■ 2月の戯言 ■

2月8日

全米から集まったダンス好きを、審査員の厳正なる(そうでもない)審査で数名に絞り、最終的には視聴者の電話投票でトップを決めるとゆー番組「アメリカン・ダンス・アイドル」とゆーのがあるのです。

歌唱力で全米一のアイドルが決まるとゆー人気番組「アメリカン・アイドル」のダンス版ですわな。

昨日の深夜、いよいよチャンピオンが決まるっつーんで、見ておったのですが(再放送だったのかもしれんけど)。

個人的にはドニエルとゆー黒人女性を密かに応援してたんですよ。

デブだから(笑。

しかし、妻の願いは届かず、笑うと歯茎が丸見えの華奢な男性、スイングの得意なベンジーさんが優勝してしまいました。

それにしても、トップ20に残った人たちは、皆さんそりゃ凄かった。

ドラリオンなんかにも出れんぢゃね? なんて人もいたし。

このオーディションに、もしもパパイヤ鈴木が出場していたら…きっと自分の職業を聞かれて「ダンサー」なんて恥ずかしくて言えないだろうなと。いや、別にパパイヤ鈴木が嫌いなわけぢゃないけど。偶然にも、昨日の昼間、NHKでサイドステップはこう〜ボックスステップはこんな感じ〜と偉そうに教えてたから。

アメリカン・ダンス・アイドルの最終審査の直前、各ダンサーたちがソロを踊ったりしとりましてね。

バレエダンサー顔負けの連続回転やったり、足を鼻につけんばかりに高々と上げたりしているシーンを目の当たりにして、妻も試しに…と思っちゃったわけです。

TVの前でエイヤー!

鼻に付くくらい前にエイヤー!

真っ直ぐ伸ばしたままエイヤー!

90度も上がりませんでした。

筋が痛いとか、それ以前に…

腹の肉が邪魔で。

ついでに言うと、昼間、パパイヤ鈴木を見ながら3分間妻も真似してボックスステップを踏んでみたのですが(懐かしいー)、足は絡まる、汗は吹き出る…。

パパイヤ鈴木より確実に無様でした。

腹の肉がタップリついてても、あの軽快さ。

パパイヤ鈴木も、やっぱり凄いなぁと。

2月13日

人は一生のうちに15トンものうんこをするそーです。

うんにゃ、5トンだヨとゆー他の人の発言もありますが、いつの時代の平均寿命で換算されたデータなのかも分からず、150歳まで生きるつもりでいる妻は、間違いなくどちらの数字も越えると思われるのですが…。いずれにしてもものすんごい量なのですよ、うんこもりもり。

これだけ多くものうんこ。

全て下水に流してしまい「ハイさようなら〜」とゆー、一期一会の間柄なんてのは余りにも勿体無い。

うんこ家電の普及。

うぐいすの糞に対抗した人糞化粧品の開発。

うんこで埋め立て国土を広げる。

いろいろ考えたのですが、数日前の散歩中、物凄い名案が!

「便秘糞だと使いづらそうだけどさ…ネットリ系のうんこって、粘土っぽくね? 陶芸家に言わせりゃ、きっと『手に吸い付くようないい土』なんだと思うけどねー。

てことでさ、うんこで器って作れないものかと、そう思うわけよ。

うんこでロクロ。

でさでさ、アラ不思議! 出来上がった椀に、お湯を注いだだけでお味噌汁になっちゃったー、なんつってー。

これぞ究極の自給自足…ブラボーエコロヂー!」

ええと、散歩仲間にも白い目で見られましたが、三連休中のキャンプでもこの発明を皆に報告してドン引きされました。

妻の思いつき(発明がいつの間にか思いつきに!…自信が失われてる証拠?)のどこに欠点があったのか、誰か教えてください。

2月15日

昨日はバレンタイン・デーでしたね。

妻は週末のキャンプのときに、参加した各男性陣に差し上げた(とゆーより、大袋に入ったミニビットを上棟式風に配っただけ)ので役目は果たしたとゆーか。

バレンタイン・デー当日の夜、お江戸にいる夫から電話がありまして。何の気なしに、チョコを貰ったかどうか尋ねてみました。

「おすそ分けで貰ったヨ」

ふーん、よかったぢゃん…って、ところでおすそ分けって、どーゆー意味?

「会社の他の男性社員が貰ったチョコをね、おすそ分けしてもらった…」

ぎゃっ!

それって、義理以下ぢゃないの。

あぁ、なんだか惨め。

お江戸でなく、仙台にいれば、少なくとも1個はもらえたのに。

近所の小学生の女の子から。

2月27日

お散歩友達のSさん(推定年齢54歳)は、数日前同年齢のお友達と一緒にコンサートに行ってきたそうです。

スティービーワンダーの。

全席11,000円。

3列目のど真ん中だったそうで。

「近かったから表情とか、すんごい鮮明に見えたよブフフ」と小鼻膨らませて自慢げ。

老眼だからよく見えたんでしょ、とはいえないいえない。

「若い人ばっかかなーと思って構えてたんだけどねー。意外と年配の人も多かったのよー。ご夫婦でとか」

年齢層が高かったとゆーから、さぞ静かなコンサートだったのだろうと思ったら…。

「そんなことないわよー。スローテンポの曲のときは腰掛けて聴いてたけど、それ以外は立ってちゃーんとリズムとってたんだからー」

そんなわけで、太股と二の腕が筋肉痛だとおっしゃいます。

二の腕が痛いのは、両手を高々と掲げて拍手してたからだとか。

歩きながら、腰を振りワンツーパンパン(←ハクシュとゆーよりカシワデ)とその様を実演してくれました。

「それがさぁー、アタシの斜め前にいたおじさんがさー、ちょっと変だったのよね。

本物のスチービー(ちゃんと言えてない)ワンダー目の前にして、興奮しちゃったからなのか痙攣し始めてね。頭がガクガクしてるしさー。うわー!大変ダ!って…。他の人はスチービーばっか見てるし気づかないし…教えようにも音がでかくて声が聞こえないみたいだし。アタシ、もぅどうしたらいいのかって慌てたのよ。

どうしようどうしよう、って。

したっけさー、痙攣ぢゃなかったのー。

それがその人のリズムの取り方だったわけよ。

んもー!

年寄りは紛らわしくていかんね」

あららー。

で、おいくつくらいの人だったんでしょうねと問えば…

「うーん、多分、50代半ば?」

だったらSさんとたいしてトシ、変わんないぢゃん(笑。

もしかしたら、Sさんだって斜め後ろの人に「前列のおばさん、痙攣してる!」なんて思われたかもよー。

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