■ 1月の戯言 ■
1月9日
明けましておめでとうございます。
今更ですが…(汗。
今年は「有言実行」を目標に掲げて、九州から仙台へと戻ってきたのですが、サイトの更新を3連休中に終わらせようとしたものの早々と挫折。
てことで、目標を変更。
今年の目標は、腹八分です。
八分を知るには、まず十分を知れ。
てことで、昨日はる子さん作巨大唐辛子(10cm近くあんの)を3本もぶち込んで作った激辛パスタを大量に平らげたところ、腹はちょっと気の早いどんと祭状態で、祭り女の血が騒いでいるからか尻の穴が熱くなってます。
だめだめだめー。
腹八分もだめー。
好きなときに好きなだけ食っちゃる。
出来そうにもないことを目標に掲げちゃダメですよね、やっぱ。
うーんうーん。
いろいろ悩んだ挙句、今年の目標は2年間サボっていた年賀状をちゃんと出すこと、に決めました(12月までまだまだあるしー。これなら出来なくもないかと…)。
1月12日
「60分だっけ? 90分だっけ?」
「あ、ソレ、90分〜」
「タメゴロー」
「ハナ肇だよねー。アレ、好きだったぁー」
「ぢゃぁさ、ぢゃぁさ〜スギチョビレの後は〜?」
「ハッパフミフミー」
「ソレの前に何かあったってばー」
「スビカキスラ?」
「スギカキスラぢゃない?」
「ミジカビノ キャブリコトレバスギチョビレェー…そうだ、あったあったスギカキスラノー。んでハッパフミフミー」
「ハナモゲラー」
「分かるよね〜ってかー」
意味不明の会話のようですが、本日のおばちゃん3人組の話題はゲバゲバ90分と万年筆のCMでした。生産性ゼロ。
お昼に何を食べたのかは、すぐには出てこないくせに、クソ昔のことはよく覚えているもんです。
1月14日
今日はどんと祭なのです。正月飾りなんかを神社の境内で燃やして、神様を送り出すとともに無病息災を祈るもの。
我が家も玄関先に飾っておいたしめ縄飾りを、毎年神社に持参してお焚き上げしてもらうのですが…。
数日前に寝違えた首の痛みが、未だに取れないのです。左右に少しずつ動かせるようにはなったのですが、それでも45度程度。これぢゃぁ、車の運転なんて危なっかしくてできやしない。
うーむ。
どうしよう。
しめ縄飾りなんて、縁起物だしなぁ。伝統行事に則ってしかるべき処理をしたほうがよさそうなのは分かってるんだけど…。
そこで、おかんに助言を請うことに。
「そんなん、庭で焼けばいーやんね」
わぉー。
「キャンプで焚き火とかするんやろ。そしたらそんときに焼けばいーやん。暖かいし」
ますますわぉー。
「うちなんか、去年どんと焼きにもって行くの忘れたんよー」
ほぅ。で、どうしたんだ?
「やけ、生ゴミに出したっちゃ」
しかも姪っ子のうんこ付きおしめと同じゴミ袋に入れられたそうです。
ウンの付いたしめ縄飾りだと思えば、なーんとなく縁起はよさそうだけどさ。
こんなだから、神様は送り出されることなく居ついちゃうんだと…。
貧乏神が。
1月15日
ここ数日間、首から肩にかけて走る激痛で、左右上下、自由に動かせなかった顔。
何が一番大変だったって…
缶ビール呑むのに、異様なまで腹筋を使わなきゃいけなかったこと(首を動かせないから、上半身を倒しつつ呑むわけです)です。
ま、最終的には寝っ転がって飲み干してたんですけどね。
1月16日
尻に違和感を感じるのです。
ケツの穴に、いつも大豆が挟まっているような…でもって、その大豆は落ち着きがなく、妻が立ったり座ったりする度に、入り口付近を出たり入ったり忙しく動いているような…そんな感じ。意を決して己の肛門様を指の腹で触ってみたのですが(キャー!)、はて…。
別に何の異常もないような。
大豆だってあるような気がしないしさー。
気のせい?
何かが挟まっているような、この感覚は幻肢現象みたいなもの?
痛みや痒み、出血は全くありません。
もしかして… もしかして、コレが痔ってゆーのぉぉぉぉー!?
てことで、いろいろとネットで調べてみましたら、妻のソレはどうも内痔核とゆーものらしいのです。ギャー!
痔ですよ、痔!イボ痔ぃー!
苦節42年(41年だっけ?←自分のトシがよくわかってない)にして、ようやく痔もちの女になれました万歳〜(涙♪
痔の原因は、長時間の力みや同一姿勢、激しい運動、アルコールや刺激物などが、肛門様をうっ血させるからなんだとか。
激しい運動なんかしとりませんが、思い当たる節はあります。
正月に購入した激辛柚子胡椒。こいつが美味くて、大量に食い続け、数日前にはご近所さんに筋子と明太子を頂いたので、酒のアテに丁度いいわぃと一気食い。それ以外に食べたものも、全てが赤唐辛子大量投入された激辛料理ばかりだったのです。そしてやってきた下痢症状。
「穴が熱い〜冬なのにホカホカ〜コーモンがホカロンだよ〜」
こりゃいいわぃと喜んでいたのですが、肛門様は悲鳴を上げておったのですな。
このまま放っておいて内痔核の症状が悪化すると、イボは巨大化し、肛門様から顔を出して別の人格を持つようになるのです。何をするにも、意見を挟むようになるのです。そっちには行くなとか、あれが欲しいとか(ないない)。
それは困る。
うんこ漏らした女だと勘違いされそうだし。
てことで、早速痔の薬を買いに行ったわけです。
んがー。
「痔の痛み・痒みに効果を発揮」なんつー説明書きはあるけれど、どの商品にも「大豆が挟まったような違和感を緩和」なんてことは一切書かれておりません。どれを買えばいいのー?
初心者、かなり悩む。
あぁ、こんなとき、痔のキャリア@夫がいてくれれば…。
痔の薬が陳列されている棚の前で長時間悩んだ末、初期症状に効くらしい軟膏を購入。
そしてレジへと向かいました。
薬にチラリを視線を送ったレジのおねいさん。商品を隠す為に紙袋に薬を入れそうになったので「あ、マイバスケットだし。そのまま放り込んでいいっス」と小声で拒否。エコロヂーだもんね。
するとおねいさん。薬を掴んで(半ば掲げるような格好で)、
「えー!? コレ、痔の薬ですよ!? いいんですか? このままで!」て。
もっすごい大きな声で…。
その声で、大勢の買い物客の視線を浴びちゃいましたやん!
んもーっ!
ところで、用法には「直接患部に塗布」と書いてありまして。
内痔核てのは穴のずーっと奥にお疣様が鎮座されておるわけで。
てことは、座薬だとか、注入軟膏みたいに、指の腹に薬をつけて、その指をググィと尻の穴の中へ、って方法で使用するもんなんでしょうか…。そもそも、軟膏を購入したこと自体が間違いだったのでしょうか。
痔ぃ様をお育てになっておられるそこの諸先輩方、若葉マークの妻にアドバイスをー!
1月19日
軟膏だなんて…座薬にすれば一発で治るのに。まぁ、普段から清潔を心がけることですね。
経験者である夫は、妻にこう助言しました。
妻が購入したのは軟膏。それだって、かなりいいお値段です。この薬を使い切らないうちに座薬を買うなんて、スゥパで一円でも安い食材を選んでいる主婦にできることぢゃございません。
「それなら、軟膏を座薬のように使えばいいんダ!」
当初は、軟膏のチューブの口を、そのまま肛門様にくっつけて注入してやろうかと思ったのですが、衛生上それはあまりよくないだろうと思いやめました。
で、指に軟膏をこってりと取り、ズボーッ!
ひゃぁー。
妻、初めての感覚に思わず力む。力むから、今度は突っ込んだ指が外せませーん。
そういえば、健康診断の際に、触診をされたことがあるけれど、医者に「力を抜いてくださーい」と何度も注意されたっけ。
力を入れた尻は、妻の指を物凄い力で吸い込んでいきます。抜こうとすればするほど、吸引力が増していくようです。第一関節、第二関節、掌、そして手首。
きゃー。
いつの間にか肘の辺りまでスッポリと飲み込まれてしまいました。
物凄く辛い体勢。
腰の骨、折れそー。
深く息を吸って冷静になろうと勤めたその瞬間…。
ズボボボボー!
妻の尻は妻の首から下を一気に吸い込んでしまったのでした。
「誰か、たすけてー!」
尻の穴から顔をだした妻は、叫びます。とゆーか、首が肛門になっちゃった妻が。
「だぁれぇかぁぁぁーあぐぐぐぅー」
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尻の穴は、最後の顔部分もすっかり飲み込んでしまいました。
コロ〜ン。
その場に残ったのは菊の御紋の入った歪な形をした印籠が一つ。
そして、どこからともなく聞こえてくる水戸黄門の主題歌「ああ人生に涙あり」。
「歩いてゆくんだ〜 しっかりと〜 自分の道を ふみしめて〜♪」
足ないしー。
歩けねーよぅ!
なんつーストーリーが、単なる妄想だったのか、明け方見た夢なのか区別がつきません。現実ぢゃないことだけは確かだと思うのですが(思うだけかよー)。
ところで、軟膏でも座薬のように使用すると、一発で治りましたよ。お勧めです。ただ、貴方の尻が貴方自身を飲み込んぢゃう可能性があるかもですけどね。
1月24日
「脳を鍛えろー!」
「脳を鍛えれば、物忘れもなくなるし、言葉が詰まって出てこないなんてこともなくなるんだゾー!」
脳トレが流行ってますね。
ご近所さんちの子供に、「脳年齢が何歳なのか、やってみて!」とDSを差し出され、試してみた妻の脳年齢は60歳でした。以前、健康診断を受けたときに「アンタの身体は60歳」と言われたことがあるので、脳と身体のバランスは完璧ぢゃん、ヤッホー。
なんて、喜んでるばやいぢゃないわけです。
いや、別に切羽詰ってるわけぢゃないけど。
でも、鍛えるに越したこたぁないわけですよね。
てことで、ココやココで升目を埋めたりなんかしながら、妻はお手軽に脳を鍛えておったのですが…。
このところ、瞼を閉じると目の前に数字や黒いマスが現れてきます。
網目柄のソファーカバーを見ると、マジックで塗りつぶしたい衝動に駆られるし、市松模様の洋服を着ている人がいると「右から、イチ、イチ、イチ〜」なんて呟いてるし…夢の中でもイラストロジックしてたりして。
目もチカチカ。
脳を鍛えて、視力を悪くし、その上精神状態までおかしくなるなんて…。
これはもしかしたら、眼科医と精神科医の陰謀なのかもしれません。
1月26日
最近、ちょっと風邪気味で、他のおばちゃんたちに「そりゃインフルエンザよ!」「きゃー、近寄らないで、うつさないでー」「タミフル貰ってきなさいよー」と言われているIさん。
「怖いわよ、あの薬。ビルから飛び降りちゃったりするんでしょ? ヤダヤダ、絶対ヤダー」
自宅の2階から飛び降りたとしても死ぬなんてことにはなりそうにないけど。
でもって、近所に高層ビルなんてのもないし。高層ビルあるところに行く用事なんてある? ないでしょ。
大丈夫ぢゃん。
「線路に飛び込んだりすることだってあんのよー」
線路もないもん。
ココ。
大丈夫。
などと優しいおばちゃんたちは助言。
けれど、彼女の目下の悩みは、自分の体調の悪さではなく、生後4ヶ月の愛犬の甘噛みなんだそうな。
「まさちゃん(旦那さん)はいいわよ。仕事だしさ。アタシなんか一日中コイツと付き合ってんのよ。この甘噛みと…。ズボンもトレーナーも穴だらけになるから、3枚をローテーションで着ていて貧乏臭いったらありゃしない」とボヤいております。
で、数日前にあった夫婦の会話とゆーのがコレ↓。
妻の悩み、夫には届かず…。
でもね、ますます大丈夫。
タミフル飲んで頭おかしくなっちゃってもさ…
飛べるよ。
その振袖で。
飛んで行けちゃうよどこまでも。
↑ここまでいったら、天国に行くのと変わんないかもだけど…。
1月30日
お散歩でよく会う犬飼い同士は、苗字ではなくワンコの名前で呼び合います。だから、名前が何なのか分からない人も沢山おりまして。
妻の場合は「サラちゃんのママ」だとか「ビックンのおかーさん」なんて言われるわけですな。別に生んだわけぢゃないのに。
先日、Iさんが久し振りにチョコちゃんというコーギーの飼い主さんとスゥパでばったり会い、新しく迎え入れたワンコの話をしたというのです。
「チョコちゃんのママ、アタシがマグを飼いはじめたこと、知ってたのよ。
それがね、パグの人に聞いたってゆーの」
パグの人?
「いつも一緒にお散歩されてるパグの人って」
いつも一緒に散歩してるのって、妻かシェルティーを連れたSさんのどっちかぢゃん。
てことは…。
「2匹って言ってたから、そう、多分アナタ。パグの人」
フレンチブルドッグをパグと間違える人はまだけっこういらっしゃるようですが…それにしてもパグの人て。
もしかしたら、パグってのはIさんの聞き間違えで、ハム(ボンレスハムみたいな体型)の人ってゆー意味だったりして。
それはそれで…(自分の腹の肉を掴みつつ)、妙に納得(哀。