〜 パリ花研修レポート 2004.9.1-9.7 〜 

パリのフラワースクールエコール・ド・フルールでマスターコースのレッスンを受けてきました。       レッスンの様子は9月3〜4日、メゾン・エ・オブジェ(見本市)の見学は5日です。

9/1/04(Wed)
1日午前11時過ぎ JAL405便にて成田を出発。
のんびりと映画(トロイ)を見ていたら、突然 パイロット自ら
「シートベルトを確認してください!乱気流に入りますっ!」のアナウンスが。
ドキドキの初体験でした。その後は快適なフライトでした。

シャルル・ド・ゴール空港に到着後 大阪でお花の教室を主宰されている千草さんと合流して
ホテル・ブルガンディへ向かいました。マドレーヌ寺院から徒歩数分の古いプチホテルですが
接客も気持ちよく、ロビーのあちこちに飾られたコンポジション(=アレンジメント)も素敵でした。
この日は 明日に備えて早めに休みました。
         
左:ホテルは古くても味わいがあります。  中:フレンチスタイル?  ランプのデザインがお洒落。 右:数軒隣のパン&ケーキのお店 ペルティエ・ド・シャンパーニュ は東京にもお店があるそうです。(ショコラのパンは普通に美味しい)

9/2/04(Thu) am
レッスン前日、丸一日観光できる日です。そして朝からゆっくりパン屋さんへ行ける日。
気になるお店の中から、7区にあるブーランジェリーPOUJAURAN(プージョラン)を選びました。
プージョランは一番行ってみたかったお店で、ホテルからも割と近くでした。
(場所は メトロ8番線 Latour-Maubourg駅より徒歩5分位 ジャンニコ通り沿いです)

さすがに朝(10時前)はパンが豊富で 選ぶのに困りました。
日本人にちょうど良いプチサイズが充実していてうれしかったです。

買ったのは バゲット1/2、プチ・セーグル2種(ノアレザンとアプリコット)、アップルパイ、マカロン。
写真には写っていませんがマドレーヌ(美味!)。
出来たてのバゲットは、表面はパリパリ、中はもっちりして本当に美味しかったです。
何もつけなくても軽く1本食べられそうでした

アプリコット・セーグルも感動的な美味しさだったし…ハズレなしでした。でもやっぱりバゲットがno,1!

プージョラン周辺には他にもパン屋さんが点在していました。パン好きさんは要チェックエリアです。

  左:本で見た通りブルーとピンクの可愛い外観!と壁に書かれた犬がお出迎え。空いていたのでゆっくり選べました。  中:紙バッグもお洒落。パンを包む袋までプージョランのお店と車のイラスト入りです。右:上のアップルパイとマカロンは午後のおやつに…。

プージョランを後にして バゲットを食べながら駅に向かう途中、素敵な花屋さんを見つけました。
千草さんの話によると写真左のお店は雑誌「花時間」に掲載されていたそうです。
7区はパン以外にお洒落な花屋さんも多く 機会があればまた行きたいです。

            左:un joue-de-flerus(ナチュラルテイストのアレンジ) 中:Erick Falu(写真は竹を使ったディスプレイ) 右:Rosed' Encore(店内ディスプレイ・パラのアレンジが中心) *全て許可を得て撮影しています。

9/2/04(Thu) pm
美味しいパンを食べた後は美味しい紅茶を求めてFAUCHON(フォション)本店へ。
地下のセルフには行ったことがあるのですが、2階のお洒落なサロン・ド・テは初めて。
アールグレイとローズティーを注文してシェアしました。ポットに3杯分はありました。

ケーキはショーケースから選びます。(写真右)
苺のティラミスは甘すぎず、チーズと甘酸っぱい苺のピュレが絶妙。
      左:フォション本店 右サロン・ド・テのケーキのショーケース。芸術品のようなケーキ。

ティータイムの後は、別棟の食品館の1階でお土産を購入。2階のティー・コーナー(写真左)では、 香りのテイスティングをして好みの紅茶を買うことができます。

   中:フォションではsoir de France(ソワール・ドゥ・フランセ=フランスの夜)というネーミングの紅茶を選びました。フルーツとローズのブレンドティー。右はHEDIARDの紅茶エディアール・ブレンド(缶のイラストはお店の外観)

フォションのすぐ近くにあるHEDIARD(エディアール)では大好きなエディアールブレンドを買いました。個人的にはフォションよりエディアールのお店のディスプレイが好きです。

マドレーヌ寺院の駅からオペラ座へ。次はパリ郊外ノルマンディー地方のジヴェルニーへ向かいます。
マドレーヌ寺院 オペラ座

9/2/04(Thu) pm
パリ郊外にあるGivernyジヴェルニーへは、以前一人で電車とバスを乗り継いで行ったのですが
迷ったりして時間がかかったので、今回は半日バス観光(1時半〜6時)を利用しました。
シャンゼリゼなど にぎやかな通りを抜けて約1時間半で到着です。

モネの家(サロンやキッチン)を見学した後、モネ自身が作ったガーデンと睡蓮の池へ。
ノルマンディー地方は気候がとても変わりやすく 3日に一度は雨が降るそうで
そのため緑が色濃く、一日の光の変化も多いので、モネはこの地を気に入ったそうです。
モネはパレットの上で決して色を混ぜずに 彼の代表的なカラーの一つ「青紫」は
赤の上にブルーを少しづつのせて作ったそうです。
モネの絵そのままの光景がここには残っています。

                左:クロード・モネの家 右:家の前のガーデン (4〜10月末 公開)

  「睡蓮」の池(まだ咲いていました!) 右:モネの絵のような構図で撮影してみました。

ガーデンを見学をした後、のどかな街並みを散歩しました。
色鮮やかな花が咲き乱れ、レッスンでも使用した小さなりんごの木を至る所で見かけました。
ダンナさんのお土産に手作りのシードル(りんごのお酒)を買って帰りました。
(続く…次はおすすめカフェ)
   手作りシードルのお店

9/2/04(Thu) night
ジヴェルニーより パリ(オペラ座)へ戻りました。(途中ダイアナ妃の事故現場も通りました)

オペラ座の裏手にあるオ・プランタンの最上階カフェFloへ。
このカフェからは、フランスの重要文化財に指定されているプランタンのシンボル
クーポール(丸屋根)の美しいステンドグラスを眺めることができます。
真下がカフェなので やわらかい光に包まれる感じで一見の価値有りです。
パリは木曜に限り ほとんどのデパートが夜遅くまでオープンしています。(プランタンは22時まで)
プランタンを出たのは7時近くでしたが、美術館や博物館も9時半頃まで開いてるので
タクシーでオルセー美術館へ向かいました。 

アール・ヌーボー様式の老舗デパート プランタン

パリの美術館の中ではオランジュリーがお気に入りですがここ数年閉館中です。
工事中に遺跡が見つかったとかで作業が中断しているそうです。
(2005年オープンの予定ですがどうなることか…)

ルーブルの対岸にあるオルセー美術館は 印象派画家の傑作が所蔵されています。
駅舎を改装した内部はプラットフォームのよう(写真左) 両側の部屋に作品が展示されています。
千草さんが持って来てくれた効率よく見てまわる資料をもとに さくっと鑑賞して
2階?にある豪華な内装のレストラン(写真中)で食事をしました。駅舎当時にあったホテルの食堂を再現しているそうです。 残念ながらお食事はいまいちでした。
でも日本では味わえない素敵な空間なので、ティーブレイクにおすすめです。
レストランのアレンジ

  モネの睡蓮(白内障が進むにつれモネの目には睡蓮の池がブルーに見えたそうです…)

ホテルに戻ったのは10時過ぎ。
長くて楽しい一日が終了〜。翌日からレッスンです。

9/3/04 am
今回レッスンを受けるフラワースクールエコール・ド・フルール
コンコルドにある名門ホテル・クリヨンのディスプレイアレンジメントを担当しているので
レッスンもこのホテルでおこなわれました。(なんて贅沢な環境!)
ホテル内は撮影禁止ですが、赤とオレンジのバラのアレンジが豪華でした。
早めに着いたので、コンコルド広場で写真撮影。ここはマリー・アントワネットが亡くなった場所。
(クリヨンには宿泊したお部屋が今も残っているそうです。)
毎日汗ばむほどの暑さですが、凱旋門へ続く並木通りはすっかり秋色にかわっていました。
右奥がクリヨン 

さて 午前中はホテル用ディスプレイ・アレンジのレクチャー&デモンストレーション。
講師はとってもキュートなパリジェンヌのカトリーヌ。(通訳の方もフローリストなのでわかりやすい!)
彼女の作り出すホテル用のディスプレイアレンジはとてもドラマチック。
360度 どの角度からみても素敵。日本でもおなじみの風船とうわたやアワの下にランやバラの高価な花が見え隠れしているアレンジなんて見たことない。面白いなぁ。
ディスプレイ用なので、テーブルに葡萄やリンゴ(ジヴェルニーで見かけたミニリンゴ)を飾って完成!

  

午後はランチの後、ウエディング・ブーケをつくります。

9/3/04 pm
ルーブル美術館の敷地にあるカフェ・マルリーでランチタイムです。
こちらは、ガイドブックにも載っているカフェなので
テラスでお茶をしたことはあったのですが、店内でお食事するのははじめて。 
バラのスパイラルのアレンジメントは壁との調和を考え飾ってあります。お洒落!

カフェ・マルリー

ボリュームのあるランチの後、チュイルリー公園を散歩しながらクリヨンへ向かいました。
整備された美しい花壇や並木道、噴水の周りでは日光浴をしている人が沢山いました。
可愛い回転木馬もあって、ここは家族の憩いの場のようです。

チュイルリー公園

9/3/04 pm
ウエディング・ブーケのレッスンではシャルル・ド・ゴールという香りの良いバラを使いました。
(パリでは、白一色よりもカラー・ブーケが好まれるようです。)
カトリーヌのデモンストレーションの後 花材の配置、ステムの長さなど自分の好みで作ります。
チュールは中央にリボン結びする人もいれば、飾らない人も。ステムの短いブーケはよりラブリーに。 
参加者のほとんどの方が講師なのでレベルが高く 同じ花材でも表情の違うブーケができました。
他の方の作品を見ることも勉強になります。
(今回は上級レベルクラスを特別企画されました。詳細はこちら
私の作品

ブーケ製作の次は 一つの花で作るプチキャンドル・アレンジメント。
左からあじさい、ユーチャリス、バラです。好みのお花を選んで一つ作りました。

  私はバラの花びらでつくりました

レッスンが終わったのは6時半頃。
お友達のKAZUさんから「時間があったらハマム体験してみて〜」と言われて早速行ってみました。
ハマム(HAMMAM)とはイスラム式サウナです。
KAZUさんが教えてくれたハマムは イスラム寺院モスケ(LA MOSQUEE)の中にありました。
扉を開けるとそこはアラビアンナイトの世界。壁のモザイクが美しい。
驚いたのは、若くてスタイル抜群)のパリジェンヌが多いこと!しかも下だけ水着を着用しているし。
裸の私はちょっと恥ずかしかったです…。
大理石に寝転んで50〜60度の蒸気浴を堪能。お肌はしっとりツヤツヤ。
なぜかシャンプー禁止なのでホテルでもう一度シャワーを浴びることに
(笑) 面白い体験でした!

モスケ全景 (この時期のパリは9時過ぎると薄暗くなります) LA MOSQUEE: メトロ7番線Place Monge [プラス・モンジュ]徒歩5分 

9/4/04 am-pm
2日目のレッスンは10時前からスタートしました。
まず一つめは バラとあじさいのキャンドル・アレンジメント
パリはあじさいの種類がとても豊富です。
英国のレッスンで聞いたのですが、6〜9月の気温があまり変わらないので咲き続けるそうです。
写真ではわかりづらいのですが、このアレンジでは鮮やかなピンクを使用しています。
ジヴェルニーでみたあの小さなリンゴを飾りつけて完成。
可愛いのに甘すぎないアレンジでとても気に入りました。(カトリーヌのデザインセンス大好き!)

次はフランスの田舎風ブーケのレッスン。
コンセプトは田舎に咲く草花を摘んでブーケ(花束)にする。作りすぎない、考えすぎないこと。
しっかりスパイラルに組みながら自然に束ねた(ように見える)ブーケはとても難しいと思います。
片手では持ちきれないボリュームなので、最後はテーブルの角で支えながら組みました。
(汗だく…)
一番お気に入り 両手で支えてます

9/4/04 pm
レッスンも終盤です。写真はオートクチュール・ブーケのレッスンでつくったもの。
ファッショナブルで個性的なショータイプのブーケです。
写真ではわかりづらいのですが、巻きつけた大きな葉が正面から見ると偶然ハートにみえて
カトリーヌも ハートのシェイプが可愛い と言ってくれました。
 
長さは1m位あります
最後はカトリーヌのデモンストレーション。
お花と野菜を組み合わせた力強いコンポジションはとても素晴らしいものでした。
今回特別にディプロマ授与もありました。 2日間のレッスンは無事終了です!

夜は 千草さんとこのレッスンを企画してくださったSawakoさん&Tomokoさんもご一緒に
バトー・ムッシュで 夕暮れのセーヌ河下りを楽しみました。
最寄の駅を出ると、「自由の炎」という記念碑がありました。 この下のトンネルがダイアナ元妃の
事故現場なので沢山のお花が供えられていて 私もおもわず手を合わせていました…。
約1時間のセーヌ河下りの後は マドレーヌ寺院近くのポトフ専門店で打ち上げをしました。
ポトフは普通でしたが煮込んだ野菜をたっぷり食べることができたのは良かったかな。

  薄暗い中、船に揺られた割にはよく撮れていた写真。9時半過ぎると真っ暗です(右)。地下鉄 9番線 Alma Marceau(アルマ橋ぎわ)

9/5/04 am-pm
今日は、
世界のトップメーカーが集うトレードショーメゾン・エ・オブジェを見学する日ですが
その前に バリ郊外にあるヴェルサイユ宮殿に行きました。
今回はじめて宮殿内を日本語音声ガイドを聞きながら周りました。
宮殿内は大混雑なので ガイド付ツアーの場合じっくりみれないし聞き取りにくいこともあるけれど、 ガイドフォンはリピートもできるし内容も分かりやすくて良かったです!
(おじさんの声はちょっと変です)
 
ヴェルサイユ宮殿内部と宮殿から撮影した庭園 右:トラム乗り場より撮影(宮殿裏側のガーデン)

お天気に恵まれたので、トラムを利用してプチトリアノン〜グラントリアノンに足を伸ばしました。
プチトリアノンはマリー・アントワネットが過ごした場所。(12時より内部見学できます)
ヴェルサイユ宮殿のように豪華絢爛ではないけれど インテリアは上品でお洒落。
ガーデンも自然な感じで落ち着きます。
ここまで来ると観光客はぐっと減り、のんびりと散策できました。
宮殿に戻る途中 運河近くのカフェテラスでランチタイムにしました(写真中)
プチトリアノン
の庭園  ランチは、キッシュとクロックムッシュをシェアして。(美味) 右:Volvicヴォルヴィック・シトロン(レモン)は日本でも発売してほしい。

ヴェルサイユ宮殿は朝9〜10時に訪れるのがベスト。(トリアノン〜運河もオススメです!)
日曜日にも関わらずほとんど待ち時間はなく、効率良く見てまわることが出来ました。

パリ市内にもどり、電車を乗り換えてパリノール見本市会場へ。
世界に最新トレンドを発信して注目を集めるメゾン・エ・オブジェ
国際室内装飾見本市の見学です。
(チケットは レッスンを申し込んだ時に手配していただきました)
一日では回りきれない広さなので、とりあえずホール4〜6のフラワーショップや
ホームインテリア、アクセサリー(小物)を中心に見てまわりました。
趣向を凝らしたトレンドショップのブースはため息の連続。買えないのがツライ!
場内は写真撮影禁止なのですが、ベルギーにあるフリーズドライ・フラワーの会社の男性が
とても親切で 写真も撮らせていただきました。
この見本市の休憩所に設けられたカフェはマリアージュ・フレール。さすがパリ最大の見本市!
フリーズドライ・フラワーのブース


ホテルで作品を並べて記念撮影をしました。
今回のレッスンはすべて生花でした。日本に比べて持ちも良さそうです。
プリザーブド・フラワーは、パリでは敬遠するデザイナーも多いそうです。(カトリーヌもそうかな)
また レッスンで使用した花(バラ)はどれも綺麗に開いていました。「作った時の美しさが大事だから」カトリーヌの言葉と美しい笑顔が印象的でした。
(ウエディングブーケも挙式30分前!に作ることがあるそうです)

レッスンで作ったアレンジメントは、もちろん日本に持ち帰ることはできません。
ホテルには専属のフローリストがいるので飾ることはできないということで
「ガールフレンドor奥さんにどうぞ〜」と渡すと すごく喜んでくれました。

ホテルにて 左:部屋の窓際にラッピングした作品を並べて撮影しました 右:千草さんのアレンジと一緒に…記念の一枚

9/6/04 最終日
早朝7時 ホテルの朝食でスタート。
最後に行こうと決めていたカフェ ル・パン・コティディアンで朝食をとりたかったので
カフェオーレとフルーツを少々。
今回一番美味しかったホテルのカフェ・オーレ(どこで飲んでも美味しいんですけどね)
ホテルの朝食も充実していました。
パンも毎日少しづつ種類が変わります。特にブリオッシュがお気に入りでした。
カットフルーツも種類が豊富。他にもいろいろ。毎朝これでパワーチャージできました。

ホテルから約15分歩いて ル・パン・コティディアンに到着。(チュイルリー駅近く)
ここはベルギーに本店がある天然酵母のパン屋さん。
数種類あるプティ・デジュネから 量が少なそうなのを注文したのですが パンはカゴ盛り。
ドリンク(フレッシュジュース、カフェオーレ)付きで ジャムやスプレッドは大きなビンのまま
トレーに並んでいて好きなだけ塗って食べられます。(写真左)
ジャムはストロベリー・マーマレード・アップル 甘すぎず自然な味わいで素朴なパンによく合います。
ミルクスプレッドもやめられないとまらない…。他にはピーナッツバターとチョコレート。
美味しかったので残りのパンにいろいろ塗って挟んで持って帰りました
(笑)

プティ・デジュネの後は 電車で老舗のパン屋さんポワラーヌへ。
ここのパン・ド・カンパーニュは有名。
周辺のレストランでは「ポワラーヌのパン使用」とわざわざ表示してあるそうです。
カンパーニュ、セーグル、ガレットをお土産に買いました。

左:ル・パン・コティディアンのプティ・デジュネ(カフェオーレカップが可愛い) 中:ポワラーヌ(サンジェルマンデプレ近く) 右:ポワラーヌのパン (自宅で撮影)

その後 ルーブル美術館へ。見たい作品だけを約1〜2時間さくっと見学。
友人に頼まれていたサモトラケのニケ(=ギリシャ神話の勝利の女神の像)のミニ・レプリカをゲット。
この日も晴天で コティディアンのサンドイッチを食べながらルーブル周辺を散策。
ロキシタンで精油やハーブ石鹸などを購入しました。

 左:ルーブル美術館入口周辺(後方 美術館) 荷物検査の後エスカレーターで降ります。中:出るときはらせん階段で (出入口は他にもあります)

時間も迫ってきたので 最後は電車でジョルジュ・サンクへ。
シャンゼリゼ通り沿いにある老舗のカフェ フーケで カフェオーレ・タイム。 
(私はブラックコーヒー派ですが、パリではカフェオーレ 一辺倒なのです)

パリ花研修レポでよく登場した「スパイラル」というテクニック。左写真はホテルの近くで見かけたお店のディスプレイ、美しいスパイラルのアレンジメントです。(一定方向に茎を束ねます)

午後3時前にホテルに戻り 千草さんと一緒に空港へ向かいました。
千草さんは関空、私は成田空港へ。 
旅の最後のサプライズは、機内からオーロラを見ることができたこと!充実のパリ花研修でした。

おわり