■ 10月の戯言 ■

10月16日

昨日、Sさんと久し振りにお散歩が一緒になりまして。

お天気がよろしいので、普段よりも多めに歩いてみたわけです。

2時間のロングロング散歩。

沢山歩けば、それに比例して糞を出す回数も多くなっちゃう我が家の愚犬。

落下してくる糞を、掌の上に広げたチリガミで今か今かと待ち受ける妻。

『この濃い緑色の部分、カボチャの皮のところだー。うわー、蒸したジャガイモはお豆さんみたいになってるしー。後半の色が薄くなってるところはおからだな、うん。おぉっと、葉巻のような1本糞がだんだん柔らかくなってきた…(チリガミを動かしながら)…すげーすげー、ソフトクリームみたいな巻き糞に仕上がったヨ』

出てくるうんこに顔を近づけ、観察することも忘れません。

近づけすぎるから、その強烈な匂いに涙目になることもしばしば。

煙が目に沁みる、ではなくてうんこ臭が目に沁みる。

その姿を眺めていたSさん。

「普通さぁー、犬のうんこ拾うときって、臭いからどうしてもしかめっ面になっちゃうのに…うんこ取ってるときのアナタの顔、ニコニコしてんのねー」

ですと。

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「幸福がこの上なく大きい場合には、微笑と涙が生まれる」───スタンダール

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愛犬の糞で幸せを感じるなんて…。

なんて安上がりな妻なんでしょ(涙。


10月26日

住宅街を散歩する際、アスファルトの上を異様に嫌がる我が家のアホな方の仔ですが…踏ん張って動かなくなったとき、歌をうたってあげればそれなりにホクホクと歩くことがわかりました。

そんなわけで、ここ数日間、妻が口ずさんでいるのがめだかの兄妹。

の替え歌。

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子豚の姉弟が家の中〜

大きくなったらなんになる〜

大きくなったら豚になる〜

大きくなったらトンカツに〜

ブヒブヒ、ブヒブヒ〜

だけど大きくなっても びっちゃんはびっちゃん

ブヒブヒ

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センスなし。国語の成績、悪かったのがバレバレ。

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