HONDA Today

スポーツカーシリーズ?

 タミヤさんの1/24 スポーツカーシリーズNo.57(接着剤不要のスナップキット・モーター付き・別売単3電池1本仕様)は初代ツデイ。ツデイがスポーツカーとは恐れ入ります。

HONDA Today とは

  初代ツデイを知らない若い人の為に解説しよう。1985年、ワンダーシビック、初代シティ、アコード(リトラクタブルライト)と今ほどは利益は出してはい なかったが、本田技研が最も輝いていた時代に、久しぶりに軽ボンバン市場に再参入した意欲作。当時の軽自動車が皆トールボーイで室内空間を稼いでいた時代 に、タイヤを4隅に追いやり、シビックで支持を得た手足を投げ出すスタイルをとり、ペンタストリームと自ら名乗る未来車的な、デザインとも相まった異色の 存在であった。尤も私にはマヨネーズのチューブが連想される形であった。イメージキャラクタに歌手になる前(モデル時代)の今井美樹を起用し、軽ボンバン の最大のお得意様にアピールしようとしていたが販売は思わしく無かった模様。丸目の初期型は29馬力2気筒エンジンを積み、その低くスポーティな外観に反 して当時の最弱馬力車であった。税制も今と異なり、4ナンバの軽貨物車が主流でツデイも例に漏れずリアサイドグラスにはその証である桟が縦に着いている。 特別仕様に白ツートンで5速MTを備えたリミテッドと、12色もの色バリを揃えたポシェットがある。グレードは上からG・M・Fのシンプルな構成。

HONDA Today の歴史

  この車はマイナーチェンジで大きく改訂される癖がある用で、初代はマイナーチェンジでエンジンの3気筒化、バルブ数に至っては4バルブ(1気筒あたりでは ない)から一気に12バルブに進化するとともに、魅力的な丸型ヘッドライトは兄貴分のシティが二代目になったときと同じく異形2燈になってしまい、当時所 ジョージをして、エンジンだけ替えれば良かったのに、と言わしめたのはツデイファンの間では有名な話である。

 2代目 は独立したトランクをもつセダンだけであったが使い勝手の悪さから余りに評判が悪く、ハッチバックの旧型に「ハミング」のサブネームを付けて売ったらそっ ちの方がよっぽど売れた程の不人気で、マイチェンでハッチバックにボディ形式まで変更してしまった。しかし逆スラントするリアクオータガラスの形状は後の メルセデスAクラスに影響を与えたとも言われている。そして1998年の軽規格変更でその名前はラインアップから外されてしまった。寂しい限りである。

 しかし必ずや20年後にはこの偉大な「ツデイ」という名前は、青山の箪笥の奥から引っぱり出されてきてホンダの新ジャンルの軽自動車の名前に使われることになるのであろう。

 その日が来るのを待つのみ。



三面図

 とりあえずTodayの三面図とダッシュボード図を掲載します。本当はリアクオーターからの眺めが一番似ているのですが。細部の比較はまた日を改めて。





上がツデイ(輸出仕様)ダッシュボード。

左のツインゴのダッシュボードと、とくと較べて御覧あれ。

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