■ 4月の戯言 ■

4月6日

本日の某局の番組でのうお座の健康運は「絶好調〜!」とゆーものでした。

素敵〜♪

そんなわけで、朝から激辛タイカレーを2杯完食。

唐辛子を触った指先で目糞まみれの瞼をゴシゴシしたため、目がチカチカ。

鶏肉の筋とゆー筋全てが歯に挟まり、その筋を舌で取ろうとして、鶏肉ではなく己の肉を思い切り噛む。ギャォーッス。

食べすぎで腹は痛いし、昨日の久し振りの山歩きで足はガクガク。

絶好調だからなのか、食べた直後にもよおしてトイレに駆け込んだら尻ファイヤー。

一体どこが絶好調なんだか…。

つか、調子に乗るなよ、妻。

ところで、昨日の散歩中に一台の乗用車が背後からス〜っと近づいてきまして。

声をかけてきたのは、T橋さん。

60代後半(推定)の井戸端仲間です。

彼女は、妻の歩き方が変だったってので(筋肉痛でマリオネットみたいだったといわれました。マリオぢゃなくてよかった)声をかけてきたわけです。

で、別れ際。

ゴソゴソと何かをやってるなーと思いきや…。

窓から手をス〜っと伸ばして「これ、やっから」。

T橋さんの掌に乗っていたのは、飴玉でした。

4個も。

しかも、ご丁寧に4個ともぜ〜んぶ封から出された裸の飴玉。

年寄りの好きそうな黒飴。

げろげーろっ。

こんな優しい人と知り合いで、妻はとっても幸せです。

あぁ、飴の舐めすぎで切れた舌も痛い。

4月9日

昨日は県議選が行われました。投票率は50.45%で、過去最低なんだそーですが…。

実は、我が家にはこの投票通知が届きませんでした。

(ついでに、愛犬の狂犬病予防注射通知書も届いておりませんの。なぁーぜぇー。高橋家はココにいるよー!)

一応、郵便局等に連絡を取って、通知がなくても投票ができるってことを知りまして。

行ったわけですよ。

近くの小学校へ。

受付けで「通知、届かなかったんですニョー」なんつって。

するとですね…。

再発行通知うんちゃらとゆー葉書に住所、氏名、生年月日を書かされたわけです。

でもね、たったこれだけ。

妻が記入した3項目を台帳と比較した後は、別に本人を証明する身分証の提示は一切求められませんでした(手ぶらで行ったので、求められても困ったんですけど)。

てことはですよ?

今回、お江戸滞在中のため投票に行けなかった夫(不在者投票も無理)に成り代わって、別の人物が投票しちゃうってのも、やろーと思えばできるんぢゃん、と。投票権を誰かに売っちゃうなんてことも、やろーと思えばできるんぢゃん、と。

ちょっと怖くなったのでありました。

それにしても、投票通知が届かないと、各方面に確認の連絡取ったりしなきゃならないし、一瞬「あーもぅ面倒臭い。投票行くのやめっかなー」なんて思っちゃうんですよね。

通知未届ってのも、投票率の低さに拍車をかけてるんでわ?

4月11日

母校や民家など計9件の放火を重ねた上、自らが放火した現場の写真をブログに掲載していた平田恵里香被告に懲役10年とゆー刑が下りました。

「9件なのに、10年ってのは、なんでなんだろーねー」

愛犬を連れて散歩しているおばちゃん3人組は、頭を捻ります。

「ほんとほんとー」

「わかんないねー」

「10ってさー、9で割れないもんねー」

3人寄ってもバカはバカ。

「日本の刑って、人殺しても15年くらいで出所すんでしょ?」

「短いよねー」

「でもさー、刑務所ってどこも満員なんでしょ?」

「でもって、囚人の飯代とか、その他諸々にかかる費用って税金なんだよね」

「うわー。むかつくねー」

ここで、ハタと妻に名案が。

犯罪行為そのものに快感を感じておる、どうしようもないヤツがおりますわな。そういう人には流刑を復活させるってのはどうでしょう。死ぬか生きるか、それは本人次第。レッツ・サバイバル。海を泳いで本土まで辿り着けたら無罪放免。

「えーっ? でも一体、どこにぃー?」

竹島。

これで、領土問題も一気に解決せんもんでしょうか。

4月13日

ハイ、みんなー、黒板に注目ー。

この図は、一体なんでしょうかぁー。 分かる人〜?

いない?

ちょっと難しいかなー。

うーん、ぢゃぁこうすると分かるんぢゃないですかねー。

あ、三列目の角刈りのキミ、分かった?

へー。ここの出身かー。ぢゃぁ、分かるよねー。そうそう、福島県なー。真ん中の丸いのが猪苗代湖なー。

はい、見事当てた彼女(彼女?)に、みんな、拍手ぅ〜。

わー。

パチパチパチ。

などとゆー脳内小芝居はさておき…。

お散歩友達のIさんは、この福島県出身でして、現在Iさんのご両親が住んでおられる県でもあるわけです。で、つい先日、Iさんのお母様がオーストラリアへ旅行へ行きまして。お土産にTシャツを大量に購入して帰って来たわけです。

オーストラリアの地図が胸にでっかくドドーンとプリントされたTシャツ。

そのTシャツをご近所の同年代の方々にお配りしたところ…。

「なんで、ふぐすまのTシャツが土産だぁ?」と皆に怪訝な顔をされたんだとか。

意外な反応に慌てたI母。

「何をたわけたことをっ! オーストラリアだオーストラリアァァァー!」と必死で説明。

しかーし。

「Tシャツの真ん中辺りを、ちょろっと破れば(猪苗代湖?)完璧だー」「んだんだ」と口々に言い合い帰っていったそうです。

素敵すぎ、郷土愛。

4月16日

先週末、近所で火事がありました。窓の外を見たら、ギャー!

も、もしかして、火柱が上がっているアソコは、ワンコ友達のIさんちぢゃない? ウソーウソー!

慌ててIさんちに電話をかけてみたら、…出ない。

いても立ってもいられず、小雨の降る中、猛ダッシュで坂を下りました。

現場はIさんちの3軒隣のWさん宅。その燃え盛るW邸の前に呆然と突っ立っていたIさんを発見すると、力が抜けて思わずへたり込みそうになったのでした。あぁ、無事でよかった。いや、Wさんちが燃えてる最中だから、よくはないけど…。

W邸は、当時家族全員出払っていて、とりあえず怪我人はいなかったし、風が凪いでいたのと小雨が降っていたため、隣の倉庫を煤まみれにしたものの火が周辺に燃え広がらなかったのが不幸中の幸い。けれど、在宅者不在の家から出火したってのを聞くと、これはこれで恐ろしいことだなぁと。

こんな大変な一日だったのですが…。

実は、妻が火災を発見するまでに、もう1つのドラマ(ドラマ?)があったのです。

ちょうど同時刻、テーブルの上に放置されていた使い古しのガスカートリッジ(キャンプで使ったこいなの)に無理矢理穴を開けてガス抜きしておったのです。普段は屋外でやるのですが、雨が降ってたから家の中で(無謀)。

で、穴をあけた瞬間、室内に広がった不快なガス臭に、うわー、くせぇくせぇ、気分悪い〜となっていたら…遠くから聞こえてきた消防車の音。その音が我が家に接近するべく、次第に大きくなったのです。

えぇー!?

もしかして、ウチ?

このボロ家って、そういう最新式の装置が内臓されてたわけ? ガス臭探知して、即座に消防署に通報するとか、そーゆーの…。

うそ〜ん。

違いますよー。

誤報ですよー。

違うんですぅー。

なんつって、オロオロした数分間。

とりあえず、証拠隠滅を謀ろうと窓を開けたところで、W邸の火災を発見したとゆー次第だったわけなのです。

ドラマとゆーより、コント。

ほんと、つくづく自分のアホさ加減に溜息なのでありました。

4月25日

バカ犬を連れたおばちゃん3人の会話。

「ペとかピとか、分からん人がよく出てくるようになったべー」

「イとかKとかゆーのもおるよー」

「あとプゥ〜とブゥ〜かヘとかー」

「ふーん、そんな人もいるんだー」

「知らんけど、いるよ、絶対いる」

「うん、いそう〜」

「チェ・ジゥとかも、ネイティブな人が発音したらペ・ブゥに聞こえるかもしれないしねー」

「だよねー。おなら女優だっちゃー」

「今日昼間TVつけたらなんか知らんけど、再放送やっとった」

「2局くらいでやってるよ」

「ハンリューブームっちゅーヤツやね」

「電波ジャックや。そのうち乗っ取られて朝から晩までニダニダ放送になったりしてー」

「ハングル語マスターしないとニゥス聞いてもわかんなくなったりしてねー。そんな風になったら困る〜」

「日本語もちゃんと喋れんのにー」

「ほんとー」

「あ、韓国の韓に流れるで、なんでハンリューて読むんだろ。カンリューでいいべ、ねぇ」

「ほんとー」

「韓国はハングルでしょ。だからハンリューなんぢゃない?」

「そっかー」

「韓て字はハンなんやね。てことはハングルのグルって何なんやろー」

「徒党組んで悪いことするあのグルぢゃない? 電波ジャックやるべーみたいな」

「なるほどー」

あ、そこの聞き耳を立てながら素通りした女子高生。

道聴塗説にならぬよう、お気をつけあそばせ。

ところで、問題です。

一行目の文章にある「バカ」の二文字は、一体どの単語にかかるのでしょうか。

4月27日

生協の宅配商品を持ってきてくれる人が、おっちゃんからおにーちゃんに変わりました。

トシの頃は24,5。

美味しそうな(おい)ジャニーズ系。

おっちゃん同様、玄関先に荷物を放置せず、チャイムを鳴らして届いたことを知らせてくれます。

「今日から担当、変わりましたー。よろしく」

そう妻を見て言った後、おにーちゃんの目が泳ぎ始めました。

え?

ナニ?

妻の顔に何かついてる?

違うわよね。

ははーん。もしかして、キミ…。

年増好き?

いや〜ん、惚れちゃった?

妻、髪の乱れを気にする素振りで襟足を押さえつけたりしてモゾモゾ。困るわぁ〜。夫のある身なのに。いやん、そんな目で見ないでー。

そしてちょっと俯いたときに気づきました。

ぎゃっ。

シャツのボタン、思い切り一段ずつズレとるがなーっ。

右見頃がベローンて長くなっとるがなーっ。

だっせーっ。

かっちょわりー。

慌てて前屈みになり一番下の段からボタンを合わせ直そうとして、再び新たな発見。

ズボンのジッパーも全開でした。

どっちだ?

お前はどっちに気づいて目が泳いだんだーっつ!?

 

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