会』を発足させることを明らかにした。
「東とか西とか南側の大臣はどうなのよ、って話ぢゃん? 北の大臣にばっか押し付けんなよっつーかさ。で、他の省庁も4分割されてんの? 東西南北に…。大臣多すぎーっ」
「…」
妻、中学校からやり直したほうがいいらしい。
7月28日
乾きたてのパンツを手にした夫が「うわーうわースゲースゲー」と叫んでおりました。
どうしたことかと振り向くと、パンツに丸く開いた穴を指差して「アナ!アナ!アナ!」と単語連発。
いつのもことですが、夫の会話に「てにをは」はございません。覚えたての日本語に挑戦しているパプアの方と喋っているようです。実際はコテカの似合うダニ族出身なんですけど(嘘。
って、このサイト、夫の両親や兄弟にバレバレなんですよね。こんなコト書いたら怒られちゃうぢゃないの妻!
あわわ、世界で一番カッコいい下着だと思いますよコテカ、いいトコなんですよ、ニューギニア。
そうぢゃなくって。
夫が手にしていたそのパンツ、尻の穴の丁度肛門のあたりに500円玉より一回り大きな丸い穴がありました。破れた穴の縁は、内側から得たいの知れない何かに押されて心なしか外側に捲れている感じ。
屁力?
胡坐をかいた夫、いきなり屁力で空中浮遊〜デスカバリー号の打ち上げ模様と夫の姿が重なる妻。
スゲー。つーか、そのまま宇宙へ飛んでいけーっ!
「せっかく洗濯したのに(干すときに気づけ妻)、このまま捨てるのは勿体無い気が…」
ちょっと待て夫よ。その上にズボンを履いたら、うんこ漏らしたときにどーするよ。今まではパンツがガードしてたのに、ズボンに直接うんこ付けることになるんだゾ。
結局、恋人と別れを惜しむような表情で、穴あきパンツをゴミ箱に捨てた夫。
その話を散歩仲間のIさんにしたところ(するなよ)…。
「屁でパンツに穴を開けるなんて考えられないね。うんこようんこ。かっちゃんって、凄いうんこしそうだし。凄いうんこする家系なんぢゃない? パワーのあるうんこ。芯のあるうんこ。布くらい平気で突き破るうんこ。でさ、忙しくてトイレに行く暇もなくて、いつも仕事中うんこ漏らしてるんぢゃないの?」
ひ、ひ、人の夫のことをっ…なんだとーっ!
さも見てきたように…いつもってなんだよ。
しかも、芯のあるうんこってナンだよ(笑
つーわけで、義母さん、あなたのパンツもこういった破れ方しますか?